人は人の中で育つ
小3長男が学校に行かない期間をへて、フリースクールに通いだして4ヶ月。
新しい環境と新しい生活に、最初は親も子も不安になったりそわそわしたり、葛藤したりと感情がいそがしかったけれど、やっとすこしづつこの新しい生活がなじんてきた。
同時に、長男の変化を感じることが増えた。
最初は小さな小さな変化だったけれど、小さな変化が積み重なって、学校に行きたくないと泣いていた頃から別人かと思うような大きな変化を感じることもある。
これは長男の性格や性質なのだろう、と思っていたことも、実はそうではなかったと思わされることが最近あった。
フリースクールの先生に家での様子とともにそれを伝えたら「人は人の中で育ちます」と言われて、そうだよなぁと思ったのだけど、改めて考えてみるととても奥がふかい。
家族も育つ環境にいる人だし、学校という場所やお友達もそう。
人はその環境の中で規定された思考や行動に影響を受ける。
それは大人だって、会社だって同じで。
いまの自分だって、これまで関わってきた人たちとの関係の中で育まれてきている。
長男の性格のように思えていたものが実は環境の中でつくられたひとつの側面だったとして、同じように、大人だって自分の性格や価値観や信念のようなものは以外と固定的なものではないはずで。
なにか変化をつくりたいときに、環境をかえるというのは今とは異なる人からの影響を受けるということなのかもしれない。
フリースクールという新しい環境、新しく出会った人たちの中で長男は新しい自分を見つけているのだと思う。
フリースクールの先生や小学生のスクールカウンセラーの先生、親以外に長男をあたたかく見守ってくれている大人がいることがとてもありがたい。
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