0歳次男がくれたたまごボーロ。
イヤイヤ期のウォーミングアップなのか、「イヤ」という意思表示がはっきりしてきた0歳次男。
あんなに大好きだった赤ちゃんせんべをだしても「おれ、もうあかちゃんじゃないんで」みたいな興味のなさ。
けっこう前からおかゆもあまり食べず、何回か軟飯をへて、最近はもう大人と同じお米を食べている。
ちいさなちいさな一口サイズのおにぎりをつくる気力がなくって野菜スープ的なやつにお米まぜて雑炊っぽいというか、離乳食ぽいのを出しても、「かたちがあるやつがいっす」「手づかみで自分で食べたいすけど」みたいになる。
そんな次男、おやつのたまごボーロは食べる。
食べはじめた時期が赤ちゃんせんべより遅かったから赤ちゃんご飯認定されてないのか、まだあきてないだけなのか。
よく食べるが、途中でつかむのに失敗し、たまごボーロが床をコロコロコロ〜と転がってしまった。
あらたいへん。
たまごボーロが床を転がるのがおもしろくなってしまって、わざと落としまくる。かんべんしてくれ。
そうそうにおやつの店じまいをして床にちらばるたまごボーロを拾う。
どうしよっかなーと一瞬考えて、ポイッと口にいれる。
ちょうど小腹もすいてたし、なんだか久しぶりにたまごボーロを食べたくなって。
それを真剣な顔でみていた次男。
わたしが口にポイッといれたのをみて大興奮(なぜ)
床におちたたまごボーロをひろったので、なになにやるやん!自分で片付けてくれてたすかるー!と思っていたら、にこにこしながらノッシノッシとやってくる。
うん??
と思ったらたまごボーロをもった手を選手宣誓みたいに一生懸命上にあげている。
どしたの?と聞いても答えが返ってくるはずもなく、わたしの膝によじ登ってくる。
なになに?とあせって言ってたら、口にたまごボーロをつっこまれた。
えええーーーー、くれたの?たまごボーロ。
もぐもぐしながら、ありがとうと伝えると次男はキャッキャッキャッキャと笑って再びたまごボーロ探しに出かけていく。
そしてまた選手宣誓してたまごボーロを高々とアピールして、わたしの口につっこむ。
新しい遊びに大興奮の次男の勢いはとまらず、おかげで床のたまごボーロはあらかたなくなり、わたしののどはからっからになった。
3回食になってから、ご飯の時間がゆううつで。
さっき食べたはずなのにすぐ次のご飯の時間はやってくる。
大人のご飯、長男のご飯(偏食のため大人と別に用意することが多い)、次男の離乳食。
3種類のご飯を3回作るとエネルギーすいとられるし(夫がつくってくれるときもある)、床にとびちる離乳食を片付けるのもめんどくさい。
ご飯をつくるのはきらいじゃないけれど、さすがに毎日毎日続くときつい。
そう思っていた。
でも、いつもご飯のときにご飯を次男の口に運んであげているのとおんなじことを次男にしてもらって。
食べてもらうってうれしいことなんだよなと思った。
口に運んでくれる人がうれしそうだとなんだかこっちもうれしいなと思った。
さいきん、次男に離乳食をあげるとき、わたしはどんな顔してただろう。
食べる側から、口にご飯を運んでくれる人の顔はこんなによくみえる。
それが今日わかったこと。
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