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伝えたい気持ちで文章はうまくなる。

小1息子、毎週末に日記の宿題がでるようになってもうすぐ5ヶ月。

引き続き、どうしたら楽しく日記を書けるのか、試行錯誤しながらサポートをしている。


そんな宿題の日記。

さっと書ける日もあれば、書くことない、書きたくない、という日もある。

書きたいことはいっぱいでてきても、いざ書く段になると字を書くのがめんどくさくなって(!)、「これはいいや」とバッサリ切ってシンプルな日記になることも多い。

が、今日はちがった。


なにを書く〜?という話をしているときに「焚き火のことはどう?」と提案したら、「いいね!でも、落ち葉の山をつくったこともいいんじゃない?」と言うので「落ち葉の山もいいねぇ」とこたえた。

「うーん、どっちがいいかかなぁ?」と聞かれて「どっちも書いてみたら?」と言う。

たくさん書くのがめんどくさい息子は、こういうとだいたいいつも「いや、こっちでしょ!」と自分で選ぶことが多い。

でも今日はなぜか「いいね!どっちも書く」というからおどろいた。

昨日の落ち葉の山づくりと焚き火がよほど楽しかったらしい。


書きはじめてからも、つくった落ち葉の山について「どんな大きさだったの?」と聞くと「大きかった!」と言いながら「うーん、大きな大きなって書き方がいいんじゃない?そのあとに、ぼくくらいの大きさでしたって書いたら先生わかるんじゃない?」と言った。

内容ではなく、文章の表現に自分でこだわって書くのははじめてだった。

おどろいたのと、ちょっと感動して「いいね!いいね!」と言ってたら、「しゅうちゅうできないからちょっとしずかにして」とおこられた。ごめんよ。


落ち葉の山と焚き火について書き終わった息子が、「しゃしんはりたい!先生にみせてあげないと!」と言う。

わたしのスマホをみながら自分で写真を選ぶ。

落ち葉の山の大きさがわかる写真と、1番大きな火の焚き火の写真(息子は日記で、火が大きくてびっくりしました、と書いていてだから火が大きい写真がいいねと言っていた)を選んでinspixで印刷。

大切そうにノートに貼っていた。


息子をみていて、文章をうまく書くために必要なのはやっぱり伝えたいという気持ちだなと思う。


落ち葉の山の大きさはどうしたら伝わるだろう?

焚き火の火の大きさにびっくりした気持ちをどう伝えよう?


そんな伝えたい気持ちが、工夫をうむのだ。

その気持ちがほんとうに尊くて、大切だなぁと思う。


そんな息子の気持ち、先生にも届くといいなぁ。

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