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役割があると楽しくなる。

今日は一日大きな公園のプレイパークへ。


プレイパークは、自由だ。

だけど自由だからこそ、自分で遊びをみつけたり、つくったりしないと楽しめない。


そこに滑り台があれば、なにも考えず滑り台をのぼってすべったらいい。

でもプレイパークにあるのは道具だけ。

なにをしよう?


気になる遊びをしてる子たちの近くに行ってみたり、ちょっと混ざってみたり。


落ち葉をたくさん集めて大きな大きな落ち葉の山をつくって、木の枝からジャンプしておりてみたり、スケーターをそりがわりに山の斜面をおりたりしていたら「焚き火するよー!」と声が聞こえた。

「やってみたい」と言った長男は、焚き火の荷物を運ぶのを手伝い、小枝を拾い、火がついた焚き火に小枝をさしていく。

子どもたちの興味はどんどんかわる。

いろんな子がいれかわりたちかわり焚き火にやってくる中で、ずっと焚き火をしてたのは長男だけだった。


そうこうしているうちに火が消えそうになる。

子どもたちはどんどん小枝を火にくべるので、枝もなくなる。

それまで大人に教えてもらったり手伝って焚き火をしていた息子に火を消しちゃいけない!とスイッチがはいる。

「ママ、枝を集めてくるから火を守ってて!」

そういって枝を集めに行く後ろ姿はかっこよかった。


戻ってくると、「ぼくはこの枝をいれなきゃいけないから、ママは木を集めてきてください」と指令がでる。

がんばって遠くまで行って太めの枝をさがして戻ってくると「みんなー!ぼくのママがいい枝をみつけてきてくれたよー!」と教えている間に、子どもたちがどんどんわたしが集めてきた枝を燃やす。

「ママの木は人気だねぇよかったねぇ」と満足気な様子の息子。

木の枝をひろってほめられてホッとしてると「ママ、また木がなくなるよ。回収お願い!」とけっこう人遣いがあらい。

それでも火を消さず、みんなで楽しく焚き火ができるように、息子はとても一生懸命で楽しそうだった。



たくさんのルールと決められた時間割で動く小学校生活とは真逆のような空間に最初はとまどっていた長男だったけど、焚き火を守るという役割を見つけてからはとても自由に楽しく動いていた。

彼なりのリーダーシップを発揮していた。


コンテンツも役割もない場所では人は手持ちぶさたになる。

手持ちぶさただと長くその場にはいずらくなる。

だけど、役割があるとその役割をとおしてほかの人とコミュニケーションをしたりリーダーシップを発揮できるようになる。

安心してその場にいて楽しむことに集中できるようになる。

と、そんなことを思った週末。


個人的にも久しぶりの焚き火にテンションあがりました。さつまいも焼きたかったなー。


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