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beの肩書きワークショップのこれまで、これから。

あなたは何をしている人?(do)ではなく、あなたはどんな人?(be)

どんなことにワクワクする人なのか。
どんなことを大切にしている人なのか。
どんなことに楽しみを見つけ、どんなことにこだわる人なのか。


beの肩書きは、自分らしさを言葉にすること。
自分らしく物事を面白くして生きること。

beの肩書きは相手をより理解する助け。
深く知ると、前よりちょっと相手を好きになれたりする。


そんなbeの肩書きをつくるワークショップが大好きで、友人と一緒にやったり、会社のチームでやったり、仕事としてお客さん向けにやったりするようになってなんともう3年がたつ。

ワークショップは、beの肩書きの提唱者である兼松さんがオープンソースで公開してくれていて、本でも紹介されていて(わたしもコラムを載せていただいた)いる。

それをベースにしつつ、その場の目的やメンバー、時間などによって毎回カスタマイズしてやっている。


beの肩書きワークショップやってほしい、やり方教えてほしいと相談を受けることも多いので、これまでにやってきたbeの肩書きのワークショップについてまとめます。

beの肩書きとは?

元greenz.jp編集長で勉強家の兼松さんが発案した考え方で、所属や職種などの「do」、つまり「私はこんなことをしている人です」ではなく、「私はこんな人です」というbeをを表す肩書きのこと。

どんな人向けにどのくらいやってきた?

数えてみたら3年間で30回以上のbeの肩書きワークショップに携わっていました。(びっくり)

関わり方としては
・ひとりでやる
・企画して集客してファシリもする
・企画だけする
・会に呼ばれてファシリをする
・やり方教えてと言われて資料を提供してアドバイザリーをする

個人的には、当日の参加者の人がワークを通してぐっと距離が近づいたり表情がかわっていくのをみるのがとても好きで幸せな気持ちになります。


どんな人たちと一緒にやってきたかというと
・知人友人
・所属してるコミュニティーで
・会社のチームメンバーと
・子育て中の女性たちと
・保育士の方たちと
・支援の仕事をしている方たちと
・マネージャー研修的な会で
・新卒研修的な会で

おもしろいのは組織にもけっこう効くというか、キャリア開発的な側面だけでなく組織開発的な側面があって、チームでやると相互理解やチームビルディングにつながるなーと思っています。

何人ぐらいでできるの?

4人集まればできます。
4人より多いときは、3〜4人のグループに別れてワークをすることが多いです。これまでだと30〜30人くらいで行うことが多く、多いときで50人くらいでした。

どんな内容?

内容は毎回カスタマイズしていていたり、ブラッシュアップしているのですが、おおきくわけると4パターンにわけられます。

①beの肩書きで1年を振り返る
その年1年の出来事を洗い出した上で、beの肩書きの視点で1年を振り返って語ってみて、最後に自分のbeの肩書きを言葉にするもの。

②beの肩書きでこれまでの人生を振り返る
①の1年の振り返りの人生バージョンです。4つのdo×beの肩書きと4つを統合するBEの肩書きを言葉にします。
4つのパターンの中では、これがフルバージョンで、時間がたっぷりとれるときにはこの形にすることが多いです。小さい頃からのエピソードがでることで、よりしっくりくるbeの肩書きがでてきます。

③beの肩書きでこれまでの仕事人生を振り返る
4つのdo×beをあつかう②の、1つのdo×beパターンです。1つのメインとなるdoの肩書きに対してのbeの肩書きを言葉にします。
職場や研修などで行うときにはこのパターンが多いです。この派生として、1つのdoを仕事ではなく「母」という肩書きで子育て中の女性向けに行ったりもしました。

④自分らしさを言葉にするBEの肩書き
doの肩書きにとらわれず、自分らしさを表すBEの肩書きを言葉にするパターンです。時間が短いときやbeの肩書きに興味をもってもらうきっかけとして行うショートバージョンです。

ちなみにオンラインでやるときはレクチャーをする会→振り返って作業をする期間→対話のワークをする会と、2回にわけて行ったりしています。


毎回必ず「ことばのプレゼント」という、同じグループで話を聞いていた人から「わたしはあなたをこんな人だと思ったよ」とbeの肩書きをプレゼントする時間をつくっていて、これがうれしかったという声が多いです。

わたしも自分が参加したときのもらったことばのプレゼントのカードはすべて保管しています。


3年間やってきて、毎回すこしづつbeの肩書きもアップデートしていて、3年目にしていままでで1番しっくりくる肩書きが言葉にできました。

定期的に、いろんな人とやってみるのがおすすめです。


beの肩書きワークショップはこれからもやっていきたいなーと思っているので、興味のある方いたら一緒にやりましょう〜。



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