ポケモンソード/シールドEnjoyのすゝめ その3 【帰るべきHOME】

ナイツオブラウンド各位

セイバー(アーサー)です。
お世話になっております。

アーサーだけどな、FGOはやってへんぞ。

あと2回で終わる予定ですが、一番書きたい最後のを発売までに書けるか、まじでぎりぎりの戦いになってきました。
頑張っていきましょう。

その1はこちら、その2はこちらからです、お楽しみください。

・新アニメスタート!

1つだけゲーム以外の宣伝をすると今週末からポケモンの新しいアニメシリーズが始まります。
名付けて「ポケットモンスター」。
そのままです。これまではサンムーンとか副題がついてましたが、めっちゃ久々に何もつきません。
それもそのはず、次のシリーズは剣盾メインではなく、これまでの地方を全て回るという壮大な物語なのです。
アイカツオンパレード方式ですね。
ただしアニポケは全て同じ世界線なのでより合法的となっています。
もちろん剣盾のポケモンも出てきますよ。
作品毎に整形を繰り返していると話題のスーパーマサラ人サトシ選手ですが、今回はショタ路線というか美少年系ですね。
各地方に嫁を置いてきましたが、各ヒロインが集うことはあるのか、そしてどんな修羅場が待ち受けているのか非常に楽しみです。
10歳なのにモテ杉内。
だてに体重6kgのピカチュウを軽々頭や肩に乗せて旅していてない。
さすがっす。
そんなサトシ君ですが、本シリーズを持って卒業するのではないかとまことしやかにささやかれています。
なんと今回のアニメはW主人公ということで、もう一人美少年がいます。
その名もゴウ。
相棒は新御三家の炎担当ヒバニー君です。
ゴウの夢は全地方の全種類のポケモンを集めること、ということでこれからポケモンブランドは本編とポケモンGOの二軸でやっていきます!という政治の匂いしかしませんが、いずれにせよサトシ君ももう20年以上頑張っているのでここらで主人公の交代があっても何も不思議ではないんですね。
悲しいですが、松本さんと大谷さんお疲れ様でした。(早い)
ただし、ロケット団の人たちはまだまだ続くかもしれません(笑)

・ポケGOとの連動!?

ポケGOの話が出ましたのでそれに絡む話でもしましょうか。
(話の展開が自然すぎるぅぅぅ…)
はじめに概要を言いますと今回の剣盾とポケGOは連動可能となっています。
ただしGO ⇒ 本編の一方通行です。
(実はレッツゴーピカチュウ&イーブイの時点で同様のことは可能でした。)
細かく説明しますと、剣盾発売後間もなくして、「ポケモンHOME」というスマホアプリがリリースされる予定です。これはその名のとおり、ポケモンの家となるようなクラウドサービスで、これまで3DSで捕まえたポケモン、ポケモンGOで捕まえたポケモン、SWITCH(現状ピカブイと剣盾)で捕まえたポケモンをクラウドでまとめて管理できちゃうという神アプリとなっています。
まさに現実版のポケモンBOXですね。
全てのポケモンブランドのゲームの垣根を取っ払った本当に神アプリだと思います。
発表されている情報では、3DS、GO、ピカブイからはHOMEへの送信、剣盾はHOMEとの送受信が可能となっています。
上記にGO ⇒ 剣盾の一方通行と書きましたが、そういうことです。ポケモンGOなんかで歩きながら捕まえたポケモンをスマホで管理なんかしちゃいながら、剣盾の世界に持ってこれちゃう。
これもうポケモンの世界に入ったようなもんです。
その内、VRかなんかに対応しちゃって、ポケモンGOと本編が合体したようなオープンワールドゲーが発売されちゃったりなんかして、これもうグリードアイランドですよ奥さん。
2029年の流行語大賞は多分ポケモンVRの世界から戻ってこない重度のユーザーを揶揄した「ポケ籠もり」だと思います。
みんなこれ当たるから魚拓取っといて。
さてHOMEについて、現状では有料なのかどうか判明していません。
実は今でも同様のクラウドサービス「ポケモンバンク」というのがあり、これは過去のポケモンをその都度の新作へ輸送したり等、主にガチ勢のために用意されたシステムとなってます。
そのため年間500円ですが有料となっていました。
(当然私は毎年払っています。)
しかしながら、ポケモンHOMEの現状での最も大きな役割であると考えられる「GOで復帰・新規開拓したようなライトユーザに本編を遊んでもらう」を考えると基本は無料となるのではないかと思います。
多分課金したら預けられるポケモン数が増えるとかで、私みたいな人間はどちらにせよ払うことになるとなると思いますが。(笑)
交換機能もHOMEに実装されるかと思いますのでスマホポチポチでWifi環境下じゃなくても手軽に全世界のユーザとつながれるという点でも神アプリな訳です。(3回目)
1点注意しないといけないのは、最初のリリース時点ではGOからHOMEへ送ったポケモンを再びGOへ連れ戻す手段がないためGOユーザーは送るポケモンをよく考えなければなりません。
さて、ガチ勢から見るこの仕組みの魅力としては、3点挙げられます。
1つ目は単純に過去の財産を剣盾に持ち込めること。
過去に散々時間をかけて育て上げてきたポケモン達を対戦で使えるのは大きいです。
ただ、正直過去のポケモンをそのまま使えるとは思っていません。
そうしたポケモンを親に使用して優秀な子孫を生み出すことは0から生み出すよりも大きな時間的アドバンテージになります。
社会人トレーナーにとってこれは大きすぎる…。
(ただし、先日発表があり、剣盾の育成のハードルが大幅に低下しており、そこまで大きなアドバンテージにならない気もしています。パッっと手に入れたポケモンを手軽に最強にできるダイジョーブ博士みたいなシステムが盛りだくさんとなっているからです。よって友達に一人ガチ勢がいれば、みんな少しだけ有利になるくらい?君らには俺の財産をいくらでも使っていい権利があるので買え。この辺の話はまたオンライン対戦のすすめ、という記事にて展開したいと思いますので続報を待て。)
2点目にはGOで捕まえた色違いポケモンを本編に持ってきて愛でれるという点です。
金銀から登場した色違いという概念。本編では野生では1/8192、特殊な条件で孵化をしても最大で1/512(だっけな?)と、色違いに出会う機会は本当に少ないです。
そこへ行くと、GOでは特定の日に特定のポケモンの色違いを安売りしたり、色違いを手に入れる機会がダントツで本編よりも多いです。
GOで捕まえた色違いをHOME経由でさっと持ってきて、前述した育成環境により例えそいつの元の能力が弱くてもオンラインで戦わせられるまでに育てられることから、剣盾では色違いを爆発的に見かけることになると思います。
本編における色違いの価値が下がってしまうという見方もありますが、もう、色違いを粘った時間=そのポケモンへの愛の深さ、という日本的な美学は働き方改革と一緒に消えて無くなったと割り切って、その色違いをどうやったら活躍させられるかという観点で研究に時間を注ぎましょう。
パーティ6匹全て色違いなんかが珍しくなくなるかもですね。
3点目は2点目と同様ですが、GOでは通常では覚えにくい技を持ったポケモンが手に入ったりします。
このポケモンでそのポケモンを対処するにはあの技が絶対に必要なんや!という状況はよくあります。
その技をもった特殊なポケモンがGOで楽に入る場合、今までよりも入手難易度が下がります。
こういった面でも期待大!
はっきりいって神アプリです!(31行振り4回目)
震えて待ちましょう。

・元ネタを編む

魅力紹介としては最後になりますが、剣盾には魅力的な新ポケモンがわんさか出てきます。
その魅力の内もちろんビジュアルが大きなウェイトを占めると思いますが、そのビジュアルに込められた意味を知ることでより一層魅力が増すので、その一部を紹介しようと思います。
まずはマタドガス君のガラルのすがたをご覧ください。
〇〇のすがたとは、7世代から登場した概念で、国や地域が違えば動物の姿形も違ってきますよねという考え方を持ち込んだものです。
前作ではラッタ、ダグトリオ、ナッシー、ペルシアン、ガラガラ、キュウコン、ベトベトン等がアローラのすがたとして登場しましたね。
姿形が変わるだけでなく、タイプや特性なんかも変わり、これまで対戦で全く見なかったポケモンにも脚光が集まったりしました。
(決して初代厨をコンテンツに引き戻すための安易な策略じゃないですよ棒)
さて、ガラルにいるマタドガス君は初代とは違い、蒸気機関の煙突が立ったり、タイプにフェアリーがついたりしています。
ところでこちらをご覧ください。
蒸気機関車にフェアリー式という型があり、「2つのボイラーを背中合わせに繋ぎ(よって横から石炭を投入する)、その前後部に1組ずつの走り装置を設けた」という特徴があります(Wikiママ)。
もうお分かりですね。
ガラルドガス君の元ネタはこれです。
蒸気機関車というイギリス発祥のもので、GASを吐くものが2つ隣り合っていて、なおかつ名前がフェアリー式。
デザイン関係者はこの奇跡にガッツポーズしたことでしょう。
こういうのいいですよね。
私もこの事実を知った時は感動しちゃいました。
5chの人ありがとう!
続いては全人類期待の星、ネギガナイト君です。
実はポケモンでは実力低めとされるポケモンも、世代を追うごとに少しずつ地味な強化をもらったりしています。
そんな中カモネギ君はほとんど修正が入らないまま、長年不遇ポケモンの代表格として確固たる地位を築いていましたが、ついに正当な進化を得て冷遇時代にお別れを告げることになりました。
少し脱線しますが、2世代~4世代くらいまである程度あった既存ポケモンの進化にゲーフリは今とても慎重です。
クロバットとか、ハガネールとか、エレキブルとかですね。
というのも、まだ進化を残しているポケモンに持たせると防御と特防が初めから1.5倍になるという「しんかのきせき」という半壊れ道具の存在があります。
元々は例えばカイリューみたいなキモいドラゴン(嘘です、めっちゃかっこいいですよ)じゃなくて、スラっとしたイケメンのハクリューを使いたいけど弱くなっちゃうという人を救済する目的で用意されたものでした。
しかし、既存のポケモンに対して後の世代で新たに進化ポケモンを用意したような場合、元々進化前でもそこそこやれる前提の能力となっているため、さきほどのしんかのきせきを持たせると、とたんに化け物級の耐久能力を手に入れてしまう場合が出てきています。
代表格がラッキー君とポリゴン2君です。(それぞれハピナスとポリゴンZへの進化を残している。)
彼らはもともとの耐久値が高いため、しんかのきせきを持つと完全に
要塞と化します。オンライン対戦でも確固たる地位を気づいている守りのスペシャリストです。(最近ポリゴン2なんかは全ポケモン中10位くらいの使用率を誇っています。笑)
こういった観点からも圧倒的弱者である未進化ポケモンのカモネギ君は毎回追加進化候補の筆頭でしたが、進化するまでに20年かかっちまったな…。
0.1秒縮めるのに1年かかったぜ…なんて言ってた蛭魔君なんて話になりません。
おめでとう!
その凛々しい顔つきがまさにナイトという感じでイギリスらしさも出しておりいいデザインですよね。
でもそれだけじゃないんですよ奥様。
こちらをご覧ください。
その名も「リーキネギ」別名イギリスネギです。
カントーのカモネギが持つのは国産の長ネギとなっていますが、
ガラルのネギガナイトはリーキネギの葉と茎の部分で分け、前者を盾、後者を剣として扱っています。
はい、非常にお洒落です。
どうですか、奥様。
でもお高いんでしょうって?
ご安心ください、今回ソード・シールドのお値段なんと約6500円!
2つ買うとお値段なんと12000円くらい!買うしかないよね!
さて、今回紹介した元ネタキラリの魅力はほんの一部でまだまだあります。
クリエイターとしてはネタ考える手間も省けるし、ユーザーとしては元ネタ考察に花が咲くしで、こういうのは本当WinWinですよね。
見え見えなネタだと逆に冷めたりもしますが、ポケモンはこういうのが上手いと感じます。
初見では中々意図に気づけないかもしれませんが、こういった元ネタが存在する題材が恐らくふんだんに散りばめられています。
なんてったって世界のイギリスやからな。
モンスターだけではなく、冒険の内容やフィールド・街等でも見かけることになるでしょう。
バッキンガム宮殿、タワーブリッジ、ビッグベン、ミレニアムアイはもちろんストーンヘンジ、ネッシー、ビートルズ、大英博物館なんかもあるんじゃないでしょうか。
個人的にはヘンリー8世とかBloody Marryみたいなファンキーネタをぶちこんできて欲しいですね。
地政学マスターのあイカつおじさんや、羽川翼並みに何でも知っているちらかわはぜひこういう憎い演出を肌で感じながらプレイして欲しい。
そして俺に元ネタを教えろ。俺が5chの神になる!

・買え

ぎりぎり書ききったぞ…。
これでようやく旅のTIPSに入れる…。
魅力ありすぎんだろ剣盾…。
魅力伝えるのが下手過ぎて正直2割程度しか伝わってない気がするが、さっさと予約して金曜はポケモンしながら飲め!

以上だ

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