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2021年冬コミサークル参加の所感

 2022年がやってきた。本当なら今年はこうしたいとかどうとか新年の抱負を述べるのが習わしかもしれないが、そんな事はどうでもいいので昨日、2年ぶりにコミケにサークル参加した際の所感を残しておきたいと思う。

[会場まで]

 今までのコミケなら、朝はいつも大変お世話になっている友人のご自宅から荷物を抱えて出発、オタクで満載の電車に揺られてビックサイトまで歩き、さあ戦場へというのがルーチンだった。しかし今年はがある。一度くらい車でビックサイトに突撃したいと思った筆者は、事前に2,652円(2500円+手数料。支払は郵便振替のみ)払ってサークル駐車場を申し込み、無事駐車券を入手していたのだ。

サークル駐車券(の裏面)。表には申し込み番号などが書いてある

いつもと同じような時間、暖気をすませた車で友人と突撃。朝早いので混雑など無縁の道路をひた走り、電車の時よりは早く駐車場に到着。ビックサイトまでは少し離れているが、いつも歩く距離から考えたら知れた話である。
朝から駐車場には入場列が多少出来てたが、スムーズに駐車。前後や隣との間隔は十分あるので荷物を出すにも困らなかった。

[入場]

 今回はCOVID-19のワクチン接種証明と身分証を提示、そして検温もあるのは聞いていたので準備しておいた。TOKYOワクションアプリとかいう、LINEが嫌いな人間(オタクには多そうだが筆者もそう)には信じがたい仕組みを推奨されたのはタイミングとして仕方ないところか。とはいえ、事前に準備はしてあったので困らなかった。流れはまあまあスムーズと言った感じ。

[設営]

いつも大体こんな感じ

 サークルスペースは前回より間隔が広く、都合はよかった。チラシ類もほとんどなく、見本誌を入れる封筒、DLSiteのチラシと同封されてたマスク、消毒ウエットティッシュくらいが卓上にあるのみで整理は余裕。しかし最大の難点は椅子が一脚のみ(追加・持ち込みは一切不可)なので、トイレ等の離席時以外ほとんど友人を立たせてしまうことになり、申し訳ない気持ち。

 今回、いつもと違うのは以下の4点だった。

  1. 消毒液(ドーバー・パストリーゼ)を置いた

  2. 在庫はテーブルに置かずバックヤードに逃した

  3. キャッシュレス決済のためにSquare リーダーを追加した

  4. 使い捨て手袋を多用

・消毒液は各ホールの入口にもあったからか、ほとんど使われなかった。むしろ参加者が自前で持ってることすらあり、不要だったかもしれない。
・在庫は購入時に手渡しとした。感染対策というより在庫保護にもなるので一石二鳥か。
・キャッシュレス決済は実によく使われて、実際販売数の半分以上がキャッシュレス決済となり、想像を上回った。このジャンル(同人ソフト)に来る人と親和性が高かったからかもしれない。他のスペースでもあれこれキャッシュレス決済に対応している所があったのが印象的。今回はiPad Pro(povo SIM)をレジとして使用したが、決済トラブルはほとんどなく順調だった。VISAタッチが多分一番多く、次がiDだったと思う。Square リーダーはICチップだとサインが必要なので、一部の方にはご面倒をおかけしたが、当方のような小規模サークルでは列などできないので、サインで待たせたりなどはあまり問題にはならなかったのかもしれない。レシートプリンターと液晶内蔵のSquare ターミナルはこの点がPINコードで解決できるので欲しいが、端末が4万円以上するので辛い。
・使い捨て手袋は、100枚180円だったものを使い捨てまくった。

[頒布数]

 ぶっちゃけると例年の半分以下だった。まあ参加者が例年より少ないので当然ではあると思う。それは見越したうえで印刷数を減らしておいたので、在庫が余りまくることはなく、一応刷った数の半分以上は頒布できた。

[その他の感想]

  • 参加者が少ないおかげで、トイレはいつ行っても並ぶことがなくて快適そのもの。近かったのもよかった。

  • シャッターから遠かったおかげで、雪が降ってたことにも気づかず、風も入ってこないので寒さは多少マシだった。

  • 撤収時、駐車場から出るのに例年は時間がメチャクチャかかるみたいな脅しが駐車券に書いてあったが、流石に今回はそんな事もなくすぐ出られた。

[今後の課題]

  • Square ターミナルを導入したい気持ちはある。

  • 頒布数を少しでも増やす為の取り組み

  • Boothでの電子版販売開始のタイミングをコミケ開始と同じにしてもいいかどうか

  • もうちょっと買い物に出てもよかったかもしれない

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