ノートはじめまして!

 前から気になっていたノート。遅ればせながら始めてみようかと。
今夢中になっているヨガだけじゃなくて、インド舞踊のこと、ギターのこと、本業でやっている教師業のこと、その他、インスタグラムで上げているような、地元の自然のこと、空のこと、大地のこと、私たちの命の源、食べ物のことなどなど、エッセー風に書き連ねていけたらと思います。
 記念すべき始めの一歩は、教師業として教務主任として毎週発行している、週報に掲載しているコラムの最新号を掲載します。
 今、毎日受講しているYoga with Rio 朝活RYTのレッスンで話題になった、ヨーガ・スートラの話です。
2023年11月20日
他の幸福を喜び   不幸を憐れみ
他の有徳を欣び   不徳を捨てる
 ヨーガ・スートラ 1章33節

ヨガと聞くと何を連想されるでしょうか?
片岡鶴太郎?
マドンナ?
インドの修行僧?
色々なイメージがあると思います。6月からオンラインの朝活で学んでいるヨガですが、なんとか無事に修了し、RYT200という指導者資格を取得することができました。ちなみに私が師事している先生は男性で趣味はサーフィン、一見若いイケメンのお兄さんという感じ。早稲田大卒の大変情熱的な実業家の素敵な方です。年は40くらいかな?
さてヨガは約4500年前にインダス文明で生まれたと言われています。口伝で伝えられていたヨガですが2~4世紀頃、インドの哲学者パタンジャリが「ヨーガ・スートラ」という経典にその思想を体系的にまとめます。
その中に書かれている言葉が上記の言葉です。
中でも、私は「(他の人の)不徳を捨てる」に一番心動かされました。これが一番難しいと言われています。
分かりやすく言うと、自分のものさしでは悪いことをしている人を、簡単に裁かないということで、人には人の事情があり、その人の事情に寄り添うことが大切だという教えです。「和を以て貴しとなす」や対話による合意形成と重なる部分があります。それらの思想は仏教思想や儒教の思想に共通しているそうです。
日本では今でも東洋思想が色濃く根付いていると私は感じています。「いただきます」「もったいない」「ありがたい」などなど。夏に読んだ苫野先生の思想も多分にヨガの思想と共通している部分がありとても興味深かったです。

他にも「メタ認知」や「個別最適な学び」「協働的な学び」などもヨガの八支則にマッチする部分が非常にたくさんあります。生徒指導の真髄も「不徳を捨てる」そのものですよね。

と、いうとなんか難しいイメージですが、身体を動かすヨガはいたってシンプルでめちゃくちゃ楽しいです。ご興味のある先生がおられましたらお声掛けくださいね。

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こんな感じであまり教務っぽくないアプローチで先生方がホッとできるコラムを書いています。

また紹介していきますね。
 


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