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【大人の発達障害】 診断までの流れ

こんにちは。ゆたです。
2020年12月に精神病院で
注意欠陥・多動性障害(ADHD)の診断
を受けました。

突然ですが
皆さんはこんな症状がありませんか?

・注意散漫で集中力がない
・仕事でミスや失敗を繰り返す
・コミュニケーションが上手くできない
・特定のものに強いこだわりがある

もし、そんな症状で仕事や生活に
支障をきたしているのであれば
発達障害の可能性があります。

一度、病院で検査を受けることをお勧めします。

今回の記事では
病院の探し方から診断までの流れを
まとめました。

病院によって流れは違うと思いますが
私の体験談も書いていきますので
参考にしてください。

自分は発達障害かもと思っている方
病院受診のことが分からないという方
そういった悩みがある方が対象になります。

発達障害 診断までの流れ

【発達障害の診断の大まかな流れ】
1.病院を探す
2.予約する
3.受診する
4.心理検査、知能検査
5.診断

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1.病院を探す

まず初めに
自分の住んでいる地域で
発達障害の診療が可能な病院を探しましょう。

インターネットで
「発達障害 病院 ○○」と検索します。
〇〇 = 自分の住んでいる地域の名称。

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Googleで検索すると
マップが表示されます。
マップの下には、関連する病院や
クリニックが確認できます。

気になった病院は
実際にWebサイトを確認してみましょう。

発達障害の診断を受けた場合
通院する可能性もあるため
自宅から近い病院に
受診
することをお勧めします。

注意点
受診する病院を決める際
評判や口コミを必ず見るようにしてください。
私が自分の住んでいる地域で病院を検索した時
こんな口コミがありました。

「簡単な診察だけで、ろくに検査もしてくれない」
「こちらの要望は完全に無視された」

上記のような口コミがあったり
評判が悪い病院は
いくら自宅から近くてもやめるべきです。

私の場合は
・発達障害の専門医がいること
・検査をして発達障害の診断を受けた
口コミがあったので、その病院に決めました。

2.予約

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病院が決まったら予約をしましょう。

私の場合
はじめての受診の方は、電話予約でした。
電話をすると相談員が対応してくれました。
内容は以下の通りです

・現在どんな症状があるのか?
・生活や仕事で困っていることはあるか?
・子供時代はどんな症状があったか?

注意点
電話予約の場合
自分の症状について話す必要が
あるかもしれません。

困っていることや症状など
事前にメモをしておきましょう。

3.受診

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受診すると
まず相談員との面談がありました。

内容は
子供時代にあった症状
現在困っている症状など。

時間は40分ほどで
私の話を真剣に聞いてくれました。

その後、医師との診察がありました。
ADHDの専門医であるため
理解が得られやすかったです。

「ADHDがありそうだね」
「もしかしたらASDもあるかもしれない」
「今度、しっかり検査をしてみましょう」

そう言って
発達障害について詳しく話してくれました。
次回の検査日の予約をして終了となりました。

注意点
受診する際
できれば同伴者がいるといいです。

私の場合
・短期記憶の低下
・集中力が続かない
・ダブルタスクができない
等の症状があります。

そのため、面談中に話を聞いていても
頭の中で別のことを考えてしまったり
メモを書いている間に話の内容が消えてしまう
現象
が起きました。

もし周りの理解が得られず一人で行く場合は
ボイスレコーダーを活用しましょう。

4.検査

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検査当日、私が受けたものは以下の2つです。

1. WAIS-Ⅳ
2. DIVA

WAIS-Ⅳ
世界で広く使用されている成人用の知能検査。
知的能力、記憶・処理能力を測定できるため
発達障害診断のサポートに
活用されている検査です。

DIVA
ADHDの特性について
聞き取り、把握する検査です。
子供の時の症状と、現在の症状についての
質問に対して答えていきます。

私の検査結果は
記号・図形などの抽象的な情報から
規則性や関係性を見出せる

知っていることについて言葉で説明する
ことは得意でした。

苦手なものは
素早く正確に手先を使うこと
一時的な記憶能力、図形などの構造を把握
することでした。

この検査では
自分の得意・不得意や特性がわかります。

仕事で悩んでいる
転職を考えている
場合は、大きな助けになり得ます。

注意点
私はADHDの疑いがあるため上記の検査でした。
自閉症や学習障害など
他の発達障害が疑われる
場合
違う検査を行う可能性があります。

5.診断

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一通り検査が終了すると
2週間ほどで結果が出ます。
再度受診し、医師の診察を受けます。

正式にADHDの診断を受けました。
その後は今後の治療方針について
話がありました。

治療は薬を使うことになりますが
その場合通院が必要になります。

私の場合は
・病院が遠かったこと
・工夫をすれば何とか対処できていた

ため、薬の使用はしませんでした。

ADHDの診断を受けて・・・

ADHD診断を受けて
疑問が解決できて良かったと思いました。

・なぜ自分だけ苦労するんだろう
・ミスを連発するんだろう
・集団に馴染めないんだろう

それは自分の性格が原因ではなく
脳が原因だったからです。

原因が分かれば
後は障害について勉強するだけです。

自分の特性、強みが分かれば、
それに合った仕事をすればいいんです。

無理に人と関わっていく必要はないんです。

自分が発達障害だと知らないままいると
うつ病などの精神疾患になってしまう
可能性が高まります。

この記事を最後まで読んで頂いた方
ありがとうございました。

自分が発達障害と知らずに
悩んでいる人が大勢います。

また、発達障害と知って
どうすればいいか分からない人も多いです。

そんな方達の支えになれるよう
これからも情報を発信していきます。

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