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人は何度でも初恋をする。

初恋と聞くと初めて異性を
意識した幼い頃の記憶が思い出される。

しかし、それは初恋だろうか?

僕は初恋は何度でも出来る。と感じてならない。
それは僕が、
女性的な人の好きになり方をするかもしれない。

僕にとっての「初恋」の定義は
「こんなに人を好きになったことがないくらい
 人を好きになる恋」だ。

つまり初恋は現在か近い過去である。と考える。

幼少期に胸が張り裂けるほどの痛みを抱えて
人を好きになる幼児はいないだろう。

まだ人を本気で好きに
なったことがない人にとっては
過去に恋人が何人居ようが、
初恋はまだ。と言うことになる。



僕の考えでは「初恋」を体験せずに
その生涯を終える人も多いだろう。

実るか実らないかは関係なく、
「初恋」を体験できたものは幸運なのだと思う。

人は何歳になっても恋が出来ると思うが、
何度目かの「初恋」を体験するのは
極めて難しいだろう。

人は歳をとるにつれ、
傷つかない距離感を覚えてくる。
覚えたくなくとも、体と心に染み付いてしまう。

故に若いうちに何度かの「初恋」を
体験することが
人間を大きく成長させるので、

若い間に恋人を作らない人間は
ますます恋に疎くなり、
自分の世界に引きこもりがちになるだろう。

結婚生活をしているものや、

恋人と長い間恋際している者が

偉いと言うわけではないが、

他人と生活を共有した経験が
あるものとない者では
心の器が大きく違うように感じられる。

他者を認めることは
若いうちに経験しておいた方が良い。
考えが柔軟な時期でないと
到底受け入れられないからだ。

拘りや凝り固まった主観は
孤独を呼んでしまうだろう。
孤独になりパートナーを作ろうとしたところで
今更他人と生活することなんてできないほど、
一人を謳歌してしまっているだろう。

孤独との妥協は共存のように思う。

孤独に生きる楽しさや気楽さは癖になるが、
いずれ恐怖に変わり、飼っていた孤独に
食われてしまうように感じてならない。

初恋から最後の孤独にまで
話が飛んでしまった。


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