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籠・諸国漫遊記20-21(10)(2020/11/28)

 プロ野球は日本シリーズなどのポストシーズンも終了。今年も福岡ソフトバンクホークスの圧倒的な強さが全国に知れ渡った感じの圧勝で幕を閉じたかなと思っ昨今ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

 福岡ソフトバンクホークスさんの強さはシーズン中も見てきたのでほぼ納得というか、そのままの強さがにじみ出たかなと思うのですけど、読売ジャイアンツさんの方はなんというか、レギュラーシーズンは圧勝でしたけど、まだまだチームが完成しきってなかったのかな、そんな印象を私は受けました。

 セとパの差とか取り沙汰される感じの流れが多い昨今ではありますけど、内容とか考え方の違いとかははもちろんあると思うんですけが、差云々というより、

■試合情報

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 第9節
 ファイティングイーグルス名古屋 69-58 ライジングゼファー福岡
 名古屋市千種スポーツセンター

 ※詳細スコア

 名古屋市千種スポーツセンターは初めてのアリーナだったんですけど、東山通は東名名古屋インターからナゴドに向かったり、喫茶マウンテンから帰るときによく通る道なので、ほぼほぼ迷わず。あ、ここ知ってるとか、そんな感じで車を止めていました(笑)。

■移動手段

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 10試合目の観戦だった今回は、遠足ということもあって今シーズン初めての車移動。

 行きは私がメインで使うルートの国道246号線が夜の工事渋滞との表示だったので、箱根新道を経由して沼津に。その後は国道1号線のバイパスををひた走り、愛知県に至るというおなじみのルート。戻りは翌日も観戦が控えていたので、給油その他を済ませながら、森掛川ICから新東名高速道路ルートを採っての移動でした。

 元々、運転自体が好きなので、名古屋ぐらいまでなら休憩なしにヒョイッと行ってしまうんですけど(実際、今回も藤川宿までノンストップ)、それも国道のバイパスが整備されている故かなと。高速道路だと燃費に相当響く(うちの子(アルトワークス(HA36S))、ローギアードなので新東名高速道路の最高速度近くに巡航速度を合わせると、結構回転数上がるんスよね……)のと単調な車窓がちょっと辛くて、出来れば途中休憩も思い立ったときに出来て、ストップアンドゴーが適度にある一般道を使っていきたいんです。

 関東から静岡、愛知方面へ抜けるのに要所となるのは箱根越え。箱根新道のストレートな箱根越え、国道246号線の山を迂回するルート、西湘バイパス-真鶴道路-熱函道路の海から攻める山越えの3ルートがメインなんですけど、定番は国道246号線を抜けるルート。渋滞が苦手なので、深夜に動いて早着、仮眠してという動きを好むのですが、神奈川県内は多少流れが悪いところもありますけど、静岡県内に入る頃、2車線になる辺りからはストレスもなく沼津につくので、国道246号線を使うことが多いんです。

 ただ今回は渋滞表示を避けての箱根新道。箱根新道もうねうねしてて、深夜は交通量も少なく楽しいんですけど、箱根の山は天下の険とはよく言ったもんで、道の勾配が相当きついので、どうしても踏んでいかざるを得ないため燃費がよろしくなく。多少距離が伸びても、国道246号線ルートのがいいのかな、なんて思います。

 とりあえず、ナイトゲームなのに朝イチには着いていたので、竜泉寺の湯 守山本店で2時間近くたっぷり風呂とサウナを。これが整うということなのか……と、トリップしそうでおっかなかったです(サウナ初心者)。

■man of the match(FE名古屋)

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 ファイティングイーグルス名古屋のmonはキャプテンの宮崎恭行選手。昨シーズン、11月に中村スポーツセンターにお邪魔したあと、Hangtimeの宮崎恭行選手の記事を読んでから、しっかりと残したいと思っていたんですけど、今回ようやくという形。序盤のスリーポイントシュートのシーンなんですけど、このシーンを残せて、後で確認したときにしっかりと像が残っていてホッとしました。

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 プロ野球の色々と比較すると、選手のバックボーンとかこれまでというものの知識量が足りてない私。流れてくる記事なんかを読んで、色々と吸収しているんですけども、宮崎選手が怪我から復活をしてきているという選手だと言う気づき、そして宮崎選手はベテランなんだという気づきはその記事からでした。

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 怪我を乗り越えてというのも心のフックに引っかかったんですが、実際に見て撮ってという記憶だと中堅ぐらいかなと。よくよくプロフを見たら、籠球ではベテランだったと。

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 自分自身の思い込みで、ではなくもっとフラットな気持ちで見て撮って残していきたいなと思ったんですけど、プレイタイム以外はなんかおちゃめな動きをしてる印象が強くてってのもあるんですよね。今回も入場後にリードくんとなんかやってるのを見て、FE名古屋さんの選手たちがアップのときから楽しいが全開に出ているのは、キャプテンの作る空気感もあるのかな、なんて思いました。

■man of the match(ライジングゼファー福岡)

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 ライジングゼファー福岡のmonは楯昌宗選手。コートインの時間もなんですけど、ベンチでの声と挙動に心奪われていました。

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 神奈川在住でこれまでB1もB2もB3も西地区のチームの試合をあまり見る機会が無く、ライジングゼファー福岡さんの試合は今回が初めて。どんな試合を見ることになるのかとワクワクしていたんですけど、印象に残ったのはとにかく「声」でした。

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 チーム全体で声を出している印象だったんですけど、楯選手はちょっとこう……一段二段ギアが違うなと。とにかく全身からほとばしる熱さにやられていました。

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 プロ野球からスポーツを撮る楽しみ見る楽しみを知った人として、ある選手を思い出したんですけど、なんでしょうね、那珂川の水に触れると熱くなるんですかね(笑)。

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 熱男!

■Cheer of the Match

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 ファイティングイーグルス名古屋のチアさんはFEgirlsさん。初めてFE名古屋さんの主催ゲームにお邪魔したときから変わらぬ印象というか、魅せてくるなぁってのと、カメラへのリアクションが素晴らしいなと。

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 今回もそこは一切変わらず、アクトのスピードが一段上がって、撮り手からすると挑まれているなぁと、みなさんのアクトを撮りながらワックワクしていまして。

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 そんな中でのCOMはMikuさん。色々な現場でアクト中に流れる髪を残すのが好きなんですけど、今回色々と撮ってて、Mikuさんのアクトで流れる髪が綺麗だなぁって思いまして。

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 そこをしっかりと残せたのは嬉しかったですし、もっともっとああ残したい、こう残したいというシーンが一杯あったので、愛知は隣の隣の県というノリでちょくちょくお邪魔できたらいいなと思います。

■Character of the Match

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 ファイティングイーグルス名古屋のキャラクターは赤い犬鷲、リードくんです。試合開始前のお迎えから試合終了後のお見送りまで精力的に動いている印象は今回も一切変わりませんでした。

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 世間的にはB2のマスコットと言う事もあり、中々知られていないかも知れませんが、2005年頃からプロ野球のマスコットたちの活躍を見続け、蹴球に籠球にと様々なスポーツマスコットたちの姿をそっと見て来ましたけども、リードくんはお客さんへの対応、選手的の絡み、チアちゃんとのアクトなど、確実に出来る子なんですよね。

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 出来ればもっともっとセケン的に知られて欲しいなぁと今回も動きを見て思いました。リードくんはTwitterアカウントあるんですから、もっともっと攻めて行って、セケンに周知していってもいいと思うんですよね。

■フックに引っかかった演出曲

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So We Fly/Darren Brown & Theo Chinara

 オープニングから好きな系投の楽曲に合わせて魅せていく皆さんなんですけども、ダンスチューンが多く、これがまた現地だと中々楽曲確認アプリに引っかからなくて、演出曲も気になる人としては結構難儀していました。

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 そんな中でフックにかかった曲はオープニング直前のアクト、公式サイトのタイムテーブルには「So We Fly 2020」と書かれているシーンの楽曲にグッと来ていました。

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 なんとなく、Coldplayっぽい感じかしらとか現地では思ったんですけど、改めて確認していくと全然違うと。ダンス系の楽曲はミックスがかかっていたり、現場合わせでミックスがかかっていたりするので正解にたどり着くのに結構時間がかかるんですよね。

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 各チームのDJ担当には是非セトリを、アーティスト名を込みでネット上に残して欲しいなぁと思う昨今です。

■行き来の飲食

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喫茶マウンテン

 私が名古屋方面に足を踏み入れたならば、喫茶マウンテンを外すわけには行きませんし、時間を作って行ってしまうのがルーティーン。なんといいましょうか、中毒性があるんですよね、喫茶マウンテンの料理は(笑)。

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 1968年2月1日から八事の地で営業する霊峰、喫茶マウンテンはスポーツ観戦や撮影の沼に浸かる前に当時お付き合いのあった方からその味を叩き込まれ、しばらくのブランク(お察しください)があったあと、プロ野球観戦で名古屋に行くようになってからは、お邪魔するたびに八事のお山に足を運ぶようになりまして。

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 現行の建物の前、文字通りの霊峰の頃に初めてお邪魔して以来、気がつけば20年弱のお付き合いに……と、もう三代目が立つぐらいですもんね。初代の加納マスター、二代目の若旦那(タカさん)(あとケーキ屋さんも(笑))、三代目とひっそりとお姿を拝んできて、しみじみと時間の経過を感じております。今日は二代目のタカさんでしたね(笑)。

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 毎度、喫茶マウンテンに行くと何を食べるか数日前から悩むんですけど、ここのところピラフ系が多かったので、パスタから「ナマズ煮込みスパ」を。そしてデザートは水分も取りたいと「コーヒーフロート」でお願いしました。

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 ナマズ自体は父方の田舎でよく食べましたし、先日、大衆酒場のほていちゃんでナマズのフライをいただいたというのもあり、違和感はほとんどなく。スパとナマズがトマトベースの辛いスープにマッチしていて、満足な一品。辛さ的には結構刺激的なので、辛いの苦手な人だとちょっと辛いかなと。ピカンテピラフとか、お山の激辛になれた人とか中本で北極やさいとか行ける人ならちょうどいい塩梅の刺激だと思います。

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 飲み物と甘いのをマッチさせようとした結果、コーヒーフロートを注文したのですが、毎度おなじみのビジュアル。

 フロートと言いながらフロートしていない、堂々とコーヒーにオンしているアイス(笑)。この時期に食べると体が冷えるんですけど、辛めのナマズ煮込みスパのあとですので、ちょうどいい塩梅でした。

 でも、フロートは往年のサイズよりはおとなしくなりましたよね。このあたり、ビジュアル目的でお残しが多くなると仕方ないのかなと思いますけど、いっぱい食べて幸せになる人からすると寂しい限りです。

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 あと、今回はチョイスしませんでしたけど、クーポンじゃなくても使えるGo Toセットなるものが。650円から950円までのスパにドリンクつけてジャスト1000円て相当お値打ちですよね。

■締めとして。

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 昨年11月にお邪魔して、同じシーズン内で中部圏のチームを絡めて週末にと計画していたのがシーズン打ち切りで一回のみの観戦。早めにねじ込んでいきたいと計画したのがこの日でした。

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 故障者リスト入りしてしまいましたけど、元・アースフレンズ東京Z、前トライフープ岡山のナイジェル・スパイクス選手を残したいというのがあり、年末は色々と確定していく中で関東を離れる予定だったので、FEさん見たい、福岡さん見たいと丁度いい塩梅だったというのがあります。

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 上にも少し書きましたけど、西地区のチームを見る機会が極端に少ない私なんですが、初めて見るライジングゼファー福岡さん、現在のチームメンバーを見ると、初めて青森ワッツの試合を見たときの船山選手や菅選手、昨シーズン小豆沢で東京エクセレンス時代を見た丹野選手、17-18シーズンの入れ替え戦で西宮ストークス所属時代を見ていた谷口選手など「知ってる」という選手が多かったのは嬉しかったです。

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 一方のファイティングイーグルス名古屋さんは今シーズン、越谷でその姿を見ていましたけど、ホームでの姿を見るのが楽しみで。ここまで見てきた中でもファイティングイーグルス名古屋さんの場内の空気感とか演出の魅せ方が好きで、アップの時から楽しんで行って貰いましょうという流れがホントに好きだわと言うのを改めて感じました。

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 試合の方も流しの観戦者として「ホームサイドの勝利演出が見たい」という現金な思いというか願いが叶ったと言いましょうか。1QはFEさんがリード、2Qは福岡さんがリード、そして後半で競った試合へ……とドキドキとワクワクで一杯。戦術とかあまり理解できておらず、さらにルールとかもざっくり、目の前のプレーを追うので精一杯な人なので、こう言う競った試合はわかりやすく最後までテンションを落とさずに見て撮っていけるなと改めて思いましたが、翌日の試合はもっと大変なことになるとは、観戦を終えて神奈川へ車を走らせている最中にも一切予想出来ませんでした。

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 好みはもちろんあると思うんですけど、リードくんの細かい動き、選手との絡みの巧さはスポーツエンターテインメント好き、キャラヲタの皆さんには是非体感して欲しいなぁと。

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 色々な業界を見ていると、リードくんの手練感がどこから来ているのかっていうのを察することが出来るので色々納得なんですけど、ホント、もっと注目してもらいたいスポーツマスコットのひとりだったりします。

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 個人的には持っているバスケットボール形のバッグはシカッチェさんに感化されてああなったのか、オリジナルなのかどうなのかが気になるんですけど、あのサイズ感だとチームロゴ入れて市販化しても面白いよなぁと思うんですがどうでしょうか。

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 あとはチアさんの項目にも書きましたけど、FEgirlsさんたちのアクトのキレはホントに目を見張るモノがありました。格好いいスピード感、ハンパないキレにおっつけられないかもと不安になるって、色々なシーンで撮っていてもあんまり無いんですけど、今回はこの凄さをちゃんと残せるだろうかと不安になっていました。

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 エンターテインメント好きとして、FEgirlsたちのアクトはもっと見たかったですし、もっと違う感じで撮りたかったとか、もっとフリの流れを覚えてしっかりと残していきたいとか、そんなことを思わせてくれるチアさんだなと。

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 あとはヲタへのレスポンスの素敵さと気づきの早さはホントに凄いなと。私は根っこのないといいましょうか、楽しいところを色々と見て行きたい、残していきたいという流しの観戦者なので、常連さんで顔を覚えているとか言うのも殆ど無く、今回もひっそりと撮っていたりなんですけど、スッと気付かれてバキッとポーズと目線をもらうとか、初めて枇杷島スポーツセンターで見たときから変わらぬレスポンスが。

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 このあたりは、チームの思いや諸先輩からの思いがしっかりと受け継がれているんだろうなぁと。前にも書いてますけど、色々な意味でエンタメ好きはチョロい(実体験)ので、ファンサを頂くという体験は今度いつ観戦するかという「次」へ確実に繋がりますよねと思う訳で。

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 実際に見かけたシーンや流れてくる写真を見て、カメラを構えて「撮っているね」という皆さんへ、老若男女関係なく幅広く目線を配れるって言うのは凄いねと思います。

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 メインキャラクターのリードくんとのアクトとか全体的なエンターテイメントの空気感がNPBの球場エンターテインメントに近いって印象を受けたってのもあります。中部圏でプロ野球のシーズン終わり、時間がある皆さんにはファイティングイーグルス名古屋の主催ゲーム、結構オススメです。

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Next Game
第9節
アースフレンズ東京Z - 仙台89ERS

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