籠・諸国漫遊記20-21(11)(2020/11/29)
2020年も最後の月に入り、青春を取り戻す観戦行程の手配を進めている昨今でありますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
昨シーズン、あれだけ「行程を詰めすぎると(財布が)瀕死のダメージを食らう」と学んだはずなのに、「空いたスペース(日程)があったら飛び込んでしまう」という習性は変わらないようで、今季は野球の遠征が少なかったから……とか、放送卒業直後で加減がわからず、いきなり隔週に近い勢いで名古屋方面にいる去年に比べれば……とか、色々と理由をつけていたりします。
行程の諸々に関しては、追々noteに書いていければと思いますので、攻めた(=アホな)行程にワクワクしていただければ幸いです。
■試合情報
第9節
アースフレンズ東京Z 74-71 仙台89ERS
大田区総合体育館
※詳細スコア
■移動手段
前日、名古屋から戻ってきたのが26時ぐらい。そこからXQDメモリーカード類のチェンジ、バッテリーチェンジを行って睡眠して……と、お昼を蒲田で済ませる予定だったので、それに合わせて。お昼を省略してもう少し待って移動を始めてたら、シーホース三河の公式風マスコット、タツヲさんのファンクラブ特典を日曜日に受け取れたんですけどね(所々都合で12/5受領予定)。
今回の蒲田行きは行きが京急、戻りがJR。同じ区間でもJRさんのが若干運賃が安いのは競合区間ならでは。大田区総合体育館からは離れていますけど、ご飯屋さんの選択肢が多いのはJR蒲田駅方面。色々がパンとしたら、攻めたいお店が結構多いんですよね……と、お友だちとぶらぶらしながら蒲田駅方面まで歩いていて思いました。
■man of the match(アースフレンズ東京Z)
今回はMVPの久岡幸太郎選手が自分の撮った写真の中でも文句なしにmomだと思います。
後半3Q以降、なにかが変わったかなと言う空気感が漂う中、仙台側にプレッシャーを与え続け、アウトオブバウンズを誘ったプレーの直後に吠えた久岡幸太郎選手。そのシーンがこの絵、ですけどもここから一気に流れがアースフレンズ東京Z側に向いていったかなと。
前半で13点差がついていた展開。ここまでならばズルズル行っていってしまったのかもしれませんけど、久岡幸太郎選手選手のシャウトで皆さんの闘志に火がついたのかもなぁと、ファイダー越しに撮りながら感じていました。
前半と後半で空気が変わった要因というのは色々とあると思うんですけど、久岡幸太郎選手のプレーと声がポイントになったんじゃないかなと個人的には思いました。
■man of the match(仙台89ERS)
仙台89ERSのmonは片岡大晴選手。前日の名古屋から「声」は重要なんだというシーンを目の当たりにして、その勢いで大田区総合体育館にいたんですけど、仙台89ERSサイドで声の印象が強かったのが片岡大晴選手でした。
開始前のアップから試合中のコート内でもコート外でもその動きと声が印象に残っていて、カメラでその姿を追っていました。追ってて気づいたのが、色々なスポーツの現場で私がグッと来るのにフックになりやすいポイントといいましょうか、眼光の鋭さも印象に残りました。
あとは……なんとなくですけど、片岡大晴選手を撮っていてふと、個人的な嗜好として、プレーもですけど、それだけじゃない、全部ひっくるめたベテランの動きを残すのが好きなのかもと。若手ちゃんの勢いもいいんですけど、味のあるシーンを残すのに喜びを感じ始めているのかもしれません。
■Cheer of the Match
今回のCOMは暗転下のKotoちゃんをと。
アースフレンズ東京Zの試合も何試合か見てきて、暗転下のシーンをどう撮るかというのに頭を悩ませていたんですけども、像を残せるギリギリのシャッタースピードにしていくかーとか、ざっくりやっていく中、高感度でノイズは乗ってしまっているモノの、スタンドのお客さんが持つサイリュームの光がいい塩梅になってる絵が残ってまして。
あとすこし、もう少し突き詰めて、振りとか入りを覚えてオープニングのシーンはビシッと残していきたいと思います。
■フックに引っかかった演出曲
ハーフタイムのカッコいいアクトで使っていた曲は前回もフックに引っかかっていたんですけど、諸事情で今回に。ここ最近、音源検索アプリが音を判別しにくいなんてことがあるので、即興で出てこない、なんてことが多いんですよね。みなさんそれだけ新しい曲を使ってるのかなと思ったりもするんですけど、音のを拾う位置で色々変わってくるのかな、なんて感じています。
ここのセクションはZgirlsさんもNextさんたちもいつもの衣装ではなく、自身プロデュースのベースボールキャップにネルシャツを腰に巻いてという塩梅。この出で立ちもみんながみんないつもの雰囲気と違って、ただただかっこよかったんですよね。
パッと見の印象でなんか違うぞってところに更にかっこいい系のアクトが乗ってきて、前回の初見時、「うっわ、カッコいい。うっわ、カッコいい」と心のなかで思いながらシャッターを切ってたんですけど、今回はその記憶をベースにブラッシュアップして撮れたかなぁと。
撮る癖というか撮り方と言うか、なんか照れてしまうので、女性の皆さんの色々は可愛いよりカッコいいを残すほうが、自分自身かっちりキマりやすいかなと思うんですけど、今回は撮りながらホントにカッコいい……って心の中でつぶやきながら撮ってました。
次回のアースフレンズ東京Z主催ゲーム観戦は年明け予定なので、正月明けのアクトはかっこいい系のアクトかなとか予想しつつ、いつかZgirlsさんたちの可愛いに全振りしたアクトも見てみたいなぁ、残してみたいなぁと、そんなことを書いていきます。
と、最後にディレクターのFukaさんがみんなと衣装合わせてたのがシャレオツだと思いましたってのもしっかりと書いていきたいと思います(笑)。
■行き来の飲食
色々とまとめるようになって、おさないの食事の嗜好が徐々に見えてきているかなと思うのですが、今回はお夕飯につけ麺が食べたくなりまして。さらにどちらかといえば盛りの多いもの、直球で書けば二郎系のが食べたいと、蒲田駅東口にあるラーメン大に行ってきました。
初めてのお店でどうしようか悩みながら、麺は中盛で野菜は多めで。にんにくとアブラをマシてお願いしたはずが通らなかったので、二郎系の味をにんにくなしで初めていただくという形に。
とりあえず、麺の硬さは指定しなかったんですけど、なかなかのゴワゴワ感。つけ汁もアブラとにんにくがないと、後もさっぱりするのかと……実際はさっぱりのさの字もありませんけど、普段が普段なのでさっぱりした味に感じました。
蒲田駅界隈もインスパイア店多いので、今後も色々と攻めていきたいですね。
■締めとして。
この月末、千種と大田区総合では「声」の大切さというか、大きさってのを感じた次第。
前日の名古屋市千種スポーツセンターで、両チームともベンチからの声のがものすごく大きくて、この日も仙台ベンチからの声はむちゃくちゃ聞こえてくるものの、東京Zがどうにも静か……。
声出しで試合の優劣が決まるわけではないですけど、もう少しパッと見でわかる熱さがあってもいいんじゃないかなとか、そんなことを感じた前半。お客さんは声を出せない状況下なので、さらに際立っているのかなとか感じながらだったんですけど、後半3Q以降、アースフレンズ東京Zの選手たちの雰囲気がなにか変わり……このあたりの空気感をお客さんが言語化するのは難しいので、オフィシャルだったりプロのライターさんなんかに記事として伝えて欲しいなって思うんですけど、momであげた久岡選手のプレーのシーンから何かが変わっていたような、あのプレーからスイッチが入って、ベンチを巻き込んで声が出るようになってと、そんな印象を受けました。
バスケットライブで再度確認してて、第三クオーター、残り7分37秒より前の世界と後の世界が全然違うなって言う。まだまだBリーグを観戦し始めて3年目ぐらいなんですけど、一瞬で空気が変わる、劣勢が優勢になっていくという瞬間があるんだなぁと、バスケットボール観戦の楽しいをまたひとつ気づけた、そんな気がします。
点差が開くと、どうしてもずるずる行ってしまうことが大半だとは思うんです。ですけど、こう言う試合を目の前で魅せられたら、間違いなくまた足を運びたいと、今度はどんなドキドキを感じさせてくれるのかと、再びアリーナに足が向くんじゃないかなと。
そこに愛するチームがあるからで足を運ぶブースターさん、そこにバスケがあるからで足を運ぶ人々とはまた違う、何となく来ましたとか、近いから来ましたとか、そんな塩梅のライトな層にも次もまたドキドキを感じさせてくれる、そんな試合だったと思います。
とにかくまぁ、空元気でも元気じゃないですけど、強制的に前向かせてくれるような勢いって必要なんだなぁとか、お客さんが声を出せない情勢下でベンチで待機しているメンバーからの声ってのはものすごく重要なんじゃないかな、なんて感じる昨今であります。
仙台89ERSさんの方は前半は前日と同じようなペースで攻めていたんですけど、後半はアースフレンズ東京Zさんの勢いに呑まれていったのかなと。
仙台さんというと、本当に強い印象があって、威風堂々とした内容でってのがこれまでの印象だったんですけど、何となく攻めあぐねていた時間帯があって、そこをアースフレンズ東京Zさんが突いていったのかなと。
仙台さんがどうこうというか、第2Q終わりのあたり、笹倉選手が紺野選手とエグー選手にブロックされたあたりから若干潮目が変わったのかなって言うのも。とにかく後半に細かいやらかしが出ていた仙台さんと後半締まっていった東京Zさんという差もあったのかな、なんてざっくり感じながら見ていました。
あとは昨シーズンのようなフルフルでの登場ではないですけど、タイムアウトのシーンでZgirlsさん達の登場が戻って来たのは嬉しくて。
この日の試合でBリーグ観戦も11試合目ではあるんですけど、どこのアリーナも完全に今までの携帯に戻しているというわけではないものの、タイムアウトごとの演出が帰ってきていてニューノーマルというか、新しい今を模索しながら構築しているんだろうなと。
個人的に期待しているというか、前も書いたかも知れないんですけど、今シーズンからアースフレンズ東京Zの演出組に参画したマーシャ畦上さんのオルガン生演奏とZgirlsさん達のアクトが融合するような、そんなアクトが見られたらなー、なんて思う訳で。
生演奏とチアさんの融合はさらなる「Bリーグ初」になるんじゃないかなって言う。プロ野球関連で初物に拘るスポーツエンターテインメント班の皆さんを見て来たので、もっともっと「初」に拘って頂いて、アースフレンズ東京Zさんには最初を切り開いってほしいです。
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Next Game
第10節
サンロッカーズ渋谷 - 横浜ビー・コルセアーズ
墨田区総合体育館
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