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籠・諸国漫遊記22-23(15)(2022/11/27)

 普通にB3戦線でキャラ交流や大箱での開催を楽しんでいた1月中旬でしたけども、B1B2はオールスターブレイク。オールスター戦といえばキャラたちチアたちの大集合が華だと思っている派として、Bリーグオールスターでみんなが集まらないと言うのにちょっとどころかだいぶ残念な気持ちになっている昨今ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

 エンターテイメントを担うみなさんたちにもスポットを……と言う意識の強さは各チームから感じるものの、せっかくのお祭りに演者の皆さんを集めないのはもったいないよなと。

 私がスポーツエンターテイメントを見始めたNPB方面とか、オールスターの交流から各チームの演出が楽しくなって行った記憶があるので、籠球方面でも同じような流れがあったらいいのになと、ハイブリッドな人はちょっと思うのであります。

 ジャンボくんの願いが、祈りが通じますように。

■試合情報

 第7節 GAME2
 アルバルク東京 78-70 茨城ロボッツ
 代々木第一体育館
 ※詳細スコア

■移動手段

 この日は試合開始前に代々木公園で行われていたフィエスタ・デ・エスパーニャというスペインフェスティバルにアルバルクチアリーダーさんたちとルークさんの登場があると聞いたので、代々木公園経由を想定しつつの電車移動。

 あの辺りが不案内なので、神奈川からは千代田線の代々木公園駅で降りてからの徒歩だったんですけど、後々見たら小田急線の代々木八幡駅でも殆ど変わっていないということに気づき、ちょっとだけもったいなかったかなと。

 帰りは夕飯をどこで食べるかで悩み、せっかくなのでと駒場の千里眼に行ってみようと2キロちょっと歩いてお夕飯。夕飯を食べたあとは東北沢駅まで歩いて小田急線に乗車というパターンで動いていました。

■man of the match(アルバルク東京)

 アルバルク東京のmonはこちら側、藤永佳昭選手を。

 ジャンボくん担当からルークさん担当に替わった(21-22シーズンまで所属していた千葉ジェッツから22-23シーズンはアルバルク東京に移籍)藤永選手ですけども、Bリーグの試合を見た初めての試合で詳しいお友達からチェックすべしと教えられて以降、気にして見るようにしているんですが、最初の印象で撮ってて楽しい選手だったのでこの日もしっかりとと言う流れで。

 細かい技術的な部分とかを語れる語彙も知識も経験も無いんですけど、ファインダー越しに伝わる熱量がたまらないといいましょうか、次はどんな表情で残せるんだろうと、コートインしている時間帯は頭の中で軸に置きながら撮っていました。

 あとはもうこちら側という色々。名古屋在籍時にディーディーとの絡みはほとんど記憶にありませんでしたけども、千葉在籍時に広報チームとジャンボくんの画策……もとい導きで、よちあき選手……もとい、藤永選手とキャラが共にある姿がおなじみのものになったと認識しているんですけど、それを申し送り事項的にアルバルク東京さんでも魅せているのは流石だなと。

 キャラから目線じゃないですけども、キャラたちに絡んでいく選手はしっかりと押さえていきたいというのが自分の中にあって、最初にフックに引っかかった選手が実はこちら側だと言うのに気づいたときは、なんというかちょっと嬉しかったです。

■man of the match(茨城ロボッツ)

 茨城ロボッツのmonは平尾充庸選手を。

 平尾選手はずーっと茨城ロボッツのイメージがあるんですけども、経歴を見るとパナソニック-東芝-広島-奈良と経て茨城にという流れ。このあたりは観戦経験値がまだない頃なので、後々そうだったのかという気づきが結構あったりします。

 B2のころ……青柳公園市民体育館(現・リリーアリーナMITO)の壁面に影響されたと思しきグリーンがかった色味と共にあった印象とか、アウェイで訪れた大森スポーツセンター(アスフレホーム)での記憶とか、そういうのを下敷きにして思うと、B1戦線で違和感なく立ち回っている姿はちょっとぐっと来ていました。

 そんな平尾選手ですけどもエグい動きはその頃と変わらず……変わらずと言うよりは、進化を遂げてといったほうがいいのかもしれないですけども、強力なアルバルク東京さん相手にどうやって攻めていくのかと、糸口を探っているような、そんな姿を中心に。

 で、冒頭の間隙を突いたあたりの絵をという形を残していたんですけども、あの絵を残せたのはほんと機材様々ではありますけど、ある程度と言うか「軸にして撮りたい」と頭にイメージするのは大きいのかもなぁと絵をチェックしながら思っていました。

■Cheer of the Match

 この日のcomは……昨シーズンの立飛にお邪魔したときもピックアップしましたけども、Yuukaさんを。

 代々木公園でのイベントでの姿とか、通常のアクトのシーンとかも色々ありますけども、この日ようやくと言うか、昨シーズン撮りたかったけれど撮れなかった宿題的な姿を残せまして。

 それはルークさんのなりきりキャップを着用した姿。

 過去のシーズンにお邪魔したときは皆さんが着用してのアクトがあって、撮りたいなーと思っていた昨シーズンの試合は未着用。さて今年は……と思っていたところのなりきりルーク姿に内心ガッツポーズをと。

 もちろん、なりきり姿だけじゃなく、変わらなぬかっこよさは開始前のイベントやアクトのシーンで残しつつ。カッコいいとかかわいい、きれいにプラスして「面白い」ところに気づくと姿を残す比率が上がるよねという、そんな塩梅でしょうか。

■Character of the Match

 アルバルクチアリーダーさんたち共に代々木公園で行われていたイベントに参加していたルークさんですが、チアさんも含めてですけども、その後に試合が控えている中のイベント参加ってけっこう大変だったんじゃないかなと。

 そこを押して色々と出張っていたり、今シーズンはほかチームさんところへの遠足が多数あるのはこの後に控えているであろうマスコットオブザイヤーに向けての動きなんじゃないかなと、アルバルク東京さん本気になってきているのかもしれないぞというのがここまでの印象でした。

 そんな印象を含めてルークさんの動きを見ていましたけども、昨シーズンまでの出番と大きくは変わらないかなという印象。あと出るとしたら、アップ時のあたりでコート内を回遊したりとか、そのぐらいなのかなぁと思うんですけど、そこの時間帯は別イベントがあったりで現状はちょっと厳しいのかもですね。

 ただ、アルバルクチアリーダーさんと見せるシーンがあったり、ゲストさんのライブに横で参加してたところをアーティストさんが気づき、一緒に盛り上げたりと存在感をしっかりとアピールしていたのかなと。

 ……うん、やっぱり今年のルークさん(とアルバルク東京さん)は本気ですね、やっぱり。

■この日のゲストさん

 この日のハーフタイムはベリーグッドマンさんが来場してライブをというパターン。

 普段の行動で中々ライブを撮るという機会もありませんし、しかも放送をディレクターやパーソナリティとして担当してた頃に何の気なくチョイスしてたアーティストを生で見る、聞く、撮るというのは楽しくて仕方がありませんでした。

 ライブ中はルークさんもメンバーと一緒にコートに登場していたんですけど、ザザーッと撮っていく中でMocaさんがルークさんと供に魅せていく、なんてシーンが。

 マスコットに優しい人はその姿をいっぱい残したいと撮ってTwitterでアップしていたんですけども、それをご本人様が見つけてくださって、ツイートに使っていただけたのはなんかもう普通に嬉しかったです。

 ※しかもちゃんと写真の使用許可連絡を頂いた上でという完璧さ……。ライブ魅せていただいて、いい絵撮らせていただいて、その写真を使っていただいたというサイクルで楽しいのご恩返しがちょっとでも出来たかなと思います。

■フックに引っかかった演出曲

 アルバルク東京さんの演出使用楽曲は全体的にいい意味で県域FM局っぽさを感じるんですけども、このあたりはおそらく開場後に行われている南隼人さん進行のTOKYO TUNE(リクエスト曲を流したり、選手応援メッセージを読んだりと作りはスタンダードなラジオ番組)の印象が強いのかなと。

 イメージ的にはJ-WAVEというか、TFMというか。間違っても担当Dとパーソナリティの趣味全開であちら側から提供されたステージ使用曲(「おおぞらへはばたけ! マーくん」)をキャッキャキャッキャと流していた今は亡き某番組とはちょっと違いますよね(

JUMP/Van Halen

 色々なアリーナで音を聞いていて、嗜好がどストライクなシーンや新たな音を知るシーン、これを使いますか……と新鮮に思うシーンなどそれぞれなんですけど、アルバルク東京さんの色々は刺さる層の幅広さを感じていました。

 今回フックに引っかかったJUMPなんですけど、ミックスがかかっている版ではあったんですけど、原曲が様々なCMで使われていたり、リアルタイム世代もいらっしゃったりとよく聞かれている曲だと思うんです。

 いわゆるベタな選曲ではあると思うんですが、そんなベタさはあっても若い子たちにもスッと入りそうなミックスが入っていると、印象はだいぶ変わりますよね。

■行き来の飲食

千里眼

 夕飯をどうしようか試合開始前から悩み、渋谷に出てというのも考えたのですが、ふと有名店がそこまで遠くないことに気づき、じゃあ歩いてみましょうと30分ぐらい散歩してやってきたのがファミリーマートにあるコラボ商品でもおなじみの千里眼さんでした。

 コラボ商品は何度か頂いたことがありますけど、本店は初めて。最初だから普通の一杯をと思ったのですが、検索時にニンニクザンマイとかそそられるメニューを見てしまったので、今回はそれを。

 大の全マシがこんな感じだったんですけども、麺はさておき上に乗ってるヤサイはにんにくマヨとキャラメルソースのようなにんにくソースで感覚的にはサラダ。

 ヤサイを食べて総量を減らしてから混ぜ混ぜして一心不乱に食べ進めていたんですけど、全身ににんにくのかほりを纏ったのと引き換えに幸せをつかんだ、そんな気分でいっぱいでした。

■締めとして

 これまではアリーナ立川立飛での開催しか知らなかったので、代々木第一体育館での色々がどんな感じなのか、ただただ楽しみだったんですけども、サンプリング配布にゲストアーティストのライブ、試合中の光源状態やら音響等々の演出を含め、アルバルク東京さんの本気を感じさせていただいた、そんな感想でした。

 入場時には日清さんの完全飯シリーズの配布があり、その週の夕飯2食が浮いてとか、そんなホクホクしながら入場したところでサブMCというより実際に見てコートMCという形で今シーズンからアルバルク東京さんに加入したたつをさん(前大阪エヴェッサMC)がウェルカムグリーティングをしていてという流れが。

 コートのイベント関連をメインに進行、応援練習なんかも担っていくたつをさんがお客さんを迎えているというのは、その後にコートでのイベントに出てくる人が迎えていたと言う印象もそうですけど、大阪時代にお客さんをいい塩梅に温めて試合にって言う姿を見ていただけに、かなり強力な存在だよねと思いました。

 全体進行は二階席あたりのブースから南隼人さんが変わらず行い、フィールドではたつをさんがというパターンだったんですけども、二階のブースからコートまで降りてくることが出来た立飛と違い、代々木第一体育館は距離的に厳しいそうだったので、アリーナMCとサブMCの両輪というのは必然だったのかなと。

 それにしても声という部分で魅せるのに南さんとたつをさんのコンビは強力でしか無いという感想。このあたりの声の使い方もアルバルク東京さんはちょっと本気だぞと感じるポイントでありました。


 開始前のフィエスタ・デ・エスパーニャでのステージから頑張ってらしたアルバルクチアリーダーさんたちとルークさん。

 試合の日の開場前にという流れで観覧できたんですけども、こういうイベントを見るチャンスがないので、スペイン料理とともにせっかくだからと観覧してきたんですけども、お隣でお昼ごはんついでによるブースターさんも多かったりする中でパンとしたアクトは伝わりやすかったように思います。

 知ってるみなさん……アルバルク東京ブースターさんや茨城ロボッツブースターさんなんかはアルバルクチアリーダーさんたちやルークさんを知っている上で見ていると思うんですけど、そうじゃない、普通にワイン飲んで美味しいものを食べに来たみなさんにもチアさんの素敵さとかルークさんの癒やしパワーを伝えられつつ、チームの名前を知ってもらう、告知的な部分ではしっかりとされていたのかなと。

 この手のお祭りにキャラやチア、選手たちが登場する地域振興活動は知ってもらう、繋げていくというのに結構有効なんじゃないかなぁと今までのNPBでの色々を見てて思うところがあるんですけど、状況が良くなってきている中で結構アルバルク東京さんは登場する告知が多く、そのあたりでも本気を感じていました。

 他のチームももちろん地域振興活動をおこなってらっしゃるとは思うんですけど、そのあたりの情報があったりなかったりなので、やってることは事後じゃなくて事前にお知らせしていけば、そのイベントの集客にもなるのに……とか、色々ありますが、(言葉悪いかもですけど)使えるものは何でも使っていったらいいのにと思うんですけどね。

 そんなみなさんがコート上で魅せてくれるアクトはオープニングからタイムアウトにとしっかりみっちりと。

 アルバルクチアリーダーさんたちのアクトはなんといいましょうか、力強いイメージがずーっと有るんですけども、その印象は大きくブレず。

 アクトの流れとかを覚えていない状態でこれだと残すのは難しかったんですけど、そこは意地でもなんとか形として残したいなという塩梅でやってたと。ある意味で漫然としたくないといいましょうか、アクトに対して挑んで行きたいというスタンスは持ち続けていきたいところかなと思います。

 導線的イメージはアリーナ立川立飛の頃と殆ど変わっていないといいましょうか、ブースなどの構成上、ホーム側のベンチ向かい方向からのみの登場でしたけど、諸々が許されるのならどこのチームも採っているビジター側も含めたチアさん配置であったらいいのにねという感想はありましたけども、全体的な満足度は高かったです。

 ルークさんの登場シーンは大まかなところで立飛時代と変わらず。逆に考えると、その頃から演出上で登場できる最大限をルークさんは魅せていたのかなと思ったりという。

 まとめがまだですけども新潟のアルードくんはもうちょっと休みながら出ても怒られないよってぐらい「客前にいる」のがすごいなと感じたんですけども、ゆかいな仲間たちの稼働時間というのをよくよく考えると、どこも結構頑張ってるのかなと。

 アルードくんやNPBのレジェンド、BBなんかを見ていると稼働時間がエグいことになっていて、色々な意味で麻痺するんですけども、実際には相当体力がいりますからね……と、ちょっと大人なお話を。

 ただ、今シーズンのルークさんはほかアリーナへのお出かけやイベントへの参加が多めだったり、チームSNS関連の露出も多めだったりと、色々な意味で本気になっているのを感じているので、(毎年その意義に疑問を付けているものの)マスコットオブザイヤーの結果がちょっと楽しみだったりします。

 あとはハーフタイムライブにメジャーアーティストのライブがと言うのはそちら側のファンも呼べる、元々行く予定だった人への付加価値というぶぶんでは予算が潤沢なB1らしさかなと。

 メジャーアーティストのライブと言うと一時期の千葉ジェッツさんが多くやってらっしゃった印象があるんですけども、今シーズンはアルバルク東京さんがという印象がとても強いです(この試合の後、年明けに松平健さん(1/8)、水曜日のカンパネラさん(1/11)等々)。

 レギュラーのルークさんやアルバルクチアリーダーさんたちも通常のシーンに地域振興活動、更にはルークさんのビジター遠征としっかりと活かしながら、メジャーアーティストを招聘してスペシャル感を出してと、本気で集客にかけているのかなと言う印象なんですけど、どうでしょうか。


 試合は結構競った展開で推移していて、最終的にアルバルク東京さんがという流れ。

 あてにならないぼんやりとした戦前の印象として、アルバルク東京さんがもうちょっと走るかなと思っていたところで食らいついていく茨城ロボッツさんという形だったんですけども、後半に入って突き放していくアルバルク東京さんの強さとなんとか食らいついていく茨城ロボッツさんの粘り強さが記憶に残りました。

 基本的にチームの勝利をというよりも、全体的に撮りつつ、過去の記憶から撮りたいと思った選手をしっかりと残していくパターンの人なので、ここが撮りたいあれが撮りたいを思い出しながらという形でやっていましたけども、ほぼほぼ狙いは押さえられたかなと。

 アルバルク東京さんサイドだとmonでピックアップした藤永選手以外だと小酒部選手やザック選手を残したいなーって思いつつな頭で撮りつつ。

 ザック選手はヒロインのあとにルークさんと一緒にいる姿が過去の観戦で残っていて、この日もヒロインだったのでちょっと期待していたんですけど、期待通りの姿が残せて嬉しかったなと。

 茨城ロボッツさんは色々なめぐり合わせで久しぶりにチームを見たんですけども、monのところでも書いた通り、だいぶメンバーが変わっていてと言う形。

 そんな中で見ていた頃からの対比じゃないですけど、すっかり成長しててぐっと来た鶴巻選手の姿はちょっとこうグッと来るものが。まだまだ観戦経験値が浅い状態ですけども、じわじわと見続けているがゆえに感じられる喜びを感じるシーンが出てきているのは嬉しいところ。

 あとは多嶋選手のコートイン時のルーティーン、頬をパンパンと張るシーンは絶対に残したいと思っていて、意図通りに残せたのはただただ嬉しかったです。

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 Next Game
 第8節 GAME1
 千葉ジェッツ vs 秋田ノーザンハピネッツ
 船橋アリーナ

 さて、次回は久しぶりの船橋アリーナ。年に一度は見ておきたい千葉ジェッツさんのホームゲームにお邪魔してきて見た色々のお話を。殿堂入りのジャンボくんはやっぱりすごいなと思ったシーンなどを中心にお届けしていきます。

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