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籠・諸国漫遊記21-22(15)(2021/11/28)

 今シーズンすっかりその世界が楽しくなり、これは来シーズンもしっかりと見て残していきたいなぁと思っている独立リーグ、ルートインBCリーグの色々ですけども、その中の1チーム、埼玉武蔵ヒートベアーズさんのチアパフォーマーさん、Bgirlsさんたちが11月にフォトコンテストを開催されていまた。

 今シーズン楽しませていただいたご恩返し的に写真をアップしていましたら、先日結果発表が有り、ありがたいことに優秀賞として選んでいただきました。

 普段は撮ってきた写真をSNSに上げるだけあげたり、このnoteで使ったりってのがパターンで、しっかりとした評価をいただくことってあまりないんですけど、演者の皆さんやスタッフの皆さんが選んだくださったことがちょっと嬉しいです。

 noteでも書いてますけど、野良カメラは本当にチョロいので、リアクションがあると、じゃじゃじゃじゃあとまた撮っていこうって言うモチベーションに繋がるなぁと。

 このあたり、演者やキャラたちだけじゃなく、選手の皆さんのリアクションも……っと、最近、インスタの方でちゃんとタグを付けてたら、被写体の選手さんが反応してくださって、自分の見たもの全部残したい派として、なんかもう嬉しくなっていました。

■試合情報

 第8節 GAME2
 ベルテックス静岡 97-93 長崎ヴェルカ
 富士市立富士川体育館
 ※詳細スコア

■移動手段

 12月はほぼほぼ公共交通機関移動(12/25は車、かも)なので、この日は車での移動。

 富士市立富士川体育館は公共交通機関移動だと、行きはよいよい帰りは怖い……というバスの本数なので、可能であれば車で行き来してしまいたいなと。

 ルート的に往路は国道129号線スタートで246号線を西進、御殿場あたりから山の方に向かいつつ、国道469号線を使うルート。復路は渋滞を考慮して静岡県道180号線(富士山スカイライン)を突き抜け、須走方面から道志みちを走って地元相模原を目指すという、そんな山坂道ルートでした。

 かなり標高のあるところに向かっていくのと、山坂道でウッキウキしてしまう(おさっしください)というのとで、燃費的な結果はあまり良くなかったんですけども、復路の富士山スカイラインはホンドギツネも見えたり、走ってて楽しかったです。

 時間は往復ともにざっくり3時間コース。神奈川からのドライブって意味では丁度いいぐらいの距離かなと思います。

■man of the match(ベルテックス静岡)

 ベルテックス静岡のmonは今シーズンからキャプテンに就任したムッサ・ダマ選手を。

 昨シーズンの印象をベースにアップから試合中にと動きを見ていたんですけども、キャプテンに就任した今シーズン、チームメイトに声をかけたり、色々と確認している姿を見て、なんかちょっとグッと来ていました。

 プレー自体の激しさやスピード、強度なんかも昨年よりパワーアップしているような印象を受けながらだったんですけど、そこにキャプテンとしての動きも加わって、更に進化しているような、そんな塩梅で。

 ブレのない、変わらない部分で言えば、スターティングファイブ登場時のルーティーンは普遍で、切り結んだり、ビシッと礼をしたり……と、いつも通りの入りだったのはちょっと嬉しかったです。

■man of the match(長崎ヴェルカ)

 長崎ヴェルカのmonは今シーズン、滋賀レイクスターズから移籍の狩俣昌也選手。

 昨年は京滋ダービーでその姿をようやく撮れて、そのときにもmonとしてあげさせていいただいたんですけども、元はと言えばバスケ楽しいって思い始めた頃、公式風のあのタレントさんが所属するシーホース三河所属時代に魅了されて……だったんですけども、この日はなんかもう更に一段、ギアが上がっていました。

 スターティングファイブとして登場、攻撃の起点としてゴリゴリに動いている姿を見ながら、相変わらずの動きにグッと来ていたんですけど、真骨頂というか、えぐさを見せつけていたのは最終の第4Qでした。

 静岡優勢で迎えた最終Q。とにかく加点をしていかないといけない長崎勢の中で、狩俣選手のゾーンに入っていたといいましょうか、ボールが回る毎にスリーポイントシュートを沈めていくというえぐさ。

 この日、狩俣選手は21得点しているんですけども、第4Qだけで15点。スリーポイントを7本打って5本沈めるとか、ほんっとにおっかない動きを見せてくれていました。

■Cheer of the Match

 ベルテックス静岡のチアさんたちはベルーナさんたち。衣装の意匠、背中の富士山が印象に残るんですよね。

 今回のCOM,二階席からざっくり見ていて、印象に残ったのはChihoさんかしらと。

 上の方からの観戦だったので、ピンポイントというよりは、全体のアクトを残していくようなそんなイメージだったんですけども、その中でフォーメーション的にも残しやすかったのはChihoさん。

 ある程度はアクトのフォーメーションで決まってきてしまう部分もあるのかしらとは思うんですけど、上がりの絵を確認していて、しっかり残せたのがChihoさんでした。

■Character of the Match

 ベルテックス静岡のマスコットはUMAのベルティさん。様々なスポーツマスコットがいる中で、ここ数年で私イチオシなのがベルティさんだったりします。

 NPBの子とかだと、アクロバットで見せるというパターンもありますけども、ベルティさんは体型を見ていただいても分かる通り、アクロバットがあるわけではなく、その存在で魅せていく形。

 語彙力が足りてないので、的確にベルティさんの魅力を書ききることができないのが辛いんですけども、お客さんや選手たちに相対したときの動きがほんっとに愛らしいんですよ。

 あと、ベルテックス静岡の選手皆さんがベルティさんに優しくて、そのあたりも惹かれるポイントではあるんですけど、この節は長崎ヴェルカの山本エドワード選手がベルティさんにドハマリしていたようで。

 山本エドワード選手というと、自分の中ではFE名古屋時代の姿が印象に残っているんですけど、リードくん相手には見たことのない笑顔をベルティさん相手に魅せていて、おいもの妖精の人たらしっぷりを見せつけられたような、そんな気がしました(笑)。

■フックに引っかかった演出曲

 今回はダンス中のアクトというよりは、タイムアウト時に流れていて、ダンスがなかったパターンの楽曲にフックを刺激されました。

Have A Nice Day/BON JOVI

 2005年発売の同名アルバムからシングルカットされた楽曲で、当時結構売れたというのもあって、聞いたことのあるみなさんも多いんじゃないかなと思うんですけど、個人的にはこの曲やこの曲が収録されているアルバムはJ SPORTのプロ野球中継でよく使われていた曲なので印象に残ってるんですよね。

 第一回ワールド・ベースボール・クラシックのあたりの……というと、なんとなく時期的なものがわかるかなと思うんですけども、ちょうど放送に絡んで落ち着いてきた頃の楽曲なので、フレーズを聞いて、SPORTの現場では久々に聞くなぁとしみじみしていました。

 ダンス系やワークアウト系の楽曲を使うチームは多いんですが、こういうゴリゴリのロックナンバーでアクトを組んでいるシーンなんかも見てみたい、撮ってみたいなーって思うんですけど、どこかやってくれないっすかね。

■行き来の飲食

 今回、試合終了の時間が15時台で、富士市内でご飯を……と考えていたお店が軒並み営業時間と合致せず……。

 だったら、昼にベルメシで何かしらお腹に入れておけばと思ったのは帰りの車の中でした。

 次回はベルティさんのおいもスープ飲まなきゃ……!

■締めとして

 前日の結果を見て、もしかしたらGAME2は可能性あるなと思いながら富士川体育館に向かっていましたけど、全勝でここまで来た長崎ヴェルカさんを止めたのは……ベルテックス静岡さんでした。

 自分自身の基本スタンスをフラットにして観戦したり撮影したりしていますけど、よく足を運ぶチームは多少なりとも肩入れしてしまうので、新規参入の長崎さんよりも昨シーズンたくさん見せていただいた静岡さん寄りで見ていたのを否定しませんけど、なんというか……追い上げる長崎さんのおっかなさ、逃げ切ろうとする静岡さんの姿、後押しをする両ブースターさんのクラップ音、共にすごかったです。

 20-21シーズンにB1でゴリゴリにやっていたメンバーを多く揃え、最短でB2へ駆け上がるぞという勢いの長崎さんと20-21シーズンのてっぺんを惜しくも取れず、その中で20-21シーズンに他のチームで活躍している姿が印象的だった選手が加入してきた静岡さんとの戦いっていう流れを頭の中で描いていたんですけど、マッチデープログラムにもあった「壁があるから面白い」そのままの戦いだったなっていう、そんな印象があって、ほんっとに見てて楽しかったですし、熱かったです。

 長崎さんの選手でいうと、monであげた狩俣選手以外にもジェフ・ギブス選手とかマット・ボンズ選手、FE名古屋での活躍が印象深い山本エドワード選手に元ベルティさんのお世話係で相撲仲間の近藤崚太選手など、普通にB1やB2の上位チームの要としてやっていた選手が富士川体育館で躍動しているという姿はわかるんだけども不思議な感じでしたし、静岡の選手たちが相対して、しっかりとガードしていたり、間隙をついて加点していったり行く姿はちょっとグッと来てしまい。

 ギブス選手につく村越選手や止める加納選手、突き進んでいくムッサ・ダマ選手とかもうなんかちょっと、心のなかでよくわからない声を上げながら撮っていました。

  プレー以外の面で行くと、まずはMCさんのお話を。静岡のアリーナMCというと、横浜ベイスターズなどで活躍されたケチャップさんって印象が強いんですけども、この日はワタナベユウスケさんというパターン。

 初めて声や仕切りを聞かせていただいたんですけど、ウェルカムやサンクスに立つケチャップさんのルーティーンは踏襲されないぐらいで、ベルテックス静岡のアリーナの声として並列化されているのかなってぐらいに違和感がなかったです。

 むしろ、あれケチャップさんかしらって思う節回しと言うか、イントネーションだったりと言うか、そんな勢いもあったので、このあたりは直系なのかなとか思ったりする元声ヲタでした。

 ベルーナさんたちはルーキーさん2名を加えての21-22シーズンでありますね。

 ハーフタイムはシャツスタイルでバキッと見せてくださって、オープニングとともに二階席から見たときの映えがいいなぁという印象は変わらずだったんですけども、色々な事情はもちろんあると思うんですが、オープニングの楽曲とかアクトは20-21シーズンからの踏襲ではなく21-22シーズン仕様の新しいものが見たかったなと。

 応援を盛り上げるシーンのみなさんのノセる動きとか、コート中央での紹介になったスポンサー様紹介など、しっかりしたシーンが多かったので、さらにもう一段、魅せる方でもギアを上げて欲しいなぁって、色々なところでそっと見せていただいている人は思いました。

 ベルティさんは……昨シーズンの序盤にあった「一般入場したらしばらく出てこない」という状況からだいぶ変わり「開始前のアップの時点からなるたけ出ている」というパターンになったようで、ベルティさんのお昼ご飯の時間は減ると思いますが(笑)、ベルティさんを知るという部分やその愛らしさから繋がるであろうベルティさんグッズへの誘導を考えるととてもいいことだと思いました。

 というのも……ベルティさんグッズが少ない少ないと昨シーズン思っていましたが、今シーズンはどうやら攻めに転じたようで……。

ベルティさんのお顔ドーン

 富士市立富士川体育館に入場したとき、どーんと出迎えるベルティさんの顔面。そしてベルティのベルティの大小やら実写が使われているアクリルキーホルダー(これは買いましたので、平べったいベルティと青春18きっぷの旅をすることになりそうです(笑))やらなにやらベルティさんのグッズが並びに並んだグッズショップが控えていまして、ベルテックス静岡さんの本気を見せつけられた気がします。

 ※選手グッズは入場ゲート後方、もうちょっと広いスペースで展開されていたので、全体的なイメージとしてベルテックス静岡さんの物販展開、今シーズンは本気のようです。

 アリーナでの物販の充実、お客さん前への露出増、ホームの選手だけにとどまらないビジターの選手とのワチャワチャ、オンラインでは活性が上がってきているTwitterに加え、この日の勝利後の投稿にはちょっと泣かされかけたInstagramもあり、21-22シーズンのベルティさんの動きから目が離せないなと。

 個人的に昔っからお世話になってる面々(北の方でみらい大志をされているもひかんのおじいちゃんや野球場で油断しているところにアースフレンズ東京ZさんのVVZポーズをぶっこんでくる鴎の美少女(推し)などNPBのみなさん)以外だと、おさないの中で「スポーツマスコット好きには一度生で動く姿を見てもらいたい」と思うベルティさんなんですけども、ぜひ一度ベルテックス静岡さんのホームゲームに足を運んでいただいて、魅惑のおいもワールドを体感していただいて、おいもクラブに加盟していただきたいと思っています。

 (ベルティさんとおいものはなしは……あれってネット上のどっかに残ってましたっけ? ベルティさんのいろいろが分かるかも知れないし、わからないかも知れないインタビュー記事はこのへんから。というか、来シーズンあたりマスコットメインのファンクラブ、おいもクラブが出来ないかと本気で思っています(笑))

 と、おさないの溢れ出るおいもの妖精への思いが後半殆どになりましたが(笑)、世の中の情勢も多少落ち着いてきて、ベルーナさんたちやベルティさんとのディスタンスをとった撮影会も今節から復活したそうで、関東圏や中部圏からショートトリップ的に静岡に足を運ぶのも、魔境B3の楽しいシーンを目撃するのもきっと楽しいと思いますよ!

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 Next Game
 Wリーグ 第7週 GAME1
 新潟アルビレックスBBラビッツ vs トヨタ自動車 アンテロープス
 第9節 GAME1
 新潟アルビレックスBB - 秋田ノーザンハピネッツ
 シティホールプラザ アオーレ長岡

 昨シーズンの3月以来にお邪魔する新潟アルビレックスBBのホームゲームはWリーグとの共催で。今回は土日じっくりと共催分も含めて楽しんでいきたいと思います。

 アルードくん、色々と楽しみにしてますからね!

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