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籠・諸国漫遊記21-22(7)(2021/10/23)

 セ・リーグは東京ヤクルトスワローズが絶対大丈夫で優勝、パ・リーグはオリックス・バファローズさんが優勝という結果に終わった昨今ですが皆様いかがお過ごしでしょうか。

 セントラル・リーグはあかん優勝してまう的な流れからの東京ヤクルトスワローズさんの差し切り。パシフィック・リーグはあれよあれよとオリックス・バファローズさんが走り、千葉ロッテマリーンズさんが追走していくというこれまでにあまりなかった展開で。

 プロ野球が楽しいと感じた根っこと推し(今日紹介する大田区総合体育館の翌日、アスフレちゃんのブイブイゼットのレクチャーシーンを完璧にトレースしていったリーン様(笑))の部分を考えると、海の近くの方の本拠地球場チームに寄せて気にしてましたけど、川の近くの方の本拠地球場チームもファンにお友だちも多いですし、ロボ兄弟に遊んでもらった記憶もありますし……と、色々と遊ばせていただいているが故にじゃないですけど、筋を通してひっそりと見守っておりました。

 とりあえず、今シーズンの現地観戦が終わりましたので、このあとのポストシーズンは赤勝て白勝てと思いつつ、近くの推し(前述にある安田顕さんファンのラブリー鴎(リーンちゃん))が最後まで輝くようにそっと祈っています。

 あくまでもそっとですけども! ね!

■試合情報

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 第4節 GAME1
 アースフレンズ東京Z 56-71 ファイティングイーグルス名古屋
 大田区総合体育館
 ※詳細スコア

■移動手段

 大田区総合体育館は公共交通機関利用。行きはレッドサンダーこと京浜急行電鉄、帰りはお散歩しながらJR蒲田経由でという流れ。

 大田区総合体育館の目の前を通る第一京浜は相模原からZOZOマリンに抜ける朝によく使うルートなんですけど(保土ヶ谷バイパスから環状2号、国道1号を経由して。戻りは環七通りから国道246号線が多いです)、バスケの場合は電車移動が基本になっています。

■man of the match(アースフレンズ東京Z)

 アースフレンズ東京Zのmonは増子匠選手のスリーポイントを打ったこのシーンかなと。

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 私が大田区総合体育館でアースフレンズ東京Zさんの試合を見始めた頃から増子匠選手は印象に残っていまして。要所要所で決めていく姿とか、格好いいなーって思いながら撮りはじめていた記憶があります。

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 昨シーズン、アースフレンズ東京Zから信州ブレイブウォリアーズに移籍、その後期限付き移籍でアースフレンズ東京Zに戻り、終盤にアキレス腱断裂……。

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 そこからの復帰シーズンはアースフレンズ東京Zに完全移籍してという形なんですけども、開幕からアキレス腱断裂からの復帰とは思えない動きを見せていて、ただただすごいなと。

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 プレー以外の部分で言えば、試合に臨む前に入念なアップしている姿を開幕節で見て、試合でのパフォーマンスを発揮させるまでに至る道というのは半端ないんだろうなぁというのが印象に。

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 あとはチームの構成メンバーが若いので、経験を伝えているシーンも結構多いのかなと。若手に中堅、ベテランが色々と伝えているシーンにツボを刺激されるんですけど、伝わりますかね。

■man of the match(ファイティングイーグルス名古屋)

 FE名古屋のmomは石川海斗選手のこの絵かなと。

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 昨シーズンは熊本ヴォルターズに所属していた石川海斗選手ですけども、今シーズンはFE名古屋入り。一番最初の印象だと信州ブレイブウォリアーズでの活躍が印象に残っています。

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 そんな石川選手が今シーズンFE名古屋入りして、どんな動きをするのかというのもこの日楽しみだった一つ。昨シーズン、一回だけ見た熊本ヴォルターズの試合ではそこまでのおっかなさ(褒め言葉)を感じなかったので、今回はどうかなぁと思っていたんですけども……。

 結果的にやっぱりおっかなかった(褒め言葉)です。

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 前半は比較的静かな動きだったんですが、後半から勢いがちょっと半端なくて。FE名古屋さんの新戦力のもうひとり、笹山選手(ホームにお邪魔したときピックアップして撮りたいと思っています)とともに両輪で牽引していく姿は華があるなぁと感じながら撮っていました。

■Cheer of the Match

 この日のCOMはKurehaちゃんのこのシーンかなと。

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 今シーズン最初の大田区総合体育館のお話のときにCOMとしてあげたMikikoちゃんと同様、むしろNextでの活動を長く見ていたKurehaちゃんがパンとしているシーンを見るのはちょっとグッと来るものが。

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 ZgirlsさんとZgirls Nextさんで差は実際に無いと思うんですが、シフト制ということもあってなのかと想像しているんですけど、フォーメーションなどにレギュラーでいないと揃わない立ち位置を組めるかどうかというのにはちょっと違いがあるかなと撮ってて感じるんです。

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 そのZgirlsの立ち位置にKurehaちゃんが入って、パンとした姿を魅せているっていうのはなんかすごいなぁというか、私が色々と重視する「連続性の物語」だなぁと思うんですよね。

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 元々スポーツの興行が楽しいと思った最初の一歩、プロ野球の世界とかですと、3年やってナンボって話が(主に選手の年俸面で)よくあるんですけど、見続けることも3年ぐらい続けていくと、そういう連続性の物語が自分の中で気づけて、更に楽しい深みに沈んでいく気がします。

■フックに引っかかった演出曲

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 音の順番は異なりますが、基本的にトータルで使われている楽曲に差異は無のが流れの様子。今回はしばらく動かないであろうオープニングの曲がフックに引っかかりました。

Get Together/David Guetta」(本編)

Hero/Afrojack&David Guetta」(選手登場直前)

 これまではコートサイドから、今回は二階席の中央からオープニングを拝見したんですけど、角度で印象が違うんだなぁっていうのが今回の気づきで。

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 トータルで光とアクトの見るとなると、コートサイドの同じレベルの状況より、ひな壇上から二階指定の位置から見るのが本当におすすめ。このあたりはどのアリーナも全体像を掴みたいってなると、引いた位置で見るのも楽しいんだなぁというのを楽曲とともに今回気づけました。

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 あとはもう流れをもっと頭に叩き込んで、演者のみなさんのここだって言うシーンをなんとか切り取っていきたいですね。

■行き来の飲食

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ラーメン宮郎

 試合終了後、お夕飯までの時間を緊急事態宣言明けで営業を再開した行きつけ、ドラム缶 蒲田店でパ・リーグLIVEを見ながら過ごし、お客さんの雰囲気を感じたり、マスターとの野球話とかを。諸々含めて色々と日常が帰ってき始めているのかなぁと思いつつ、お夕飯に向かったのはJR蒲田駅周辺にある二郎インスパイア、ラーメン宮郎さんでした。

 この日チョイスしたのは「他のラーメン屋じゃ絶対に出せないスパイスカレーまぜそば」という限定もの。カレー系も好きなので、飯情報を確認していたときにカレーまぜそばを目にして、これはと。

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 着丼時のビジュアル、混ぜて食べるときのワクワク、味、そして追い飯……。

 これはちょっと深いぞと思いながら、野菜も摂取できた「他のラーメン屋じゃ絶対に出せないスパイスカレーまぜそば」を楽しんでおりました。

■締めとして

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 先週日曜からの大田区総合体育館三連戦がこの日で締めくくりだったんですけども、オープニングやハーフタイム、タイムごとの演出をフロアレベルで見たときと上段から見たときの印象がだいぶ違うんだなぁと言うのに改めて気づいたのがこの日でした。

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 先週の開幕節で見て撮った印象で、みんな違ってみんなすごいんだけど、撮る側としたら、結構複雑にフォーメーションが変わるので、これはもう全体像をというより、ピンポイントで動きを追っかけていくほうがいいんだろうなぁと思っていたんですけど、上からだとその複雑な動きが全部見渡せて、これは全体像が撮りたいぞと、一気に切り替えていました。

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 野球を撮るのもバスケを撮るのもですけど、座席位置でアガリの絵が全然異なってきますし、撮れる撮れないもだいぶ変わってくるんですけど、座った位置だから撮れる絵というのをパッと切り替えたり、頭の中の構成を変えていけるのはその場その場の即興力が重要。観戦経験や撮影経験が効いてくるんだろうなぁと思うので、もっともっとレベルを上げて、ここぞってシーンを切り取っていきたいです。

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 そんな上から見た演出でしたけども、フル稼働のZgirlsさんとシフト制のZgirls Nextさんたちのフォーメーションの組み方がなるほどなと。もちろん、フル編成のときが一番バキッとした編成なんでしょうけども、登場メンバーが少ないときでもしっかりと魅せることが出来る形になっていて、そこは上から見たからこそ気づけた形といいましょうか。

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 試合中の盛り上げの動きとか、前半後半のメンバーの入れ替えなんかも見られ、試合中の動きの多さや激しさを改めて感じられたのはちょっと新鮮だったかなと。

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 コートサイドの位置の視野と二階席からの視野の差が出ているのかなぁと思うんですけど、選手やチアさん一点突破ならコートサイド、広く見ていきたいとか、トータルの演出をとなると上の方。あとはもうほかのお客様の頭を抜く形で撮るなら、前の方で合間を縫ってよりも、上の方で気楽にやるほうがいいのかなと思います。

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 試合自体は……前半はアースフレンズ東京ZさんがFE名古屋さんに食らいついてという展開。

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 アースフレンズ東京Zさんの開幕節を見て、FE名古屋さんの見逃し配信をざっくり見た上でこの日の試合を迎えていたんですけど、ぼんやりとFE名古屋さんが走るかなぁと思っていく中でアースフレンズ東京Zさんが食らいついていくいう姿にはちょっとグッと。

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 後半に入るとFE名古屋さんが突き放していきましたけど、もしかしたら……とか、このまま行ったら……とか、そういうときめきとかワクワクを感じさせてくれる展開は良かったんじゃないかなぁって。

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 展開とか戦術、戦略とかをわかっている人ではなく、さらにいえば箱の人なので、自分自身でグッと来た流れや展開を追えるだけで観戦の幸せを感じる人ではあるんですが、アースフレンズ東京ZさんがFE名古屋さんに食らいついて行く姿にはちょっとグッと来ておりました。

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 さて、10月末の天皇杯ブレイクをはさみ、次回観戦は以下のゲーム。

NEXT GAME
 第4節 GAME2
 越谷アルファーズ vs 青森ワッツ
 越谷市立総合体育館

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 今シーズン最初の越谷アルファーズのホームゲームでどんな色を残せるのか今から楽しみにしつつ……!

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