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籠・諸国漫遊記22-23(1)(2022/10/1)

 プロ野球も日本シリーズが終わり、次のシーズンのストーブが燃え始め、気がつけばBリーグも開幕から一ヶ月程度経っている昨今ですが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。

 観戦計画を練って諸々の手配をという流れも久しぶりなんですけども、チケット手配の日取りを間違えて計画を変えたり、組み換えがチラホラとあったりと、開幕直後らしさを色々な意味で実感しております。

 とりあえず、あたらしい相棒とともに22-23シーズンを残していこうと思っておりますので、各地のアリーナにそれっぽいのがいましたら、指さしてニヤニヤして頂ければ幸いです。

■試合情報

 第1節 GAME1
 越谷アルファーズ 62-72 西宮ストークス
 越谷市総合体育館
 ※詳細スコア

■交通手段

 越谷市立総合体育館へは電車とバスを使うか、車で行くかの2本なんですけども、開幕説のしかもGAME1ということで、絶対混むだろうと予想して公共交通機関をチョイス。

 結果的に大正解だったのは昨シーズンはFE名古屋のホームゲームを共に駆け抜けた(笑)おともだちがこの日、車で来場したそうなんですけども、施設駐車場は満車、止められたのも結構離れている場所で……と。

 今までは大丈夫だったのかもしれないですけど、これからさらなる動員をと考えたときには駐車場関連の色々は大変そうだなぁって、数本見送ったらゆるっゆるになって、ゆっくり座っていけた復路のバスの中で思いました。

■man of the match(越谷アルファーズ)

 越谷アルファーズのmonは駒沢颯選手を。

 昨シーズンのアースフレンズ東京Zさんのラストゲームが青森ワッツ戦で、そのときもmonとしてピックアップした駒沢颯選手は今シーズン越谷アルファーズに移籍。どんなプレーを見せてくれるのかワクワクしていたんですけども、期待どおりにアツいプレーでグッと来ておりました。

 開幕戦を落としてしまったという状態でMIPに選ばれていた駒沢選手ですけども、ご挨拶とかお客様への感謝はもちろんしっかりしていたんですが、自分自身に向けて色々足りていない、勝利に枯渇している空気をビンビンに出していて、そこにまたちょっと惹かれてしまいました。

 今シーズンは越谷アルファーズさんのアリーナにお邪魔することが多そうな日程組なんですけども、生観戦時にもっともっと(いい意味で)えげつないプレーが撮れたらいいなー、なんて思っています。

■man of the match(西宮ストークス)

 西宮ストークスのmonは道原紀晃選手。

 西宮ストークスさんは昨シーズンから継続しているメンバーが多く、チームの雰囲気や流れ、どう撮ろうかなってイメージがある程度固まっている中で開幕をと言う塩梅だったんですけども、まずは道原選手をと。

 道原選手はおともだちが推しで、気にして撮るようになったんですが、スピード感とか勢いをどう残すかってのを頭に入れながら撮っていたり、シュッとした姿をどう残すのかってのをイメージしながら破ってたんですけども、どうでしょうか。

 あと撮ってて思いましたけども、結構ナイスマッスルなんですよね、道原選手。今回も撮りながら上腕二頭筋が綺麗だなぁとか思いながらシャッターを切っていました。

■Cheer of the Match

 今シーズンはHazukiちゃんのプロ契約なんてニュースもありましたが、越谷アルファーズのチアチームはアルファビーナスの皆さん。

 昨年までのメンバーが多く継続していたので、チームのイメージはなんとなく掴みながら、今シーズン最初のシーンを見ていました。

 この日のCOMはルーキー、Kotonoちゃんを。

 まとめで書きますけども、この日はぎりぎりになって観戦を決めたので、エンドラインの一列目というところからの観戦。なので広く頭の中を構成して誰かを、というよりは立ち位置が撮れる位置だったKotoneちゃんを多めにという形だったんですね。

 ルーキー組はレギュラーシーズン最初の日ということで、相当緊張してたんだろうなぁってのがファインダー越しにも伝わってきていたんですけど、このスタートからどんな成長を魅せてくるのかってを楽しみにしていきたいなーって、このあたりは開幕節らしい楽しみですよね。

■Character of the Match

 今シーズンは共にオープニングを飾っていたダンスグループ、ReoCityの面々が卒業しているアルファマンさん。今シーズンもしっかりとアリーナにいるものの、そこはかとない存在感の軽さは変わらずで……。

 花道形成や終了後のセレモニーではしっかりといるんですけども、昨シーズンと比較して、ダンスシーンが減っているので総合的に登場は減っているのかなと。

 チームがアルファマンさんにどういう方向性で、どういうスタンスで魅せていきたいのかが伝わらないというか、わからないよねっていうのが今シーズン最初の一歩でした。

 ライダーさん的なスタイルにハマるマニアは確実にいると思うんですけどね。ローカルヒーロー路線に大きく舵を切るとかの攻めを見てみたいなとか、妄想はいくらでも出来るんですけどね。

■フックに引っかかった演出曲

 アルファビーナスさんたちがハーフタイムに使っていた楽曲がフックに引っかかったのでという。

RISING/吉田兄弟

 スポーツエンターテイメントのシーンで和テイストを出したい時に比較的使われることが多い吉田兄弟さんの楽曲ですけども、私が初めてそういうシーンで聞いたのは千葉ロッテマリーンズの試合開始前ステージでした。

 その時のアクトもかっこよかったんですけど、それに加えて音のかっこよさに惹かれまして。三味線の音色ってこんなにかっこいいんだーって思ったのが最初の感想。

 以降、プロ野球、バスケ問わずにRISINGを使って魅せるシーンに出くわすことがありますけども、イントロを聞くとすぐにRISING! と反応してしまいます。

 楽曲は同じでも、アクトは当然ながらチームごとそれぞれ。守備範囲だけは広く遊ばせてもらっているので、その差を楽しませていただいている形なんですけども、アルファビーナスさん版のアクトはもっと流れを自分の中に落とし込んで撮っていきたいなと思いました。

■行き来の飲食

 ・シン・ヒノブタ

 越谷アルファーズさんにお邪魔したときのお楽しみ、火の豚系のお店が今シーズンはシン・ヒノブタとして……と、位置はいつもどおり。

 二郎系と蒙古系、そこにスタミナ系が入ってきてと、越谷アルファーズさんのホームゲームにお邪魔するたびに店名が変わっていましたけども、根っこは同じで。

 スタミナ系がほんとにツボで、過去に食べた辛さでお願いしたら、ちょっと勢い出た辛さ。しっかりと食べましたけど、次回はもうちょっと自重していきたいです。

■締めとして

 元々、22-23シーズンの開幕は翌週の第2節からを想定していたのですが、予定していた試合の観戦チケットの確保などに失敗。失敗というよりも、チケットは取れるけど、撮れる絵のイメージがあまり良くないので、無理をするより代替案を……としたときに、丁度越谷アルファーズさんのビジター側エンドに空きを見つけ、だったらという流れで22-23シーズンが開幕していました。

 だいぶなし崩し的に開幕していった22-23シーズンですけども、実はというか、22-23シーズンは若干行ってみたいなと思うアリーナと移動可能な行程に乖離が出まして、中々テンションが上がってこないという状態だったんです。

 主にJRさんのダイヤ改正の状況と各チーム、土曜日の試合開始時間の早まりがネックになり、冬と春のお楽しみである「神奈川を始発で移動開始、大阪京都滋賀のチームを見てから宿へ移動、愛知のチームを見て帰る」というお楽しみがほぼ無理だ(新幹線使おうよという話もありますけども(笑))というのがローテンションの理由だったんですけども、改めて生で試合を見て、撮って改めて思ったのは……。

やっぱ、バスケは楽しい、ライブは楽しいということで。

 生の観戦は色々と訴えかけるものがあるといいましょうか、選手のプレー、会場の熱気、チアさんのアクト等々、その場でしか感じられない色々が楽しくて色々巡り始めたわけですし、現地に行ってリアルに触れれば、止まっていた時が動くというか、エンジンがかかっていくんだなぁというのを感じていました。

 あと、純然たる開幕節って今回が多分初めてだと思うんですけども、全体的にふわふわしている感じがらしいなと言うのも。最初の一歩からどうブラッシュアップしてくるのか、次回お邪魔する時が楽しみだなあと思いながら入場後からの色々を見守っていました。


 試合自体は開幕戦を飾りたかった越谷アルファーズさんを西宮ストークスさんがビシッと止めた形でしょうか。

 西宮ストークスさんはmonとしてピックアップした道原選手以外にも川崎ブレイブサンダースさんから新加入の綱井勇介選手の勢いがいいなぁと思いながら。

 川崎時代とその前の青森ワッツさん所属時代の記憶がある綱井選手ですけども、改めて見てシュッとしながら要所で決めてくるなぁっていう、そんな勢いがあるなと。

 越谷アルファーズさんは外国籍選手の新加入(ブレコット・チャップマン選手(前ドイツリーグ)、ジャスティン・ハーパー選手(前京都)、特別指定選手でトロイ・マーフィー Jr 選手)があった以外だと、昨シーズンの優勝HC、安齋竜三さんがアドバイザーとして加入したのとmonとしてピックアップした駒沢颯選手が青森ワッツさんから、そしてアルバルク東京さんから菊地祥平選手が加入して……というのが大きなところでしょうか。

 入場後に安齋アドバイザーを見た感想がもうストレートに「ホントに越谷にいるね……」と。

 越谷アルファーズのユニフォームに身を包んだ菊地祥平選手を見たときも感想がただただ「ほんとに越谷にいるね……」と。

 この日の試合は負けてしまいましたけど、このまま終わるような雰囲気はありませんでしたし、むしろここから強くなっていくためにドカンと衝撃がかかった、そんな雰囲気を感じました。

 実際、10月終了時で東地区の首位(1位がアルティーリ千葉さん)という戦況の越谷アルファーズさんの今シーズンが楽しみになってきた、そんな試合でした。


 チアやアリーナMC、DJ等々のエンタメ分は安定のという形。

 21-22シーズンと比較すると、アリーナDJさんが替わり、ダンスで魅せていたReoCityさんたちが卒業という状況だったんですけども、その分をこれまで以上に担うのはアルファビーナスさんたちという流れ。

 元に戻ったといえば戻っているんですが、雑食な傾向がある私はダンサーグループのエグいアクトもチアダンスも見られるスタイルが好きだったので、ちょっとそこはマイナスかなと。

 アリーナで流れる楽曲、DJさんの選曲はスタンダードな形。今シーズンはアースフレンズ東京ZのアリーナDJを務める前任のPACHI-YELLOWさんのチョイスとどうしても比較してしまうのですが、スタンダードで悪くないけど遊びが少ない、他アリーナとのかぶりが気になるかな……と、コミュニティFM局で数年前まで選曲してた人は感じました。

 アルファビーナスさんたちも開幕節のGAME1ということで、いい緊張感がファインダー越しに伝わってきていたり。

 継続メンバーの流石に堂々とされていてって中にある緊張感にドキドキしたり、ルーキー組の本当に緊張してらっしゃるという空気感はなんかもうただただ頑張って!! と見てしまったり。

 お客さんというスタンスでただただ見ているだけですけども、第一歩の緊張感とかひりひり感はドキドキが伝わってくる感じがして、見ていてグッと来てしまうんですよね。

 シーズン最初の印象と中盤、終盤で印象が変わってくるってのを目のあたりに出来るというのもスポーツエンターテイメントを見ていく楽しみかなと思いながら遊んでいるんですけど、最初の一歩を踏んだみんながどんな風に進化していくのか、本当に楽しみながら観戦していきたいと思います。


 最後に開幕節らしいシーンのお話を。この日は国歌斉唱とハーフタイムのミニライブに元放課後プリンセスでBリーグ応援番組「B MY HERO!」 のMCも務められている関根ささらさんが登場していました。

 国歌斉唱のシーンはしっかりと、ハーフタイムのライブのときはお客さんの耳目をしっかりと集める魅せ方とか、しっかりと芸能でやってらっしゃる方は違うなぁと、そんな感想を。


 あと、WIN-WINだなぁって思ってなんか嬉しかったのは、関根さんのファンの方も会場に多くいらしてたことでしょうか。推し事といえば推し事何でしょうけども、現場でバスケとバスケに関わる色々に惹かれてミイラ取りがミイラになっていけたら楽しい、ですよね。

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 Next Game
 第2節 GAME2
 湘南ユナイテッドBC vs 横浜エクセレンス
 藤沢市秋葉台文化体育館

 次回は出身地の地元(の隣の市)をベースに湘南地域に根を張っていくべく22-23シーズンから参入した湘南ユナイテッドBCさんのホームゲームのお話を。例のダブルブッキングのお話なんかも交えてお届けしていきます。

 次回より! Z9の絵で! お届け!

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