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籠・諸国漫遊記22-23(23)(2022/12/30)

 現実と更新の乖離が激しい昨今。籠球のオフシーズンにお釣りをなくすことができるのかどうかドキドキしてきている昨今でありますが、目先の22-23シーズンもほぼほぼ観戦予定も固まり、最終的なポストシーズンのカーディングが決定し次第、色々と当てはめていく、各種チケットや旅程の手配が出てくるかなと言う情勢ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

 とりあえず、B2B3ともにギリギリまで最終決定がない、最後の最後まで確定しないという状態で、チケット争奪戦やら諸々の手配、なかったときの別アリーナでの観戦等々のやりくりを行いながら過ごしているんですけども、これもシーズン末らしさというか、楽しさですよね。

 ただ昨今面白いなと思ったのは、ふんわりと行く予定を決めておいてチケット手配をギリギリまで伸ばしていると、結構良席のリリースがあるんだなぁと言うことでしょうか。

 シーズンシートのリセールだったりというパターンかなと思うんですけど、早々に手配して安心を取るか、チキンレースに賭けるかという、そんなせめぎ合いを来シーズンはやっていっても面白いかもと思っております。

■試合情報

 第15節 GAME1
 アースフレンズ東京Z 54-90 越谷アルファーズ
 世田谷区総合運動場体育館
※詳細スコア

■移動手段

 この日から年末年始休暇に突入。4泊5日で5試合観戦をという旅の始まりが久しぶりの世田谷区総合運動場体育館でありました。

 観戦後からそのまま泊地である新潟県長岡市に移動する予定だったので、カメラ機材に加え、旅装一式をキャリーに入れて出立。キャリーを最寄りの小田急小田原線成城学園前駅のコインロッカーに預けて、バスで砧公園西側にある世田谷区総合運動場体育館に向かっていました。

 試合終了後は再び成城学園前駅に戻り、遅いお昼を食べてから駅最寄りのオリンピックで色々と仕入れて移動開始。新宿駅を16時頃に出て、高崎、水上と乗り換えて22時前(21:47)に長岡駅にたどり着くという乗り継ぎを考えていました。

 ※2023/3/18のダイヤ改正で19時43分発の長岡行が廃止されたため、現行ダイヤだと新宿駅を夕方に出ると長岡着は23:05となります。

 とりあえず、年末の混雑もすごかったんですけども、予定していた湘南新宿ラインは横須賀線内での踏切内点検で列車の遅延があり、諸々がワヤに。先行すると聞いて赤羽まで埼京線で進み、上野東京ラインを捕まえてと言う流れに変更していました。

 赤羽から高崎、水上長岡と先が長いのと年末年始出しちょっと贅沢にというのに加え、キャンペーンで普通車グリーン券が400JREポイントだったというのもあり、赤羽から高崎まで……と、来た列車に乗ったはいいものの、ほぼほぼ満席で大きい荷物を持っている人的にはつらい状況。

 それも浦和で入れ替えがあり、進行方向反対側、席の後ろにキャリーを入れられる場所が空いたので確保。ホッと一息ついて、長い行路に挑んで行くのですが、一番の懸念事項、上越線方向の雪と運行状況がただただ気になっていました。

 (次回更新に続く)

■man of the match(アースフレンズ東京Z)

 アースフレンズ東京Zのmonは鎌田隼選手。

 これはもうこの後にピックアップする越谷アルファーズのmon、鎌田真選手との対になるんですけども、この日初めてプレイタイムを残せて、なおかつ実弟の真選手とのマッチアップを残せたというのは嬉しかったんです。

 鎌田真選手の活躍は19-20-21シーズンの茨城所属時代、21-22シーズンからの越谷所属時代で見てきているので、そのお兄さんがどんなプレーを見せてくれるのか楽しみにしていたんですけども、なかなかプレイタイムをつかめず、私が見られたのがちょうど越谷戦だったという巡り合わせでして。

 大学の先輩後輩とか同期とか旧所属同士のマッチアップはちょっと惹かれるものがあるんですけども、なかなかない兄弟同士のマッチアップを残すことが出来たのはただただ幸せでした。

■man of the match(越谷アルファーズ)

 越谷アルファーズのmonは鎌田真選手。

 隼選手の出場がありそうだと言うのを察したので、真選手に脳内の比重をおいて撮っていたんですけども、真選手のスピード感は撮っていてやっぱり楽しいよなぁというのが印象に。

 今期で3シーズン目なので中堅どころかと思いきや、まだまだ大学在学中、プロ契約の特別指定選手というのを検索して改めて思い出す程度にはしっかりと主力になっているのがすごいのと、自分の写真を見比べると、徐々にがっしりしてきているのに気づくのとで。

 今後、鎌田真選手のスピードがどこまで高まっていくのか、どんなプレイヤーになっていくのか、ちょっと楽しみにしていきたいよなぁと思ったんですけども、このあたりは徐々に観戦年数の蓄積ができているが故の感覚なのかもしれませんね。

■Cheer of the Match

 この日のCOMはSeinaちゃんかなと。

 基本は箱でみんなをしっかりと撮っていきたいと思いながら現地でやっていますけども、フォーメーション次第で残せる残せないはどうしても出てきてしまって。そんな中でこの日座った位置とフォーメーションがいい塩梅だったのがSeinaちゃんだったんですよね。

 過去の観戦記でもピックアップしてますし、撮ってて楽しいなと感じるチアさんだってのは何となく伝わっているかなと思うんですけども、フォーメーションで私の着座位置の方面に入るというのも結構大きかったりするのかなと。

 ゾーンにはいるじゃないですけども、撮りやすい位置にいるよねから始まって、撮っていくうちにこんな表情するんだ、あんな表情するんだって言うのに気づき、お邪魔すると厚めに撮っていってという流れがどこのチアさんでもあるんですけども、Seinaちゃんはまさにそんな感じなんですよね。

 あとはSeinaちゃんの笑顔はいつ撮ってもグッと来るというか、全力のスマイルってのがフェンダー越しに伝わってきて楽しいんですよね。被写体が笑顔のシーンというのは選手もチアもキャラも残すのが好きなので、そういった意味でもSeinaちゃんは多めに残す傾向があるような気がします。

■フックに引っかかった演出曲

 今回のフックはハーフタイムの楽曲。開幕から季節系イベントの曲を挟んでシーズン中盤の頃の使用楽曲がフックに引っかかりました。

Niji/清水美依紗

 オープニングは年間通じて、タイムアウトの色々はここ数年固定という印象があるので、楽曲的な変化が多めなのはハーフタイムというのがアースフレンズ東京Zさんの今シーズンでしょうか。

 直近で見ていたのがクリスマススペシャルの日だったため、この楽曲を使ったアクトを見たのは今回が初めて。初見でどこまでおっつけられるかは流しの人的には毎回の挑戦だったりはするんですけども、その挑む心は持ち続けていきたいなと。

 あと、Zgirlsさんたちのアクトに使う楽曲は後々歌詞を見るとなんかちょっとこうグッと来ることが多くて。このNijiも改めて歌詞を確認して、チームを取り巻く状況やら、そんな中でもブーストをという皆さんの気持ちがなんかクロスオーバーしていた、そんな気がしました。

■締めとして

 ダブルヘッダーとかでは体感したことのある早い時間に開始するゲームでしたけども、単騎で早い時間と言うのはあまりなくて、午前中感全開のお外とか、会場周辺の雰囲気だとかはちょっと新鮮でした。

 個人的な話だけであれば、移動手段に書いた通り試合終了後に新潟県長岡市へ普通列車で向かう予定だったので、早いのは願ったり叶ったりでしたけども、一般的な集客面で考えると箱の使用時間もあるとは思うんですが、早すぎるのは大丈夫なのかなとちょっと心配になっていました。

 そんな世田谷区総合運動場体育館にお邪魔したのは20-21シーズン以来。もう2シーズンも前ですかと、当時の観戦記を見ていましたけれど、変わるところ変わらないところ両方ともでちょっとしみじみとと。

 このあたりの観戦記は行ったときの自身の見たもの感じたものを誰かに見てもらいたい、まだ会場に足を運んでいない誰かの背中を押せるたらいいなって、そんな風に書いていますけども、何より自身の記憶補助の一つだなというのを改めて感じまして。そんな感じの中で背中は背ずりに、前のめりになるなとオフィシャルで言ってほしいって書いているのはこの頃から変わってないなと。

 野良カメラが周囲を気にしつつキャッキャしてるシチュエーションで、個人的に出来る範囲で気を使ってたりはしますけど、それでもどうしても遮ってしまうシーンはあるよねと自省するのですが、前のめりで自称熱くやってる方は、もうちょっと自分の動きが他のお客さんの視界を奪っていることに気づいてほしいところで。

 過去の観戦記確認して、この日と同じことを過去にも思ってたとかちょっと笑うしか無いというか、実際に私には視界が遮られる等の実害はほとんどなかったんですけど、お隣りに座っていた女性が更にその隣の男性の応援の熱量……かなりのハッスルで視界がほぼ無いシーンがと言うのを目の当たりにしていまして。

 応援するなってわけでは一切ないですし、チームにブーストをという部分ではむしろ熱烈応援をされていた男性が正しいのかもしれませんけど、その熱量の影で何も見えなくなっている他のお客さんがいることを頭の片隅に置いてほしいですし、応援する・撮るという部分では背ずりにピタッと背中を付けてもその熱量に変わりはないでしょうし、上がりの絵もそんなには変わらないはずなので、全お客さんが背中を背ずりにというのは意識していってほしいなと思いますし、このあたりはもうオフィシャルさんがアナウンスを入れても問題ないんじゃないかなと。

 2023年の試合の話になりますが、お客さん同士で相互喚起をやると、各自治にトラブルが起きる元(私も巻き込まれましたし、巻き込まれている姿も見ています)なので、前のめりにならないっていうアナウンスを入れてほしいなと実感し始めたのがこのあたりの試合からでした。


 試合自体は36点差をつけて越谷さんがその力を見せつけていったという、そんな試合だった印象。

 両チームとも直近で見ていて、越谷さんの盤石っぷりはしっかりと理解していましたし、アスフレちゃんも徐々にチームとして固まり始めたのかなと言うのは撮りながら感じていたところではあったんですけど、実際には結構な差があったのかしらというのが結果として出たのかしらと。

 やりたい流れ、動かしたい色々を完全に封じられていたアスフレちゃんとやりたいように生き生きとしていた越谷さんという好対照っぷりを残しつつでしたけども、残したい瞬間が残すことができれば勝敗はさておきというところがあるので、満足感はしっかりとあったかなと。

 ホーム&ビジター、別け隔てなく残したいものを残しているというのも勝敗がさておきになる要因の一つではあるんですけども、ここからどう上がっていくのか、足掻いていくのかをアースフレンズ東京Zサイドに関しては見ていきたいと思いましたし、越谷アルファーズサイドに関しては来シーズンに向けての戦いがどうなるのかを見ていきたいと思いました。


 音響その他、音と光の演出やZgirlsさんたちのアクトは大田区総合体育館とほぼほぼ変わらず。

 光源の配置の差で色々と慌てるシーンがあったり、そもそも大田区総合体育館と世田谷区総合運動場体育館では箱の構造が違うのもあって完全な暗転にならなかったりといつものイメージだけでやるとうまく残せないかなと感じたので、そのすり合わせをしながら撮っていました。

 大田区総合体育館での流れがあった上でたまに違うシチュエーションだと、基本線は同じで普遍でもちょっとしたところではける位置が違ったり、実際に立ち位置は同じでも背景等々で印象が違ったり、なんかこうちょっと新鮮な感じで見たり撮ったりと。

 あとは3rdユニの日だったので、Zgirlsさんたち皆さんポニテでの登場だったのが記憶と記録に。

 私はどちらかというと……どころか、大昔からショートヘアの女性がど真ん中ストライク(きっかけは内田有紀さんとパトレイバーの泉野明巡査)だというアピールを各所にさせていただいているショートカッ党の党員なのですが、ポニテもやっぱりいいいよねと。

 各所の皆さん、髪型とか諸々を大まかな方向性だけつけて、あとは個人の自由に魅せていくパターンやしっかりと揃えてって色々なパターンがあるんだよねと言うのが昨今の気づき。

 どこもかしこも同じではなく、各所とも違うのが楽しいねと思いながら、色々なアリーナや体育館で見せていただいていますけども、年末年始の観戦ツアーの入りに過去の観戦数からおそらく私の基本線となってるアースフレンズ東京Zの演出や魅せ方、チアさんの動きを見られて、脳内をフラットに出来たのはちょうどよかったのかもしれないなと北に向かう列車の中でぼんやり思っていました。

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 Next Game
 第15節 GAME2
 新潟アルビレックスBB vs 大阪エヴェッサ
 第6週 GAME2
 新潟アルビレックスBBラビッツ vs シャンソンVマジック

 さて、次回は毎シーズン恒例となりつつある長岡でのお話。昨シーズンと同じくBとWの共催で2022年最後の日をたっぷりバスケとともに過ごしてきましたけども、そんな大晦日の色々を振り返っていきましょう。

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