籠・諸国漫遊記20-21(15)(2020/12/13)

　昨今の疫病に関する情勢や状況、旅費の再計算がかかるのか、行程の変更をかけるのか、旅の主眼であるBリーグの試合自体はちゃんと開催されるのかなど、色々と不安を抱える昨今でありますが、いかがお過ごしでしょうか。

　公共の施設を使用してというのが大部分、チームが指定管理者であればまた違うと思うんですけど、「協力要請」があればそれを受け入れるのが流れなような気がしますし。

　とにかくまぁ、なるようにしかならないし、ならないようにしかなりませんけど、諸対策しながらご安全に過ごしていきたいなと。ともかく、行ったら行ったでなるたけ現地で美味しいもの食べて、しっかり回していけたらなと。

　遊びで遊んでるわけじゃない、真剣に遊んでるので、そのあたりは生温かく見守っていただければ幸いです。

■試合情報

　第12節
　ファイティングイーグルス名古屋 84-78 バンビシャス奈良
　名古屋市枇杷島スポーツセンター

　※詳細スコア

■移動手段

　こちらも前日と同じく乗車列車と主な停車駅の到着時間をお知らせしていきます。

　山陰本線(嵯峨野線) 京都行き 228M
　　丹波口 7:22 - 京都 7:27
　東海道線(琵琶湖線) 新快速 米原行き 706M
　　京都 7:33 - 米原 8:30
　東海道線 大垣行き 202F
　　米原 8:33 - 大垣 9:05
　東海道線 特別快速 豊橋行き 5106F
　　大垣 9:11 - 名古屋 9:43

　※名古屋市営バスで名古屋市枇杷島スポーツセンターへ。
　※市バスセンター5番乗り場、名駅11、名駅26、名駅29系統いずれか。
　※14時試合開始、16時頃試合終了で戻りは名鉄線・東枇杷島から
　※名駅に戻り、きしめんを食べた後、戻りの旅程に復帰。

　東海道線 特別快速 豊橋行き 5120F
　　名古屋 17:30 - 豊橋 18:25
　東海道線 浜松行き 980Ｍ
　　豊橋 18:31 - 浜松 19:06
　東海道線 熱海行き 466M
　　浜松 19:18 - 熱海 21:50
　東海道線 東京行き 728M
　　熱海 22:09 - 茅ヶ崎 22:55
　相模線 橋本行き(終電一本前) 2371F
　　茅ヶ崎 23:22 - (帰着)

　浜松からの3時間弱に渡るロングシート耐久戦は今回の青春を取り戻す旅でたくさん出てくる(試合終了から駅に戻る時間を考えると、かっちりハマりやすい)と思うのですが、6両編成でおトイレは浜松よりの1両のみ。豊橋、浜松、熱海でチャンスを見つけて用を足すのが重要ですね。

2020/12/13 乗車キロ 487.1km(私鉄線2.7km(名鉄))
青春18きっぷの旅2020冬 累積乗車キロ 971.5km

■man of the match(ファイティングイーグルス名古屋)

　アップシーンを撮っていて、カメラ目線で微笑みをくださった飛田選手を軸に撮っていたんですが、ざざっと撮った絵を見ていて、MVPにも輝いた宮崎恭行選手が自分の中でもmomでした。2回連続で……というか、宮崎選手を撮るのが好きなんですよね。

　実際のプレイ自体も格好良く決まってと言うか、ジェロウム・ティルマン選手(19得点)とアンドリュー・フィッツジェラルド選手(18得点)に次ぐ15得点。キレッキレのノリッノリだなぁって思いながら撮っていました。

　試合中の姿もグッと来たんですけど、個人的にはこっちの絵も好きで。

　ファイティングイーグルス名古屋の公式さんが配信に使いそうな絵を撮っていたシーンを見ていたんですけど、何やらおちゃめな表情を。個人的にはこういう楽しいを全面に出しているプレイヤーって大好きなので、次の機会もやっぱり気にして見てしまうと思います(笑)。

■man of the match(バンビシャス奈良)

　バンビシャス奈良のmomは昨シーズン、青森ワッツに所属していた大塚勇人選手でしょうか。

　昨シーズンの青森でのプレイが印象に残ってるんですけど、色々と経歴を確認すると、プロとしてのキャリアをスタートさせたのはファイティングイーグルス名古屋さんだった……と、この辺の情報をまだ把握しきれていないんですよね。移籍が多いからこそ、何かしら過去の経歴がパッとわかる選手名鑑がほしいんですよね。

　その辺の事情がちゃんと把握できていたら、アップ時の交流がただただ背比べしている……背比べして、更におちょくってる感じではありますけど(笑)、旧交を温めていたシーンだと言うのに気づけたんですよね。

　青森ワッツでのシーンだと一人淡々とって印象があったんですけど、古巣対決というのもあってか、ものすごく楽しそうにしていたなというのもあったり、シチュエーションが違うと撮れる絵の空気感がガラッと変わるなと思いました。

■Cheer of the Match

　前回のFE名古屋主催ゲームの千種スポーツセンターからそんなに日も離れておらず、なおかつ着席位置がほとんど変わらない(同じ西地区、バンビシャス奈良戦ということでコートサイドSが早々に売り切れでびっくりしていました)状態だったので、前回の色々で撮りたかった所、撮れなかった所とかを脳内でブラッシュアップして試合に挑んでいました。

　そんな中でのCOMはYuunaさんのこの絵、かなと。

　最初の入りで千種と枇杷島の違い、暗転演出と花火演出の差があるのを思い出してわやになっていましたけど、フォーメーション自体は前回同様なのが把握できて、これは残していきたいなと頑張っておりました。

　あとはピンポイントで狙う必要があった座席都合上、いつもの「みんな凄いんだからみんな残したい」ではなく「画角に入るメンバーを一点突破で撮る」って切り替えてやっていたんです。

　この辺、たまにしか来られないからみんな残したいって強い気持ちを抑えて撮ってたんですけど、そのおかげでばきっと残せたかなって思います。

■Character of the Match

　今回も赤い鳥、イヌワシのリードくんは自由にやっていました(笑)。

　特にマスコットハンターというか、今期は同じ地区、例年は隣の地区のバンビシャス奈良のマスコット、シカッチェさんに心奪われている元FE名古屋の坂本健応援アンバサダーが来場していたという事もあって、試合開始前から絶好調でした。

　バンビシャス奈良ブースターさん達もシカッチェさんで慣れているのか、マスコットに対しての耐性が出来ていると言いましょうか、ソーシャルディスタンスをしっかりと保ちながら、交流してたのが印象に残っていますが、ことあるごとにシカッチェグッズを持つ人に対して威嚇するのは大人げないと思いました(笑)。

　たぶん鬼滅の刃にハマってるんだろうなぁっていう光る棒の銜えっぷりだったり、奈良サイドのペットボトルを逆さにしてたり、派手さはないけれど玄人好みの挙動を魅せ付けてるリードくん。

　もっともっとリードくんのおかしさと面白さを勝手に伝えて行けたらいいなと思います(笑)。

■フックに引っかかった演出曲

Better/George Stephenson & Sonny Hudson & Lady Blaze

　今回は別の曲でグッと来た曲があるモノの、検索で引っかからなかった+バスケットライブの振り返りでチェックしようとしたら、実況さんの声でかぶって拾えなかったので、確認の取れた後半のOTO使用曲を。

　FEgirlsさん達のアクトを撮っていて楽しいなとか、挑んでいきたいなって思うのは多分にその疾走感溢れるアクトがポイント。全体的に早い動きと的確な止めってのが見てて楽しいんですけど、この曲と振り付けとかは終盤の集中力の切れかける時間帯にポンと入ってくる、エンタメ班的には最後のセクションなので、気合を入れ直して撮っていました。

　にしても、FE名古屋さんの選曲というか、チョイスされる曲の趣味が合うのか、撮りながら聞いててテンション上がるんですよね。選曲の波長が合うってのもまた行きたいって思うポイントになるかなと思います。

■行き来の飲食

・清須和菓子工房うめざわ

　移動時間的に昼をどこかで食べる事が出来なさそうなので、前々から食べてみたかったアリーナグルメ、清洲和菓子工房うめざわさんの和菓子を現地で購入。エキシビションマッチを見ながら食べていました。

　いわゆる大量生産のどら焼きとはちょっと違う小倉バターなどらやき、プレミアムは伊達じゃないモンブラン大福などこれはおいしいとワックワクしながら食べてたんですけど、初めての食感と味はくずひや(ロゴ入りの緑いやつ)でした。

　タイムラインのFE名古屋ブースターさんや遠征組が食べていて気になっていた謎の「くずひや」。くず餅を凍らせていてと話には聞くモノの、イメージが出来なくて、今回がチャンスだと頂いたんですけども……これはまたお邪魔したときに食べなきゃと、別の味も試してみたいと思いました。

　くずひや……またたべたい……。

・名代きしめん 住よし JR名古屋駅1・2番ホーム店

　試合終了後、残り滞在時間を見ると普通のお店は厳しそうだと、時間が無い人の強い味方、名古屋駅の立ち食いきしめんでお馴染み、住よしで味噌きしめんを食べていました。

　ホームにある各店舗でお出汁をとっていると言う話で、名古屋駅で時間が無いときは本当に強い味方なんですけど、今回も変わらぬ味で。昨今の状況で、食べ終わった後のマスクの中が八丁味噌と出汁の香りに包まれていたのをしっかりとお伝えしていきたいと思います(笑)。

■締めとして

　約2年ぶりの枇杷島スポーツセンターだったんですけど、前回は車での移動でナビ任せに移動。今回は名駅からバスで、戻りは名鉄線でというルートにしてたんですけど、自分で運転しないといまいち位置関係があやふやになるなと。

　あと、東枇杷島までの通り(県道67号)はむっちゃお巡りさん待ち構えてる印象が前回もあったんですが、今回もしっかり待ち構えていて、色々な車がサイレン鳴らされていたのはドキドキでした(笑)。

　試合自体は終盤までいい塩梅のシーソーゲームで、どっちつかずで観戦している、手に汗握る展開を残していきたいという人にはいい緊張感といいましょうか、緊張を緩める暇も無く終盤まで突っ走っていったかなと。

　点差が付いた試合だと、どうしても気持ち的にタレるというか、抜けてしまう流れってのがあると思うんですけど、終盤までどっちに転ぶか分からないという試合はやっぱり楽しいですし、最後まで緊張感を持って観戦出来るなとひしひし感じていました。

　あとは両チームともにベンチの勢いはやっぱり記憶に残るなと。前回のFE名古屋-福岡戦でも感じましたけど、奈良ベンチもテンション高く仲間に声援を送ったり煽ったりしていて、勢いって言うのは大切だし、大きな声を出せるのはプレイヤーだけと言う状況下ではベンチのテンションというのも重要なんだなって思いました。

　演出自体は前回お邪魔した千種スポーツセンターの時と基本的には同じ流れなんですけど、枇杷島スポーツセンターだと暗転、スモーク、花火とB2の演出規模としては大がかりな感じで見せていく……というのをすっかり忘れていました。

　大まかな流れ的な部分は合ってたんですけど、細かい設定……SS優先にして像を残すのか、絞り優先にして解像を上げるのかってのが若干わやになってしまいまして。

　中々今日はやったったって言う満足感がないから楽しいとか、宿題を見つけてしまったからこその次回というか、綺麗でカワイイでカッコいいをもっとうまく残していきたいなという、そんな気持ちに。

　一回、GAME1、2ともにじっくりと腰を据え、GAME1でアクトの流れを掴んでGAME2にしっかりとってのをやってもいいんじゃないかと思うときもあるんですけど、やっぱりこう……色々なアリーナを見たいが勝っちゃうんですよね(笑)。

　キャラクター的な印象と言えば、キャラの項でも書きましたけど、バンビシャス奈良の皆さんもシカッチェさんで慣れているのか、リードくんとソーシャルディスタンスを保ちながらしっかりとふれ合っているシーンが多かったかなと。

　お客さんたちがキャラ慣れしているしていないって、結構グリーティングとかに出るなって言うのは色々な競技を見て思うんですが、比較的バスケは皆さんキャラクターはしっかりと相対している印象が強く。このあたり、奈良ブースターの皆さんはほんと、流石シカッチェさんで慣れてらっしゃるんだなぁと思いながら見ていました。

　にしても、坂本健さんのシカッチェ愛は本物ですし、それに嫉妬しているリードくんというのもお約束で。色々なモノが落ち着いたら、名古屋と奈良のキャラクター交流を再開して欲しいですし、中々バスケ界では少ない、チア交流なんかもやっていいんじゃないかなって思うんですよね。

　NPBだと疫病がこんな感じになる前、キャラクター交流・チア交流が結構盛んで、お互いがお互い共に得るものが多く、1+1が2にならない、いいものを受け入れて2にも3にもなって、ホームのお客さんに還元できるというのを目の辺りにしてきているので、Bリーグでも是非キャラクター交流とかチア交流を増やしていって欲しいって思います。

　チーム自体に交流のノウハウがなくても、もしかしたらスタッフさんにNPB出身の人がいたり、パートナー企業さんにそういうノウハウがあるかもしれませんから、ね。

※このあたり、色々分かってて書いてますので、該当する関係者の皆さんはニヤニヤしておいてください+ぜひBリーグでも交流の輪を拡げていってください(笑))。

　ただまぁ、交流をやるよってなったら、是非コクチは早めにいただけると、両チームのブースターさんたちやスポーツエンターテイメント好きが助かりますので、お知らせや匂わせは早め早めでお願いできたら嬉しいです。

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　Next Game
　第14節
　信州ブレイブウォリアーズ - 大阪エヴェッサ
　ホワイトリング

　今回も始発スタートで長野を目指すんですけど、乗り継ぎ都合で特急ワープを使わないとオープニングに間に合わないのではないかという疑惑が発生し……。