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籠・諸国漫遊記21-22(2)(2021/10/2)

 いよいよBリーグも本格的に開幕した週末……。

 私も無事に開幕しまして、いきなりエンジン全開でBリーグに……とは行かず、日曜は接種の二回目、さらに10月3週までは土日どっちかにプロ野球のレギュラーシーズン観戦残が入ってきたりとそんな状況だったりするんですけども、開幕節をバスケットLIVEで見ていると、これはもう早くいろいろなところで色々見て撮っていきたいぞと、そんな気持ちになっております。

 ただ、今シーズンはB1B2B3と横並びでシーズンが進行していくので、どこを拾ってどこを来シーズンにするのかというチョイスに相当悩みそうな、そんな気持ちで一杯だったりと、開幕説から駆け抜ける気満々だったりします。

■試合情報

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 B3リーグ 第1節 GAME2
 横浜エクセレンス 68-76 岐阜スゥープス
 横浜武道館
 ※詳細スコア

■移動手段

 昨シーズンは板橋区の小豆沢体育館をホームアリーナにしていたエクセレンスさんですが、今シーズンからは横浜武道館へ。横浜駅周辺で日々活動費を稼いでいるので、定期券があるということもあり、横浜武道館へのアクセスはよりどりみどり。

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 今回はご飯目的もあり横浜市営地下鉄ブルーライン、伊勢佐木長者町から徒歩で。帰りは一番近い根岸線の関内駅から横浜駅へというパターン。関内駅周辺、横浜スタジアムにリニューアル中の横浜文化体育館、そして横浜武道館と何気に関内周辺、スポーツ興行が行うことのできる施設が固まっていたりします。

■man of the match(横浜エクセレンス)

 横浜エクセレンスのmonは塚本雄貴選手。

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 18-19シーズンには特別指定選手、19-20シーズンには通常枠で東京八王子ビートレインズに加入していた塚本選手なんですけども、当時撮るのが好きな選手の一人で。バスケのプレー自体になにかこう深い造詣ががるわけでもなく、正直、今ある目の前のシーンを残すことが楽しい人ではあるんですけども、塚本選手がコートインしている時間て、何というか……劣勢を跳ね除けようとする勢いが好きで、その空気感をどう残すか考えていた気がします。

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 昨シーズンはBリーグに所属なく、KOTO PHOENIXで3x3に、なんてニュースを見ていて、なかなか撮れる機会がないかなぁって思っていたんですけど、21-22シーズンに横浜エクセレンスと契約をという話を聞いて、これは久々にとちょっとワクワクしていました。

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 実際、アップの時間帯、プレイタイム中と2シーズン前に撮っていた空気感と全く変わらず。その変わらない中から生き生きとしている姿とか、経てきた時間とかを残せたら楽しいなと思いました。

■man of the match(岐阜スゥープス)

 岐阜スゥープスのmonは福井航介選手を。

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 昨シーズンはさいたまブロンコス所属だった福井選手。おさないが観戦した試合(ホーム1ビジター1)ではベンチ登録もなくて、所属選手としては記憶があるんですけど、ほぼほぼちゃんとした記憶はこの試合からという形。

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 今シーズンからは岐阜スゥープスに所属しつつ、岐阜ダイハツでの所属もという話を公式からのニュースなんかで見ていたんですけども、元ダイハツユーザー(エッセ→コペン→コペンローブときて、2年前に諸事情でアルトワークスになりました(笑))的にはそういう流れでも気になっていて、追いかけて撮っていました。

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 久々のエンドで中々これだという絵を撮れていなかったんですけど、なんとかかんとかバキッと決まった絵が。バスケットボールの撮影経験の蓄積がまだまだ甘いので、ボールを持っている選手を軸に広げていくパターンを撮っている中で、攻め上がるシーンをなんとか撮れたのは嬉しかったです。

■Cheer of the Match

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 横浜に移転してきても、チアチームの名称は変わらずエレガンスな横浜エクセレンスのチアの皆さん。小豆沢の頃は暗転演出を手作り全開で行っていたのも記憶に残ります。

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 今回のCOMはAoiさん。二年ぶりぐらいに撮りましたけども、今まで球場のフィールドや場外のステージで撮っていた記憶と横浜武道館での記憶がすすっとリンクしていくってのはちょっと楽しく。

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 前のフィールドで活躍してた皆さん、撮っていた皆さんを別のフィールドで残すことができるって、ありがたいし幸せなんだよなぁっていうことをAoiさんを撮りながら思っていました。

■フックに引っかかった演出曲

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 オープニングのDJタイムで横浜感溢れる楽曲を纏めてってのをやってましたけども、もうちょっと飛び道具的に入ってくるほうが刺さるかなぁっていう感想を。横浜エクセレンスの行うLTO活動のお知らせのときにクレイジーケンバンドのいいね! 横浜G30はおなじみでイーネ! って思いましたけどね。

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 今回刺さったのはタイムアウト時に使っていた「Beautiful Now (feat. Jon Bellion)/Zedd」のカバーバージョン。

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 いろいろな現場で見て残していると、別の現場で聞いた楽曲にハッとすることが多いんですけども、この曲は3年ぐらい前にオリジナルを千葉ロッテマリーンズさんのステージで使ってまして。

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 ミックスがかかっている版をエレガンスさんたちは使ってましたけども、どっかで聞いている曲を思い出して、よく見ていたチームの使用楽曲だとわかると、ちょっとフフッとしてしまいます。 

■行き来の飲食

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バーグ 弥生町店

 横浜のご当地カレーと言うか、B級グルメとして一部では認知されているスタミナカレーのバーグさん。横浜駅からもほど近い戸部店はよくお邪魔するんですけども、気持ち的にカレーだったので、今回は伊勢佐木長者町まで出て、弥生町店に行ってきました。

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 色々と今週のおすすめだったり、冒険したくはなるんですけども、たいていメニューは決まっていまして、「スタミナカレーのヤキ・大盛り・15倍」が私の定番。スタミナカレーは豚バラ肉の生姜焼きがこんもり乗っていて、卵がそこに入ってくるというスタイルです。

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 ヤキは卵の状態をどうするかでナマかヤキ。大盛りはご飯ですね、大盛りはご飯が500g。その上の特盛もありますが、1kgで660円プラスになるので、コスパを考えると大盛りが一番かなと思うんです。美味しく食べられる分量はわきまえておかないとですし。倍数は辛さの数値で、辛いものが得意な人だとちょっと辛いねってレベル。10倍ぐらいだと丁度いいかなと思いますし、20倍にすると食べられなくはないですけど、ちょっと辛さが立ってしまうので、15倍が一番ジャストかなと。

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※戸部店の同じヤキ・大盛り(これは10倍ですが)

 おなじみの戸部店と比較すると、スタミナ肉の厚みがちょっと厚い、しっかりと「肉を食べている」という気持ちにさせてくれる反面、多少薄めの味付けで弥生町店のもこれはこれでありだなと、お昼と夜の兼用なボリュームのカレーをもっしゃもっしゃと頂いておりました。

■締めとして

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 今回は今まで見たことのあるチームの新しいアリーナ、新しい場所での演出がどんな感じになるのかしらと思いながら、早めにお邪魔しようと思っていたんですけども、行程の組み換えで開幕節にお邪魔できたと、そんな塩梅でした。

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 移動手段でも書きましたが、関内駅から徒歩10分圏内で世が世なら伊勢佐木町や野毛(桜木町)なんかで一杯飲んで帰ることもできる、その立地はいい塩梅だなぁと再確認。伊勢佐木町といえば、龍が如く7ユーザーにもちょっと歩いてほしいですねって関内駅周辺を歩いていて思いました。

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 建替え中のメインアリーナ、横浜ユナイテッドアリーナ(2024年開業予定)のサブアリーナとして横浜武道館をという運用になるみたいですけど、現状の想定ではB1の横浜ビー・コルセアーズさんがそちら……ですけども、エクセレンスが上に上にとなったらまた色々変わってくるかも、ですね。

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 照明や音響は新しいアリーナらしく本当に素晴らしくて。B2B3各地の会場でおなじみの設営とともに設置されているであろうスピーカーからではなく、会場のスピーカーから音が流れてきていて、その音がそんなに良い耳の人ではない私でもちょっといいなと。

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 暗転とそこから戻る光の演出とかも勢い的にはB1クラスといいましょうか、演出予算がそれほど潤沢ではないチームからするとちょっと羨ましいんじゃないかなって勢いで魅せていて、箱の新しさというのはアドバンテージだなぁと思いました。

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 ただその一方で、新しいアリーナが故に気になるポイントも。今回私が座ったのはビジター側のエンド一列目だったんですけど、後方がいわゆるスポンサー様ご招待エリア。一階の入場口から上がっていくのにそちら側の案内がちょっと薄いなぁってのが気になっていたり、営業のみなさんがアップ中にご招待の皆さんと立ち話している姿がちょっと気になっていました。

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 営業のみなさんがご招待の皆さんと……ってのは結構いろいろなアリーナで見受けられるシーンがあるんですけど、重要性は理解するものの、そういうご挨拶等々はクロークであったり、別の場所でやっていただいたほうがというのがただのお客さんの感想だったり。今回は特に問題ありませんでしたけど、たまに視界に思いっきり入ってきたりするのはちょっとなぁと思うんですけど、このあたりはバランス、なんでしょうね。

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 あと、演出的な流れで開場直後、両チームの選手がアップしている時間帯の照明が三段ぐらい落ちているので、アップから推しの選手を撮りたいと思う向きには相当苦労しそうな気配が。

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 逆に試合中は十二分すぎるぐらいの光量があるので、ホワイトバランスの調整を現地でやっている皆さん的にはちょっとつらいかもと。全選手入場演出が終わった後は通常の光量に戻るので、そこからティップオフの間でいかにホワイトバランスを合わせるかが肝になってくるかもしれません。

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 さて、演出関連はエンドで全体像を見ながらいましたけども、やっぱり演出をしっかり見るならサイドだなっていう感想。

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 演出の流れがほとんど頭に入っていなかったので、今回はざっくりと撮ってというパターンだったんですが、オープニングの流れからタイムアウトの使い方、ハーフタイムとオフィシャルタイムアウトと見てきて、これならば定時退勤したあとに大急ぎで関内、横浜武道館と向かったとしても全体像を残すのに問題はなさそうだなぁと。

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 あとはアリーナの大きさからいわゆるなコートサイド一列目がなく、コートサイド席の一列目がそのままサイド一列目という形で、横からの雰囲気を見てても全体像を残すのにも問題はなさそうな感じですね。

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 アクト自体はもうちょっとダンス自体を魅せてほしいなぁっていうシーンも多く。ざっくりと見てていても、皆さんそう出来る腕の持ち主っぽかったので、そこをもっと推して行ってもいいんじゃやないかなと、もっともっと皆さんのアクトが見たかったなってのが第一印象でした。

 あと、グッと来たのはエレガンスさんの衣装でしょうか。

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 チームカラーのグリーンを基調に横浜感あるセーラータイプの衣装で、横浜のプロスポーツチームのカラーとしておなじみの青ではなくグリーンが色々と見てきている人には新鮮で。

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 実際に着てらっしゃるみなさんの姿を見て、これは刺さる人多いだろうなぁって思ったんですけど、結構刺される人が多かったようなので、皆さんも気軽に横浜武道館に足を運んだほうがいいと思いました。

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  試合自体は両チームともに昨シーズンの印象からちょっと変わったといいましょうか、開幕節だからというのもあるかもしれませんけど、昨年、エスフォルタアリーナ八王子で見た両チームの組み合わせとはちょっと違う印象を撮りながら感じていました。

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 なんとなくぎこちないというか、噛み合っていない雰囲気が出ていた横浜エクセレンスと外国籍のプレイヤーが生き生きとプレーして、それに合わせて全体が楽しそうにやっていた岐阜スゥープスという、そんな印象といいましょうか……。

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 昨シーズンの上位チームやB2B1を視野に入れてチーム作りをしているであろうチーム等々、昨シーズン以上に戦線が混沌としそうなB3戦線で、箱で見ている人的にはいろいろな意味でワクワクでいっぱいだなぁと、どこを見てどこを諦めるのか、ものすごく難しいシーズンになりそうだなぁと、贅沢な悩みを持ちそうだなぁと思いながら撮っていました。

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 次回、横浜武道館へは平日にお邪魔してコートサイドからどう見えるのか楽しみにしていきたいと思いました。

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 さて、次回は早くも遠足にという形で、三河と遠江の2つのアリーナにお邪魔してきます。

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 NEXT GAME
 第2節 GAME1
 シーホース三河 - 琉球ゴールデンキングス
 ウィングアリーナ刈谷

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 タツヲさんの今シーズン、どんな攻めを見せてくるのかちょっと楽しみにお邪魔してきますが、シーホースくんの見えないところのやりたい放題も楽しみにしています(笑)。

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