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籠・諸国漫遊記20-21(52)(2021/4/24)

 ついに三度目の宣言が発出された各都市。色々と腑に落ちない部分もあり、仕方ないと思う部分もあり、とにかくはやれることをやれるだけ、めいっぱい頑張ってというだけかなと。

 このあとも行程の組み換えとか、行程の停止とか出てくると思うんですけど、粛々と対応していくだけ。誰も何も悪くないし、悪いのは疫病自体ですし……。

 とりあえず、一年ぶりになにもない週末や祝日がやってきてしまうんですが、とりあえずは色々と見なかったことにしているお部屋の掃除をしっかりとしていきたいです。

■試合情報

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 第35節
 シーホース三河 102-106 島根スサノオマジック
 ウィングアリーナ刈谷

 ※詳細スコア

■移動手段

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 翌日の行程も考えると、一番ラクなのは車移動。平時だったら積極的に健康ランドをチョイスして、大きなお風呂でゆったりぐったりお値打ちとかやるんですけども、状況が状況……。

 ガス代の高騰もちょっと気になる感じだったのと、5月は多少車をという方向性、タイヤ交換をそろそろという予定で動いているので、今回は電車移動を。

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 始発に近いぷらっとこだまで名古屋を経由して行くのと、在来線で刈谷を目指すのと時間的にはほぼ変わらず。刈谷からシャトルバスを使うのか、市の公共施設巡回バスを使うかの差なんですけども、開始までに間に合えばいいやなら後者を、時間的な余裕をもたせたいなら前者をチョイスしたほうがいのかなというのが、今回の体感でした。

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 というわけで、往復で1万円と少しの神奈川県中部から刈谷までの普通列車料金ですが、真価を発揮するのは途中下車を使っていく試合終了後の移動。

 泊地としてチョイスしたのは浜松と悩んで掛川。東海道線に東海道新幹線、天竜浜名湖鉄道の駅がある町ですけども、この状況下なのかホテルがお値打ちだったんですよね。

 過去にも移動都合で泊地に選んだことがあるんですけども、普段であれば居酒屋さんとかも多く、ホイホイと……と思うんですが、コンビニで色々買い込んで、お部屋でUMPC経由のアマプラを見ながらゆっくりしていました。

■man of the match(シーホース三河)

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 今回のシーホース三河、momは24日に誕生日を迎えられた川村卓也選手。

 以前にもmonとしてピックアップした川村卓也選手ですけども、お誕生日というのはお誕生日として、単純に川村卓也選手を取るのが好きというのが一番大きいんですよね。

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 プレイタイム的な部分ももちろんなんですが、プレイ自体だけじゃない魅力が本当にあると思うんです。

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 この日はダブルオーバータイムまでもつれる展開で、声は出せなくてもブースターさんの後押しが必要だと、そんな展開だったんですけども、そのときに三河ブースターさんたちをビシッと煽っていったのが、冒頭の川村卓也選手の写真。

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 ビーコル時代にその煽りを撮って、川村選手をもっともっと撮りたいと言うところから続いている今だったりするんですけども、こういう魅せ方ができるのは、ほんとにいい意味で役者だなぁと思いました。

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 あと、最終盤に島根スサノオマジック側のフリースローのシーンで、音を出してベンチから何かしらアクションを起こしていた姿はちょっとグッと。コート上でもベンチでも仲間を鼓舞する、後押しをする姿にグッと来る私でした。

■man of the match(島根スサノオマジック)

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 島根スサノオマジックのmonは山下泰弘選手。

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 たまたまではあるんですけど、シーホース三河のmonとしてあげた川村選手と同世代の山下選手。プロスポーツ選手たちはみなさん実年齢より若くみえるときもあれば、自分なんかより遥かに年上に見えるときもあり、積み重ねている(試合という)修羅場がちょっと違うんだろうなぁと。

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 島根さん自体、昨シーズン以来久々の観戦で、元サンロッカーズ渋谷の杉浦選手を撮りたいなぁと思っていたところで未出場。ある意味でフラットな気持ちで色々と撮っていく中で、気になったのは山下選手でした。

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 前の観戦記でも書いた記憶もありますが、撮るときの入りといいましょうか、様々な起点になるポイントガードを軸に撮るときが多いんですけども、山下選手は気がつけば攻守ともにビタッと追っつけている、そんな印象。

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 特にフルフルで出張っていた4Qの動き、言葉は間違っているかもしれないんですけど、ねちっこい動きにちょっと魅了されていました。

■Cheer of the Match

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 この日の試合で印象に残ったCOMはMAYUKAさんのこの絵……と、毎度毎度のお願いで申し訳ないのですが、流しの観戦者が撮りつつ、みなさんオンマスクなので、お名前間違えてたらそっと教えていただけると嬉しいです。

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 序盤のメンバー紹介パートでのこの姿はただただすごいなという印象が今回はほんとに強くて。ハーフタイムでも体が柔らかいところを魅せていくセクションがあるんですけども、そこの印象も残りますね。

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 今シーズンのシーホース三河、スーパーガールズさんたちのコートでの出番が限られている(試合開始前と終了後のコートからのグリ、試合開始前のアクト、エーヲのシーン、ハーフタイム)ので、動きの印象が強いと記憶にものこるなぁと思いました。

■Character of the Match

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 シーホースくん&タツヲ祭の主役、シーホースくんですが、この日も画伯っぷりは健在でした。

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 以前も書きましたけど、スポーツマスコットたちはむちゃくちゃ絵がうまい画伯とむちゃくちゃ癖の強い画伯の二分化される印象が強いんですけども、シーホースくんは前者。

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 マスコットステージ終わり、コートからのグリーティングのときに持っているボードや選手アップ時に持っているうちわなどに描かれている作品はシーホースくん作で、普通に上手いのでチャンスが有ればぜひ一度生で見てほしいです。

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 ちょっと残念だったのは、ハーフタイムのダンスには参加せず、タツヲンtheステージのみの参加だったところ。シーホースくんの見せ場の一つ、ダンスが削られていたのは残念でしたし、シーホースくんとタツヲさんの祭りですし、シーホースくんのかっこいい系のダンスが見たかったなぁというのはしっかりと書いていきたいと思います。

■今日のタツヲさん

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 シーホースくん&タツヲ祭でさらに愛しの卓ちゃんこと、川村卓也選手の誕生日だったこの日、プレゼント企画もあったのでタツヲンtheステージあとにトランポリンダンクがあったり、結構忙しそうにしていました。

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 トランポリンダンクを撮れる位置だと、配信に多少ウェイトを置いているマスコットステージやタツヲンtheステージの際にタツヲさんを撮りにくい(ビデオとスチルのオフィシャルカメラさんが演者に被りまくる)ので、色々と諦める部分があったんですけども、バック・トゥ・ザ・フューチャーをベースにしたタイムスリップネタ、オチが1997年、シーホースくん第一形態だったのはちょっとフフッとしていました。

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 色々と選手に絡んでなんぼだったタツヲさんがこの状況下で結構大変そうだなぁという印象もあるんですけども、それでもベンチの消毒やらエーヲやら、リアル世界では地道に活動されているのがよく分かるのがちょっとニヤリと。

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 というよりも、ここ最近Twitterに浮上していないはちょっと気になります。お忙しいかとは思いますが、その存在感をしっかりと、爪痕を残していくためにもネット上で選手にうざ絡みしていって怒られて欲しいと思います(笑)。

■フックに引っかかった演出曲

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 現状のシーホース三河さんの演出だと、タイムアウトでみなさんが登場していないので、ハーフタイムのアクトの曲に琴線を揺さぶられないと、そこまでくるものがないというのが正直なところ……。

Back To The Future - Theme

 そんな中でフックに掛かったのは、今回バック・トゥ・ザ・フューチャーをベースにしたタツヲンtheステージ使用曲のバック・トゥ・ザ・フューチャーのメインテーマでしょうか。

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 タツヲさんの色々はコバタクさんの仕切りとか座回しにかかっている部分が大きいなと思うんですけど(笑)、小道具の作りとかとかがちょっと懐かしい感じといいましょうか、家内制手工業感が漂っていて、ものすごく好きなんですよね。

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 お金かけてババーンと魅せるのももちろんいいんですけど、ハンドメイド感全開の魅せ方が個人的には大好きです。

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 デロリアンのステンレス感をアルミホイルで表現した力作とか、ここでしか見られないと思います(笑)。

■行き来の飲食

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俺の夢

 昼は食べる時間がなく、夜を泊地でとなった場合に時間的なものが厳しくなりそうだと、ウィングアリーナ刈谷から刈谷駅に戻ったあと、刈谷駅近くでチョイス。

 安城の北京本店の流れをくむお店や愛知・静岡あたりを中心にするローカルチェーンなど、色々と悩んだんですが、ラーメンとチャーハンという王道を組み合わせたく、検索してこちらのお店に。

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 注文を受けて、手際良く作られていくラーメンとチャーハン。今回は辛めのじごくラーメンと塩チャーハン。セットでお願いすると、チャーハンが100円引きになるので、ちょっとお得な感じ。

 じごくという割には、そこまで辛くなく。ちょっと辛味があるかなレベルの味。チャーハンは程よくしっとりで、スープと合わせると幸せな気持ちになる、そんな塩梅でした。

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 メニュー自体も多いので、地元の皆さんは色々な組み合わせで楽しめそうだなぁと、麺をすすりご飯を食べながら感じておりました。

■締めとして

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 なんとなくなんですけども、ウィングアリーナ刈谷にお邪魔するとオーバータイムになる率が高いように思えるここ最近。競った試合は撮っていても見ていても熱が籠もると言いましょうか……グッと来るんですけども、あとの予定とかを思うと、スパンと決まって欲しいと言う部分があります。

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 今までのイメージだと、三河さん有利かなぁと思っていたんですけど、食らいつく島根さんという姿。前半終わって40-40と、どっちに転ぶか分からない状況から3Qは三河さんが優位に進めるも、4Qで追いつきオーバータイムに。

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 絵作り的な頭だけで考えると、ホームサイドのチームがギリギリのところで追いついて追い越してという姿のが絵になりやすいよなと思うんですけども、中々想定通りいかないというのが生の楽しさなのかなと。

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 ダブルオーバータイムまでもつれて、結局最後は島根さんが差し切った形。試合終了後はいつか行くであろう、島根さんホームでどんな絵が撮れるのかなぁ、なんてことを想像しつつ、あと一歩及ばなかった三河さんは、延長の入りがちょっとらしくないなぁと、そんな印象でした。

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 エンタメ組は可もなく不可もなく。いい意味でも悪い意味でも変わらない、シーホース三河さんの魅せ方だなぁと。

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 スーパーガールズさんのアクトもシーホースくん、タツヲさんの魅せ方は安定しているんですけど、安定しすぎているような気がするんですよね。もっともっと攻めていいと思うんですけど、お客さんの前に出られるチャンスが絞られてしまっているというのもあって、結構大変そうだなぁというのも。

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 終盤に入ってきているので、このままのスタイルで行くとは思うんですけど、他のチーム準拠でタイムアウトには皆さんがもっと出てきて魅せてくれてもいいんじゃないかなと。

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 なんとなくですけど、疫病前と疫病後でフリーダム具合が変わってしまっているような気がするシーホース三河さんのスポーツエンターテイメント。来シーズンはもっと前のめりに攻めて欲しいなぁと、心から思います。

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 さて、次回はこの翌日、初めての焼津開催となったベルテックス静岡さんの試合に金沢から黒柴パイセンがやってきて大騒ぎだった一日の様子を見ていきたいと思います。

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