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籠・諸国漫遊記21-22(1)(2021/9/25)

 日々をなんとかかんとか過ごしていて、気がついたら2021年も9月末に。プロ野球の方も大詰めを迎える中で戦線が混沌としてくる上位チームとか、鍵を握っているのは下位チームだったりとか、色々決まらないと11月の行程がコンクリートしないという昨今ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

 野球だけの人の頃はオフシーズンがちょっと伸びるね的なノリだけで良かったんですけど、今はもう一本の矢……Bリーグ観戦があるので、観戦行程が色々と悩ましい部分が多く、予定はどうしましょうかねぇと。

 ただまぁ、あそこのチームがアレしちゃった場合、11年ぶりのお祭りになるのでそっちを優先させていただく形になるかなぁとは想定していたり。野球の(一部向こう側の)皆さんには、ほんっとオサナイさんバスケばっか……って言われたり、アクション加えられたりするんですけどね(苦笑)。

 さて、20-21シーズンはバスケ観戦を絡めた道中記を書いていきましたけども、今シーズンも継続して残していきます。

 これは自身の観戦数の把握とともに、各地のアリーナはこんなに楽しいんだよ、一度行ってみたら楽しいんだよってのを残して、行ったことのないみなさんの背中をそっと押して、生で見るきっかけになったら嬉しいなぁっていうそんな気持ちを裏に持ちつつやっていたのが、書いてて楽しかったのといい塩梅の備忘録になったので続けていこうかなと。

 あとはアレです、現地で大量に撮った写真をしっかりと使っていこうと。結構撮っていてもアップしそびれてしまうことが多いので、そのあたりのアップも兼ねて……と、ほんとに引かれるぐらいに撮ってるんですけど、なかなかチョイスとアップが追いつかないので、記事を作るぞというのはある意味でちゃんと撮ってきた写真のチョイスをしましょうねっていう、モチベーションだったりします。

 とりあえずはまぁ、試合の戦略戦術やプレーに関しての詳細を書けるような知識もないので難しいことは書いてないですし、「行った見た楽しかった感想」を生暖かく見ていただければ幸いです。

■試合情報

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 プレシーズンマッチ
 東京八王子ビートレインズ 82-78 アースフレンズ東京Z
 エスフォルタアリーナ八王子(サブアリーナ)
 ※詳細スコア……はないんですね、プレシーズン。オーバータイムの末に東京八王子ビートレインズの勝利でした。

■移動手段

 自宅からはさっくりと相模原市緑区城山、高尾方面を抜けて狭間に向かうという車でのルートが一番楽なので、今回もそのルートを。

 ここまで色々なアリーナでバスケを見せていただいて、最寄り駅から一番近いのがエスフォルタアリーナ八王子。京王高尾線の狭間駅前ほぼ直結という立地なので、(相模原線だとちょっとめんどくさいですけど、)京王線ユーザーでちょっとバスケ見に行ってみようかなってみなさんに、東京八王子ビートレインズさんのホームゲームにってのはちょっとおすすめ。

 アリーナへのアクセス難度もはじめの一歩への壁を低くするポイントの一つだと思うんですけど、エスフォルタアリーナ八王子はアクセス面ではほんとに強いと思います。

■man of the match(東京八王子ビートレインズ)

 新シーズン最初の更新ですので改めてのご案内を。ここで言うmonは自分が撮った写真の中でグッと来たプレイヤーの写真をピックアップして紹介していくmonなので、実際に選ばれたMVPやMIP、スコアと違う時があります。

 そんななかで今シーズン最初のmon、東京八王子ビートレインズのmonは大城侑朔選手。

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 Bリーグ見るの撮るの楽しいってなってから、一番ご近所の東京八王子ビートレインズさんの試合にちょいちょい足を運び始めてから見ている大城選手。今シーズンでいうと亀崎選手や大金選手もですけど、長く見ている選手はいいシーン残したいなぁって思うんです。

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 昨シーズンも東京八王子ビートレインズの試合を何試合か見ていたんですけど、なかなかプレイタイムが伸びなかったようで、ちょっと寂しくもあったんですけど、この日のプレシーズンマッチでは多めのプレータイムが。

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 一点突破で狙いをつけるってのもアリですけど、(いいシーン引ける)チャンスが多く巡ってくるほうがありがたいので……と、大城選手はなんというか、がむしゃらに前へ前へっていう空気感が撮ってると伝わってきて、グッと来るんですよね。

■man of the match(アースフレンズ東京Z)

 アースフレンズ東京Zのmonはマーク・バートン選手を。

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昨年のまとめをご覧いただくと分かると思うんですけども、会場の空気感や近さ、見せ方が好きなアースフレンズ東京Zさんの試合は例年多く足を運ばせていただいているのですが、今季も例年通りになりそうな観戦計画を作成済みで。ならば、21-22シーズンの陣容を早く見たいと思いつつ、ホームのプレシーズンマッチにはお邪魔できず、今回ようやっと見られたという塩梅でした。

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 色々な行程変更で結局行けるようになったプレシーズンマッチ、アースフレンズ東京Zサイドはコンディション調整で出場しない予定の選手も多く、フルメンバーではなかったと思うんですけども、撮っていく中でワクワクしたのが新規加入のマーク・バートン選手でした。

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 開幕してからまた一段ギアが上がっていくとは思うんですけど、現時点でもスピード感にワクワクするといいましょうか、そのダイナミックな動きにちょっと惹かれていました。

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 あと、経歴を見ていると、Yokota High School出身だそうで、この日もおそらくご友人の方がいらしてたみたい(R16使えば横田から八王子まですぐですからね)ですけど、Yokota High Schoolといえば、今シーズンはトライフープ岡山でプレーをする元横浜ビー・コルセアーズのハンター・コート選手と同じ学校なんですね。

 データの蓄積がある程度出来てるNPB関連だと、ざっくり同じ学校だったよなぁとか気づくことも多いんですけど、Bリーグ関連はまだまだ蓄積が浅いので、こういう気付きはちょっと嬉しくなります。

■Cheer of the Match

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 東京八王子ビートレインズのチアリーダーはRaily'sさんたち(2021/10/1現在、メンバーが20-21シーズンのままですね)。

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 昨シーズンから比較すると、メンバー数が9人から6人に変わり、開始前まではどんな感じになるのかしらと期待と不安が混じった気持ちになってましたけど、蓋を開けたら少数精鋭でバキッと決めてらっしゃって、見ていて安心感といいましょうか、Raily'sさんらしさをしっかりと感じさせて貰っていました。

 今回のCOMはルーキーのKURUMIさんのこのコマ。

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 このあと取り上げるオープニングのTHE GALAXY EXPRESS 999/EXILE feat.VERBALなんですけども、6人編成でどう見せてくるのかしらーとワクワクしていたところで、新体操のリボンを持っている姿が見えまして。

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 このあたりは全域を見られる二階席ならではかなと思うんですけど、次の動作が見えて、新体操のリボンってなると……と、過去に楽しませていただいた現場で新体操経験者の動きを思い出して予想したタイミングで正解でした。

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 この前段階で応援練習中に二階席にいた野良カメラにビシッと決めていただいて、そこから気にしてという部分があったので、今シーズンも野良カメラはとてもチョロいということをしっかりと書き記していきたいと思います(笑)。

■Character of the Match

 東京八王子ビートレインズのマスコットはトラに似ているけどチーターのトレンチーさんです。

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 ゆかいな仲間たちもプレシーズンマッチは久々にお客さんたちに会えるのが楽しいのか、登場から元気いっぱいで。たまったまこの試合の日の翌日が誕生日(東京八王子ビートレインズの石橋アンバサダーと同じく9月26日)だったそうで、開始前や1Q2Q間の八王子のうたの時にはハピバな被り物を着用して自ら祝っていくスタイルを見せてくれていました。

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 アテンドさんとの連携もしっかりとされていましたし、ダンスのシーンやMCの粕谷さんと最後にハグしているシーンなんかは昨シーズンと同じ勢いをプレシーズンマッチからという、そんな雰囲気で開幕に向けてビシッと動いているのは嬉しかったです。

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 あとはもう踊れるチーターさんをもう一段推していただいて、Raily'sさんとコラボしたアクトが増えたら楽しいんじゃないかなぁと思うわけでして。

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 昨シーズンとメンバー数が違うので、オープニングとかもRaily'sさんたちの動きに合わせたフリを見せていたりするので、更にそこを前にといいましょうか、Raily'sさんとトレンチーさんのコラボした楽曲をもっとみたいなと。

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 ただ、今回はプレシーズンマッチという段階だったので、タイムアウト時は応援の煽りのみに終始していたので、シーズンイン後はまた違ったアクトを見せるのかしら、なんて想像しながら撮っていました。

■フックに引っかかった演出曲

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 今回はプレシーズンマッチで、そこまで多くアクトのシーンがあったわけではないんですけど、フックに引っかかった楽曲は東京八王子ビートレインズのスターティングファイブ登場前の定番、「THE GALAXY EXPRESS 999/EXILE feat.VERBAL」でした。

 NPBのチアステージで過去に使ったチームも有りましたけど(2011年のチアドラゴンズさんたち)、Bリーグのアリーナだと東京八王子ビートレインズさんの曲という印象がとても強いです。

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 あと、選曲とチームの世界観がマッチしてる楽曲って印象に残りやすいんだなぁってのを999で感じまして。東京八王子ビートレインズの鉄道感といいましょうか、「トレインズ」にカチッとハマる選曲とアクトは見事だなぁと、4ヶ月ぶりにオープニングを見て思いました。

■行き来の飲食

 昨シーズン末にもお邪魔しておりますが、エスフォルタアリーナ八王子にお邪魔したら、訪れたいのはやはりここです。

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そば処 長岡屋

 界隈的には有名なお店である長岡屋さん。エスフォルタアリーナ八王子から徒歩10分以内、さらにデイの試合開始前には丁度いい時間帯に営業中でさらに回転率も高いので、バスケ観戦ついでにおすすめしたいなと。

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 今回は久々にカツ丼(並)の大盛りを。並がロースで上がヒレのカツ丼というスタイルで通常でもそこそこいい盛りしていますけど、100円プラスすると更にステキなヴィジュアルな盛りにパワーアップします。

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 生野菜サラダと味噌汁がついて、これが1000円(大盛り代と税込)と言うお値打ち感。私の胃袋だとこのあとお夕飯がいらないレベルだったんですが、2食で1000円、1食あたりで考えたら500円とかなんかもう!

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 トロトロの卵にしっかりとした出汁、分厚いカツに大盛りご飯を箸ではなくスプーンで豪快に食らいつく、そんなステキな長岡屋のカツ丼は籠球観戦や籠球遠征でぜひトライしていただきたい逸品です。

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 ごちそうさまでした!

■締めとして

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 スケジュール都合でプレシーズンマッチを見ないないままに中部圏(早々に刈谷と浜松という予定が入っています)へという可能性もあった中、BCリーグのポストシーズン都合で入れ替え差し替えを行った結果、なんとか開幕前にプレシーズンを自分自身の中でも行えたのは本当に良かったです。

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 色々なシーンを撮って遊んでキャッキャウフフしている人なのですが、野球とバスケでは使う脳とか筋肉がちょっと違うなぁというのが前からあったので、なんとか開幕前に一つは撮っておきたかったと。

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 具体的に言うと、野球を撮るときってイニング間のイベントを含めてもカメラを構え続けることって実は結構少ないんですけど、バスケはもう攻守の入れ替えがあったり、タイムアウトがあってもアクトが入ってきたりと休むタイミングがハーフタイムのアクト終了後ぐらいでして。

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 もちろん、なにかしらを割愛していけば、野球に関してもバスケに関しても休む時間を作ることはできますけど、撮ることができるチャンスがあるのに他に気を取られて撮れなかったりすると、ものすごく残念な気持ちになってしまうので、だったらもうプレイ中や演者が出てくるであろう時間は集中してやりましょうとやるんですけども、動き自体がぜんぜん違うので、一叩き入れたかったんですよね。

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 おかげさまで感覚の違いってのを実地で確認できましたし、これで安心して開幕出来ます。

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 今回のプレシーズンマッチはエスフォルタアリーナ八王子のサブアリーナでの開催。メインアリーナは何度もお邪魔していますが、サブにお邪魔するのは今回が初めてだったんですけど、二階席からコートへの距離、試合やエンタメの見やすさ、照明の強さなんかはメインアリーナと遜色無いように感じました。

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 ベンチ側二階席に自由席がないとかはあったんですけど、感覚的にはメインよりもちょっと二階席は見やすいかもと。嗜好の差ではあると思いますけど、一階自由席で他のお客様とお客様の合間を抜くのに苦労するなら二階席に行ってしまいたいので、二階席とかひな壇席の見えやすさって結構気にしているんですけども、エスフォルタアリーナ八王子のサブアリーナはアリだと思います。

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 試合自体は前半に突っ走っていった東京八王子ビートレインズと立ち上がりに苦労しつつも後半に追いついていったアースフレンズ東京Zという図式。

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 序盤の東京八王子ビートレインズの突き抜けっぷりは素直にすごいなと思いましたし、B3新規参入チームの戦力を見ていると、相当チーム力を高めていかないとおっつかないんだろうなぁと。

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 このあたり、東京エクセレンス(今シーズンはフランチャイズを横浜市に移して横浜エクセレンスとして出発しています)のアシスタントコーチを経て、東京八王子ビートレインズのヘッドコーチに復帰した早水HCの手腕も楽しみですし、継続戦力に新規戦力がどう魅せてくれるのか楽しみです。

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※個人的には早水HCというと、東京EXのAC時代、試合直前にお子さんが生まれ、当時マスコットとして活躍していたtexさんがボールをお腹に入れて弄り倒し、嬉しそうに笑っていた姿が印象に残っています(笑)。

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 アースフレンズ東京Zの方は体制が一新されて、どんな感じなのか予想もなかなか立たないままに試合を見ていたんですけども、序盤の離されっぷりと後半の追いつきっぷりを見て、なんかこうワクワクするというか、昨シーズンまでの「ここまで離されちゃうとぶっちゃけ心が折れてますよね?」 的に見えていた点差でも、食らいついていっている姿にはちょっとグッと。

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 あと、エンタメ一杯見たい派としては、色々と鼓舞したり作戦を確認したりというのがメインだとは思うのですが、前半のタイムアウトをきっちり使ってきたウーゴHCは好印象。柔和そうな外見と違い、外国籍のHCらしいといいましょうか、相当熱い人なんだろうなぁってをベンチワークを見ながら感じたんですけど、そういう動きも含めて、今シーズンのアースフレンズ東京Zはちょっと楽しみだったりします。

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 選手の話は……今シーズンもアースフレンズ東京Zさんのホームゲームは多く足を運ぶ予定なので追々。とりあえずはビリシベ実会選手と宮越康槙選手を見て、生デッチさんを目の当たりにした青森ワッツのホームゲームを思い出していました(笑)。

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 エンタメ方面はプレシーズンマッチということもあり、タイムアウト時は応援を煽るパターン。シーズンが進んでいくと、そこのセクションも何回かに一回はダンスを見せるようなパターンを入れてくるんだろうなぁと想像したり。

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 少数精鋭になったが故に、みんな違ってみんな凄いというのを残しやすくなったRaily'sさんたちがどう魅せてくるのか、次に東京八王子ビートレインズのホームゲームに足を運ぶのはちょっと先になるとは思うんですけど、その時を楽しみにしたいなと感じさせてくれるような、そんなみなさんの動きだった印象が強く。

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 過去の皆さんから現在の皆さんへと脈々と受け継がれているアクトだと思うのですが、全選手登場のセクションは和傘を使った動きやバスケットボールを使った動きにぐっと来たり。

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 スターティングファイブ登場時の999では個々の技を使ったシーンや全員揃ってのラインダンスやバキッと入ってくるスタンツ的な動き等々、色々な見せ場が詰まっていて、色々なチームで見せていただいている中でも大好きなシーンの一つだったりします。

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 トレンチーさんの話もキャラの項目に書いたとおり、大きな問題もなくというか、昨シーズンのまま大きくブレることなく。Raily'sさんたちのフォーメーションが多少変わったので、合わせて踊っているようなシーンも。

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 あとはご挨拶シーンなんかでは結構じっくりしっかりお客さんのカメラに反応しているシーンが見られたり。あとはアテンドさんとの連携がしっかりしているので、いろいろな意味で安心して見ていられるなぁっていうのが、トレンチーさんの印象だったりします。

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 さて、次回はいよいよ楽しくも激しいBリーグ開幕節のゲームのお話であります。

 枕にも書いたとおり、プレシーズンマッチから開幕節あたりのチケット手配は色々と出足が遅れたというのもあったんですが、なんとかかんとかここだというところを確保。観戦日の翌日に二回目のアレがあるので、地元からそこまで遠くない、なおかつ早めに試合や演出を見ておきたかったアリーナにお邪魔いたします。

NEXT GAME
B3リーグ 第1節 GAME2(2021/10/2)
横浜エクセレンス - 岐阜スゥープス
横浜武道館

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 て、この組み合わせは昨シーズン、エスフォルタアリーナ八王子での開催で見た組み合わせ対戦ですね、そういえば(笑)。

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