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籠・諸国漫遊記20-21(57)(2021/5/16)

 籠球のポストシーズンも大詰めを迎え、B1はクオーターファイナルが終わり、宇都宮ブレックスさん、川崎ブレイブサンダースさん、千葉ジェッツさん、沖縄ゴールデンキングスさんがセミファイナルへ駒を進め、てっぺんを目指す戦いへ。

 B2の方は群馬クレインサンダーズさんと茨城ロボッツさんがB1昇格を決め、三位決定戦に仙台89ERSさんと越谷アルファーズさんが回っていったという、そんな状況の昨今でありますが、どちらかと言うとまだ続くB3レギュラーシーズンのほうも気になっていたりする昨今で。

 残り試合と対戦カードと勝率と勝敗を見ながらですが、なんかもう週末の東京Ex静岡とか順位とかに思いっきり響いて……きますよね。

 土曜日の富士市富士川体育館はドキドキワクワク最終節になりそうな、そんな気分で一杯です。

■試合情報

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 第20節
 ベルテックス静岡 78-90 鹿児島レブナイズ
 富士市富士川体育館

 ※詳細スコア

■移動手段

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 神奈川から富士川沿いの体育館に向かうということで、本来であれば車で行くのが本当に楽で、この日の試合と来週の試合はドライブがてら、ふらっと向かう予定だったんですけど、オイル交換時期を若干読み誤り、両方ともだとちょっと過走行気味になってしまうため、今週を公共交通機関で、来週を車でということに。

 行きは小田急線で小田原まで抜けたところからの東海道線。京都あたりまで普通に普通で行くので、感覚的には近距離。バスも体育館近くに行く路線が一時間に一本ほどあるようなので、行きは問題なさそうでした。

 問題は帰り。

 そのバス路線、平日にはある夕方17時台の富士川駅行きが土休日は運行していないという。16時台の次が19時台になってしまうとか、なかなかファンキーな状態で

 タクシーを使うか、行きの道中を見ていて、基本まっすぐだったので最悪歩くか……と、悩んでたところに富士宮駅行きは17時台にあるので、そちらを。

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 山の中を抜けて富士宮駅を目指していく路線バスにウキウキしつつ、ちょうど駅近くのイオンモールに横付けするルートだったので、そこで夕飯も済ますことが出来てという流れでした。

 公共交通機関利用でもなんとかなりますけども、車での状況を確認すべく、来週は車でお邪魔します。

■man of the match(ベルテックス静岡)

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 ベルテックス静岡のmonは40分間フル出場のエヴァンスルーク選手を。

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 この日は昨シーズン一度見たときの感覚といいましょうか、なかなか上昇気流に乗れず、苦しい戦いに終始していたベルテックス静岡さんですが、その中でフルタイム出場となったルーク選手はこの日の試合でやっぱり印象に残りました。

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 試合中にあー、これカッカしてるなーってシーンがポロッと出るルーク選手ですけど、この日は粛々と献身的に。シレッと決めていく姿はかっこいいなぁと。

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 あと、この日ではないんですけど、先日の焼津で広報さんのベルティさんのベルティを大事に、我が子を抱くかのようにお世話していたこの姿はかなりツボを刺激されていました。

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 個人的にマスコットを大事にする選手が沢山いるチームはそれだけでも高評価ですけど、ほんっと皆さんベルティさんが好きですよね、ベルテックス静岡のみなさん(笑)。

■man of the match(鹿児島レブナイズ)

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 鹿児島レブナイズのmonは熊本ヴォルターズさんから期限付き移籍の濱田貴流馬選手を。

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 鹿児島レブナイズの皆さんを見るのは今回が初めてで、パッと見でわかるのが元青森ワッツ、飯島和人選手兼ヘッドコーチぐらい。なので相当フラットな感覚で皆さんを見ていたんですけど、濱田選手の動きが印象に残りました。

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 試合中の動きはもちろんなんですけど、一番おぉっと思ったのが、アップのアシストをしているベルテックス静岡のユースの子と1on1をしていて、終わったあとに頭をポンポンとしていた姿。

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 ボールを渡してというのはよく見る光景ですし、ベルテックス静岡さんだとユースの子たちが両チームのアシストをしているのはおなじみの風景なんですけど、1on1でってのは初めてで。

 こういう初めての光景を見ると、どんなプレイヤーなんだろうかなーって気になってみていたりという、そんな流れが自分の中にあるので、こういうシーンを見られたのはちょっと嬉しかったです。

■Cheer of the Match

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 オープニングやタイムアウトのフォーメーションがほぼ不動で、座る位置もあまり変化をつけていない(チケット都合)ため、残せる面々やシーンが固定されてくるなぁというのがここ数試合の印象に。

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 そんな中でのCOMは御殿場開催のときにも気になったErikaさん。二階から見ていても、ぼんやりとフォーメーションを覚えていたのと、Erikaさんの髪の動きがいいなーって思ったのでのこしたりと。

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 上からだと基本寄りではなくて、全身を入れることが多くなりますけど、そうなると身長が大きいほうが映えるのかなと、上がった絵を見ながら思いました。

■Character of the Match

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 生まれ故郷と言われる富士山から一番近いアリーナ、御殿場での開催以降、活性が上がっていてとても好ましいベルティさんですけども、北側の駐車場からだと富士山も見える富士市富士川体育館でも同様の活性でした。

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 ファンクラブの先行入場の時間あたりから出ていて、一息入れての試合開始前、ハーフタイムのアクトあとの時間、試合終了後の時間という、シーンを考えたら最大限の枠で出ているのはほんと嬉しくなったなぁというか、お弁当あとで眠いのを我慢して、みんなの前にしっかり出てくるベルティさんが愛おしく思えました(笑)。

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 個人的にぐっと来たのは鹿児島ブースターさんかられぶにゃんさんのれぶにゃん(ぬいぐるみ)を借りて、ベルティさんのベルティさんを一緒にして、お客さんに魅せて回っていた姿。

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 スポーツマスコットたちは基本みんな濃くて仲良しなんですけど、予算とかタイミングとか予算とかで中々ほんにん同士が並び立つことが少なく。ちょうどうまい具合に、マスコットたちの分身と応援しているビジターのブースターさんがいらっしゃると、こういうステキな組み合わせが出来るんですよね。 

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 とりあえず、分かってやっているのか天然なのかはもうちょっと見極めが必要だと思いますが、ベルティさんはパイルダー・オンしている時にお辞儀をすると、搭乗者が大惨事になるのを覚えておいたほうがいいと思います。

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 ※れぶにゃんのれぶにゃんは無事でしたけど、ベルティのベルティが思い切り落下してました(笑)。

■フックに引っかかった演出曲

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 ベルテックス静岡さんのアリーナ演出、現在は大きくぶれのない演出曲やアップ時の楽曲で回しているのかなと感じるんですけども、オープニングの曲を多く聞いていると、この曲はベルテックス静岡さんだなって感じたりも。

What's Up/DJ Miko

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 ビジターの選手登場のあと、ベルーナのみなさんが粛々と整列してからのイントロっていう流れはらしさだなぁと。変化をつけるところ、シーズン通じて変えないところ、このあたりのチョイスと言うか、バランスは重要だなぁと思うんですよね。

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 観戦を重ねていくと、ちょっとしたところでも変化が欲しくなりますが、変化しないでほしいところもあって……と、ホントにこのあたりってバランス、ですよね。

■行き来の飲食

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味処 平和

 体育館周辺にはミニストップがあるものの、ごはん処は皆無。電車での移動だったので、富士川駅周辺で食べられるお店を探して、うどんか定食かで悩みつつ、定食で。

 夜は居酒屋なのかなという比較的広い店内でお願いしたのは600円ランチのアジ醤油干し定食。

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 住んでいるアパートのキッチンの電熱力が弱く、焼き魚を食べる機会が本当に減ってしまっているので、魚があればそちらを。常連の方と大将ご家族っぽいのかなと言うみなさんの普通な会話もなんというか、日常の中で非日常を感じていました。

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富士宮やきそば鉄ちゃん

 帰りはバス都合で身延線の富士宮まで出たので、駅近くのイオンモールで夕飯を。スガキヤさんが入っていたんですけど、せっかく富士宮ですしと焼きそばを。

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 大きくあたりは引かないけれど、大きくハズレも引かないフードコートご飯。炭水化物に炭水化物をあわせていく幸せを感じながら、空腹を満たしていました。

■締めとして

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 車でも電車でも通過ポイントだった富士市さんのアリーナで見る初めてだったんですけども、入り口とか物販スペースがちょっと狭いなと思いましたが、移動の距離感とか一階二階の各座席からコートへの距離とか、程よいなぁという印象。

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 静岡駅周辺だとちょっと遠目かなっていう感覚、富士だとちょっとそこらあたりというのが長距離運転したり、普通列車でホイホイ移動する人の感覚なんですけども、静岡も横に長いですし、浜松方面は三遠ネオフェニックスさんの勢力下でもあるので、そのあたりは(営業とか会場探しとか)色々大変なんだろうなぁと。

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 個人的には神奈川に近い位置だと本当に行きやすいので、もうちょっと東寄りのあたりで開催してほしいなぁとか、食べ物も美味しそうな沼津開催とか無いっすかねとか思ってしまうんですけど、あまり降りたことのない土地に足を運べる楽しみは今回もしっかり感じてました。

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 試合自体は静岡さんが優位に進めるかなと思っていた展開が、完全に逆。終始鹿児島さんペースで進んでいたんですけども、なんかこう……静岡さんの隙を突いて攻めているような印象で。

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 間隙を突かれた形といいましょうか、通るはずのパスがスティールされるシーンが幾度も。プレイがとか戦術戦略がどうとかを見て思えるレベルの人ではないのですけど、なんかこう撮ってて静岡さんがものすごくバタバタしていた印象がこの日はありました。

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B3上位争いがかなり熾烈になってきていて、最初は今シーズン後の昇降格が無いという話が、勝率トップでB2ライセンス持ちチームは21-22シーズンの昇格対象にという話なので、静岡さんとしてはちょっと厳しい敗戦なのかなと。

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 ただ、勝敗は勝負の常ですし、敗戦からのチャージ、そして大開放ってのもあるのかなと思いつつなんですけど、今シーズンは本当によくお邪魔させていただいたアースフレンズ東京Zさんのホームゲーム(11試合)に次ぐ回数でお邪魔させていただいているベルテックス静岡さん(今回で7、最終戦を足して8試合を予定)が突き抜けていくことを、みなさんがB2で躍動する姿を見てみたいなぁと。

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 残り試合と残りカードを見ていると、上位クラスのガチンコ勝負が残り二節で続くことを理解。B1B2はポストシーズンまっさかりですけども、B3のレギュラーシーズン最終盤も半端なく熱いところをしっかりと残していけたらいいなと、来週の東京エクセレンス戦……ベルテックス静岡最終戦をしっかりと見ていけたらと思っています。

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 あ、あと、鮫島選手兼任HCに試合終了後、声をかけてた高村ACってのも印象に。かたや青森で、かたやFE名古屋で活躍していた時期が近いというのもあるのか、こういうシーンに気づけて残せたのはちょっと嬉しかったです。

 さて、そんな熱いシーンとともにちょっとグッと来たのが、試合開始前、コートインスペクションが終わり、コートが多少静寂に包まれていた時間のお話。

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 しれーっとベルティさんが出てきて、何をするのかと思ったらシュート練習を始めるという。丁度ユースの子達がいたので、パスを出して貰って受けてからのシュートというのを何回か繰り返していまして。

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 結構上手くボールをキャッチするなーと言う所からの全開シュート。ボールはゴールからだいぶ離れていましたけど、何本もシュートを打つ姿がそこにありました。

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 キャラクター達が合間にシュート練習をしてるってシーンが見えることもあるんですけど、まさかベルティさんがシュート練習を始めるとは思っていなかったので、完全に不意を突かれてしまいました(笑)。

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 焼津の時、ライゾウさんがハーフタイム明けに結構いい勢いでシュートしてた記憶がありますけど、そこにベルティさんは触発されたのかなと。是非今後もシュート練習は続けていって頂いて、5割ぐらいの確立で決まるようなぐらいになったときにお邪魔できたらいいなって思いました(笑)。

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 さて、本文中にも含めましたが、次回は再び富士市富士川体育館でのベルテックス静岡最終戦、東京エクセレンスとのGAME2で見て来た20-21シーズンの締めくくりをお届けしていきます。

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 今シーズンのおいもファイナルがどんな感じになるのか、今から楽しみにしていきたいと思います。 

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