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家事か地獄か

 今回は稲垣えみ子さんの家事か地獄かという本を読んだ。全て現在の自身が実践できる内容ではないが、純粋に面白い内容であった。ものを必要最低限にしぼる、買うものを必要最低限に減らすことは日々の無駄な時間、選択の機会を減らす、無駄な資本主義の一端に荷担するのをやめる、無駄な環境負荷を減らす、無駄に個人財産を浪費することを防ぐ、確かに買い物は立派な家事の一つであり無駄が多い家庭が多いかもしれない。どこまで無駄を省くか、ものを減らすかは個人が考えて実践すれば良いし無駄に他人に押し付けすぎることも良くない。この本を読むことでそれらをまた考えさせられる、良い機会を与えてもらった気がする。
 また、家事は誰がするのか、家庭がある場合夫がするか妻がするか、男がするか女がするかなどといった、白黒思考、一元論で語ろうとする人は未だに存在する気がしている。特に皆が忙しいと特に問題になりやすいのは経験的にも理解できるが、色々な工夫と思いやりで凡人は乗り切るしかない、その一つのアイデアは確かに買い物を減らす、無駄なものを減らすことかもしれないと改めて思った。家事は地獄か、生きるということそのものか、色々工夫しものを減らし家族を思いやる気持ちをもって過ごすことができれば心地よい時間が増え、自由な時間が増え生き生きと前向きに人生を過ごせるかもしれない。稲垣さんのユーモア溢れる口調と文章でかかれた本書は楽しく家事だけでなく人生をいかに過ごすかを考えさせてくれる本であった😋

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