見出し画像

舞いおわるころのとうもろこしだった

シリーズ・現代川柳と短文NEO/026

 始まって終わる。すべてそうだ。鳥も空も雲も土も。水もビルも人もイスも。たとえば休日の昼下がり、目の前にたまたまあった「それ」が始まりと終わりのどちらに近いのか考えてみるのもいいかもしれない。

【本日の現代川柳】
舞いおわるころのとうもろこしだった
/今田健太郎

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?