きのうの無免許医 20231119

第118回「オルギア視聴覚室 vol.6」

▼土曜日。丸１日無免許医療の予定なし。というかきょうは「オルギア視聴覚室」というイベントに出演する日。仔細な説明を省くと、要は有象無象魑魅魍魎の百鬼夜行。ラジオポトフでは、初の公開収録をさせてもらうことに。▼会場の蒲田温泉に着いたのは出番の１時間前。演劇やコントなどのネタがあったり、ラッパーやDJがフロア（二階宴会場）を沸かす時間があったり。そんな中で粛々とポッドキャストの公開収録を行うという稀有なひととき、ありがとうございました。収録の模様はそのうちアップされます。▼イベントだったり演劇だったり、人前に出る機会はこれまでもままあったが、今回自分に課したテーマは「準備ゼロ」だった。スタッフの方に最低限の進行予定だけ伝えたほかは、なんの事前準備もなく人前に出た。漠然とした言い方だが、「それでも演劇作品になる」という予感がどこかにあり、それを試したかったし、じっさい、自分にとって試みは実現したと言える。その場の、というか、つい１０分ほど前からそのへんにいた自分の感覚を、そのまま人前に出すということ。や、もちろん「人を楽しませる」ことを基本の姿勢としつつ、それをやるということ。出番を終えた翌日のいま、自分でもまとまらないまま自分がやろうとしたことを文字にすると、「演劇から演劇性を抜く」ことだったのかもしれない。それは、アドリブとかインプロとかとはまったくちがうものだ。▼や、たんに人前でしゃべりたい、という願望に御託を並べているだけですが。

▼これまでの無免許医

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