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【#ポケモンUSUM】極悪杯回顧録【#悪統一】

極悪杯とは、第7世代で私が開催した仲間大会です。
第7世代中盤から終盤は、特定のタイプ統一のみが出場できる仲間大会が流行りつつありました。その悪統一限定大会が極悪杯です。

大会要項
第1回悪統一限定仲間大会『極悪祭り』
第2回悪統一限定仲間大会『極悪杯』
第3回悪統一限定仲間大会『極悪杯』

モーメント
第2回悪統一限定仲間大会『極悪杯』
第3回悪統一限定仲間大会『極悪杯』

大会後の反省
【ポケモン】第7世代仲間大会開催時の反省まとめ

もくじ
1.開催への経緯
2.第1回だけ名前が違うのは何故か
3.すべての悪ポケモンが出られる大会
4.メガギャラドスの可否
5.サトシゲッコウガの解禁
6.今後の開催について
7.おわりに

1.開催への経緯

第一回目の『極悪祭り』の時、他のタイプでの大会が流行っており、悪統一限定大会も開かれないかなぁ〜っと思っていました。ただ、悪統一は当時サトシゲッコウガやメガギャラドスなどの問題を内包しており、自分以外の誰かが開いた大会が必ずしも自分のやりたい大会になるとは限らないことを示しておりました。なんならイベルタルやアルセウスも使える大会を望んでおりましたが、いきなりそれやっても個体調達が難しいことを考えると初回はなしで、また別の機会作ればいけるかもしれないと考えました。
私が本当にしたかった大会は「すべての悪ポケモンが出られる大会」です。初回大会で伝説や幻のポケモンが使えなくても、回を追って少しずつ解禁し使えるようにすれば、その時は本当に自分のやりたい大会ができると信じて企画を決意しました。第8世代へ移り、すべての悪ポケモンがまだ揃わない今、あの時決意できていてよかったと感じます。

2.第1回だけ名前が違うのは何故か

初回だけ『極悪祭り』で後の大会は『極悪杯』に改名したんですけどこれには理由があります。実は女子プロレスに既に『極悪祭り』ってあったんですよね。だから大会名でエゴサしてもポケモンではなく女子プロレスばかり出てくる。ハッシュタグも使い物にならない。なので2回目以降は『極悪杯』に改名した、という流れです。

3.すべての悪ポケモンが出られる大会

私が目指したもの、それは「すべての悪ポケモンが出られる大会」です。これには伝説や幻などの特別なポケモンも含まれます。
レートで使えるポケモンだけじゃなく、イベルタルやサトシゲッコウガは皆はどういう風に育ててくるのか、そこにとても興味がありました。あと、単純に私がときはなたれしフーパやメガギャラドスを使いたいという思いもありました。これらのポケモンはスペシャルレートや公式大会などで一部使える時もありましたが、悪ポケモンを育てる人が、悪ポケモンしかいない環境で、どのような型を使うのかを知りたかったのです。
悪ポケモンしかいない環境でメタゲームを楽しむという視点も確かにあります。事実、それで上位を目指した方も多かったと思います。ですが私はあまりこの視点をプッシュして告知しておりません。メタゲームで上位を目指すことよりも使いたいポケモンを使えることをプッシュしたのです。大会なので順位はつきますが、そこに拘り過ぎず広く参加者を集めようとしたことは、実際の参加者数やFF外からの参加者もいたことを考えると正解だったと思います。

4.メガギャラドスの可否

おそらくこの企画で一番デリケートな問題。
メガギャラドスを是とするか否とするかは、大会の方向性や要項の文言で大きく変わると思います。
前述の通り、私の目指したのは「すべての悪ポケモンが出られる大会」です。この書き方なら、ギャラドスに何かしら制限を与えつつメガギャラドスを使用することができます。
これとは別に、「悪ポケモンしか出られない大会」であったのなら、悪ポケモンではないギャラドスを使用することはできません。
そして、私が選んだ選択肢は前者でした。
第2回大会の開催前にはアンケートで、結果はどうあれどのような方向性にするかは既に決めておりましたが、メガギャラドスの是非を問いました。FFの外から難色を示す方がいらしたことも、当時エゴサして把握しておりました。「悪統一大会でギャラドスが使えるならそれはタイプ統一大会ではない」と、まさにこちらの趣旨を理解していないような方もおりました。私が言うのもなんですが、「ルールはこうあるべきだ」と外野から押し付けてくるのは正直邪魔でしかありません。ただ、そのように思われる方にも納得していただけるような声明は必要だと感じ、要項にはその旨を記載させていただきました。また、自分のやりたい企画が「タイプ統一というコミュニティの目に見えない圧力に阻害される訳にはいかない」と強く心に留め置くこともできました。これらのことから、この選択と決断はいい経験となりました。
大会でギャラドスに課した制限は「持ち物はギャラドスナイトとする」ことのみ。メガシンカのタイミングを制限したら、ボタンの押しミスなど明らかに任意ではないミスで大会ルールのイレギュラーが発生してしまいます。大会ルールはできるだけシンプルにしたかったので、持ち物の固定のメガシンカタイミングは任意とすることだけは事前に周知するようにしました。もしギャラドスのメガシンカのタイミングすらも制限していたら、おそらく私は対戦することなく、放送している参加者の監視を入念に行うだけとなっていたことでしょう。

5.サトシゲッコウガの解禁

ギャラドスと違ってあまり話題にもならなかった問題。
というのも、別の悪統一大会でも"へんげんじざい"のゲッコウガは強いという認識が一般に浸透しており、相手のポケモンを1体倒さないと発動しない特性をわざわざ選択するメリットはあるのか、という点であまり注目はされていなかったかと思います。
しかし、使ってくれた方もちらほらと見受けられました。ステータスと"みずしゅりけん"が強化される特性は決して弱いものではなく、見ていた私自身も発見と驚きがありました。
伝説や幻など特別なポケモンはあまり対戦で使う機会がないので、対戦における研究が中々進みません。その中で、サトシゲッコウガは使っていただいて対戦の模様を見ることで、このポケモンはこのように輝くんだと興奮しておりました。

6.今後の開催について

ポケモンは大好きで現在もプレイは続けているものの、他に時間を割かないといけないことが増えてきました。また、大会などの企画運営に対し心が向いていないので、何か心変わりがない限り次の極悪杯は開催されることはないでしょう。
企画できる人材はいるはずなのに、企画を願うばかりで動こうとする人はあまりいません。確かに、大会の運営や主催は面倒なことがあります。ですが、できるときにやっておくこと、その試行錯誤は自身に発見と知見をもたらします。
自分は第7世代でやりたいことはやり終えました。極悪杯でなくても、似たようなコンセプトで大会を企画したい人は、どうか一歩踏み出してみてください。
…ただ、企画開催のハードルは以前よりも上がっているように感じます。

7.おわりに

今後のポケモンに関する活動は主に個人でできるものに限ってやっていきたいと思います。その考えに至るまでのこと、もう一つお話をしなきゃいけないのですが、今はまだ話せないのでまたいつかお話しましょう。
ポケモンでやりたいことはまだまだあります。noteでの記事を書くこともその1つです。
極悪杯も、「やりたくない」と言えば嘘になります。ルールの構想もあります。それでもやらないのは時間と気持ちです。いつの間にかアラフォーが見えてきたからこそ、仕事でもやるべきことが増えてきました。
今はただ、自分ができることをやり続けるのみ。
それだけです。

ここまでお読みいただきありがとうございました。
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