再就職への道

こんにちは。RadialEngineです。

前回退職エントリを書いたので、せっかくなので再就職までの日々をまとめておきます。

退職直後

諸事情があって傷病手当金をもらいながら、2020年初頭にお医者さんにお手紙を書いてもらって退職、同時に武漢で新型コロナウイルスにより最初の死者が出ます。このときはまだSARSみたいに局地的な感染で収まるか様子見を兼ねながら、病気の治療と称してお家でゲームしていました。

緊急事態宣言から

日本国内での感染拡大により、5月からハローワークに行かなくても失業給付が貰えるようになりました。当然そのような環境では面接など望めるはずもなく、ステイホームと称してお家でゲームをしていました。同時に、ストレスからか暴飲暴食しがちになり、一度にKFCを二人前くらい買ってビールやウォッカで流し込んでいました。通っていたジムもしばらく休業していたし、運動不足もあいまって体重が10kgくらい増えました。夏になると失業給付が二ヶ月延長されましたが、相変わらず再就職の目処は立ちませんでした。

この頃、体調の悪さがピークに達します。具体的には、少しでも不安なことがあると悪寒や吐き気に襲われるのです。ストレスと暴飲暴食の結果でしょう。古代の暗君なら死ぬ寸前の描写でしょう。ここで帰郷を決めます。

帰郷

家財道具一切を処分して結局帰郷することになりました。貯金をすでに使い果たしたため、生活費等は完全に実家に依存することになりました。転職エージェントとハローワークを併用して活動を続けますが、書類すら通らない日々が続きます。後で気づいたのですが、転職エージェントの登録学歴が誤っており、なかなか通らなかったのかもしれません。11月くらいまではまだコロナは落ち着いていましたが、12月に入れば勝負の3週間、新年に入れば緊急事態宣言と身動きが取りにくい日々が続きます。そのような状況下では遠方の求人に応募できず、近場を探し付けます。ときにはキラリと光るような求人もありますが、やっぱり書類すら通りません。ジムは再開したので元のところの系列に通いながら、山登りもしていました。8キロくらいは減りました。

最初の面接、3度目の内定

そんな中、ついに1つハローワークから応募した求人の書類が通過します。労働組合の事務職でした。法学部卒が活きたのでしょう。筆記試験と面接が実施されますが、択一で割とマジの憲法や労働法の問題が出て焦りました。法学部卒とはいったい…。面接対策もあまり出来てませんでした。一人の求人に9人もいたので、落ちてもしゃーなしと思いましたが、やっぱり落ちました。

そんな中、ある転職サイトからスカウトが来て、応募したら書類が通過し、すぐに面接となりました。簡単な適性試験と面接があり、わりとすんなりいったと自信をつけたら、あっさり内定が出ました。通勤距離的にも新百合~新宿くらいなので可といったところでしょう。あとは、長く続けられる環境であることを祈るばかりです。

まとめ

コロナ禍、体調不良と何かと理由がついてしまうこともあって、面倒な転職活動を一人でやり遂げるには無理がありました。正直、収入もないのに貯金を使い果たしたとなると、借金漬けになっていてもおかしくはありませんでした。決して太いとは言えない実家ですが、最後に帰ることのできる場所があって本当に良かったと思う次第です。

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