【童話訳】 3びきのこぶた (1842)
作者不明、古くからイギリスに伝わる童話。かわいい挿絵たくさん。
むかしむかし、お母さんぶたと3びきのこぶたがいました。育ちざかりの子たちを食べさせるのは大変なので、ある日お母さんぶたが言いました。
「ねえ子供たち、世界は広いのよ。ひとりひとり、自分の力で食べていけるか、やってごらんなさい」
そこで3びきは、自分の暮らしを探しに行きました。
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一番上のこぶたは、道をトコトコ歩いていたら、ひとりの人と出会いました。藁をかついで歩いてくるので、丁寧にたずねます。