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Catlogカウントダウンカレンダー\Last Day/ 猫様も歯がだいじ🦷2020年の感謝をこめて。

猫様専用のIoTサービス『Catlog®(キャトログ)』を展開するRABO, Inc.の代表の伊豫です。

21日から開始した、Catlogアドベントカレンダー〜年末カウントダウンカレンダーもLast Day!2020年もLast Day!Yeah!

ということで、大晦日といえば大掃除。掃除といえば、歯の掃除(?)。
みなさまは、猫様の歯磨きされてますか??

我が家では、日曜の夜を「歯磨きの日」と決めていたものの、やはり嫌がるのでなかなか気がすすまないというのが現実。
ということを、獣医師さんかつライオン商事にお勤めのお知り合いの方にメッセでつぶやいたところ・・・

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大量の歯磨きグッズをいただきましたーーー!!!!
ありがたき幸せぇええ!!
(おでんは、このあと歯を磨かれることはまだ知らないので、「ぼくがもらったの。ぼくのおやつだよこれ。」と満足げな表情w)

同時に「猫様の歯磨き」について色々とレクチャーをいただきましたので、2020年の締めくくりとして記していきたいと思います。
歯磨きは、みなさん大事ってわかってるのに、猫様の下僕として、嫌がられることを理由になかなかやってないことを知っていますよ。わかりますわかります。
でも歯磨きせずに歯石が溜まり、歯肉炎などの口腔異常が起きた場合に最悪の場合、全身麻酔で治療が必要となります。そうなる前に、ナニゴトも予防が大事。そこで歯磨き習慣が大切になります。
獣医師によると、猫様の場合には、食事などの汚れがついてから3日ほどで歯石に変わるようなので、慣れるためにもできれば毎日、難しければ3日に一回でもやってあげると口腔環境が大きく変わりそうです。

それでは、はじめていきます!

保定の術

黙ってお口開けてくれるわけないので(中にはそういう猫様もいらっしゃるんでしょうか)、準備として猫様のからだを保定することが必要です。
いつも私はソファで歯磨きや爪切りをすることが多いのですが、ソファに置いてあるパーカーやブランケットで、ぐるっと抱っこ。猫様の向きは2種類あります。

①対面方式:

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この場合は背中をブランケットなどで覆い、手のひらで後頭部をホールド。猫様は後ろに逃げることが多いので、後頭部をしっかりホールドすると顔が動きにくくなります。
ブリ丸はこの対面形式のほうが慣れているので、この体制で歯磨きはじめ色々なことができますが、②の後ろ向きに比べるとホールド感は劣るかも。おでんはこの体制だとぬるりと逃げますが、このときは二人がかりだったためか、ちんまりしてますw

②後ろ向き方式

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①だと、どうしてもぬるりと逃げ出してしまう猫様は、こちらのほうがおすすめかもしれません。対面方式と同様に、タオルやブランケットでぐるっと包みこみ、いわゆるスコ座りのように猫様を太ももの間に挟み込みます。
対面方式の場合に後頭部を手でホールドする代わりに、胸元に後頭部を押し当てて全方位的に保定。この方式はホールド感が強い一方で、抱っこに慣れてない猫様ほど最初は抵抗あるかもしれません。この体制だけで普段慣らしておくと楽だと思います。

まずは「はむはむマッサージ」で口を触ることに慣れてもらいましょう

口周りや口のなかを触られることを嫌がる猫様は多いです。歯磨きどうこうの前に、口周りを触られることに慣れてもらうことが重要。
いきなり口の中に指を入れるとそれだけで不快感を持つ猫様も多いので、↑のやり方で保定できたら、しばらくはお口を触るよということ自体に慣れてもらいましょう。
マズルのちょうどお髭が生えているあたり、犬歯を覆っているあたりを親指と人差し指で挟み込んで、「はむはむ。」とマッサージ。
このはむはむマッサージだけでも、表面の汚れや食べかすが取れたり、歯茎の血行がよくなるそうです。

はむはむマッサージの次は、歯磨きジェル

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はむはむマッサージで口周りを触ることに慣れたら、歯磨きジェルを指にとって舐めさせせたり、はむはむマッサージのついででちょこっと歯にジェルをつけ、はむはむしてあげましょう。
歯磨きジェルは、みんな大好きチキン味や、アップル味(アップル味は猫様に人気らしいです)など、色々なフレーバーがあるようです。

指で慣れたらちょっとずつ歯磨きシートに挑戦、ごほうびは歯磨きおやつ

歯磨きシートは、ウェットティッシュではなく、繊維が歯垢を絡め取るため歯磨きシートとして売っているものをおすすめします。
拡げたら二つ折りにする際に、人差し指を入れ込み、包帯を巻くようにしっかりとぐるぐる巻にします。

シートを巻いて少量の歯磨きジェルをつけたら、少し口唇を持ち上げて、大きな犬歯のあたりから少しずつ指を差し入れます。最初は無理せず、歯にあたるかあたらないかくらいの、はむはむマッサージの延長線のように。慣れてきたら一本ずつ磨いていくイメージです。

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ここまでできたら、最初のうちは合格!歯磨きおやつをご褒美にあげて褒めてあげましょうー!おやつも横からいれて噛み切る際にしっかりと歯があたるようにあげると尚効果的だそうです。

いよいよトレーニング歯ブラシに挑戦!

かけるチカラは100gほどが最適。これ以上強いと血が出たりして、一気に猫様からの信頼を損ないます・・・。
キッチンスケールをコシコシして、「だいたいこんなチカラ具合なんだな」と事前に感覚を持っておくと良いようです。

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今回わたしも初めて知りましたが、意外と100gほどの荷重って難しく、こんなソフトタッチなのかー!これまでごめんー!!ってなりました。

トレーニングブラシは、人差し指が差し込めるようになっていて、歯ブラシと一体化できるスグレモノ。先端の歯ブラシは、指よりも小さいのでシートよりもこちらがやりやすい!という方も多いかも?
シートのとき同様に、歯磨きジェルをつけたら少しずつ口唇を持ち上げて、シュコシュコと荷重100gのソフトタッチで歯ブラシを動かしていきます。
個人的には歯ブラシのときには奥歯のほうからやったほうが自然と口をあけてくれる気がしています。
左右同じように磨いたら完了。ちなみに、歯の裏側まで磨くのはなかなか難しいと思いますが、舌でこすれるので裏側は無理しなくてもOKとのこと。
また、トレーニングブラシはやりやすいので私も普段つかってますが、慣れたら普通の歯ブラシ(毛の種類も選べる)でいいと思います。

猫様にも日々のライフサイクルが。毎日同じ時間帯に歯磨きタイム!

文章で書くと壮大ですが、実際にやってみるとほんの数分。とにかく習慣化させてしまうことが、猫様にとってもニンゲンにとっても良さそうです。
一緒に暮らしていると実感されてる飼い主さんも多いと思いますが、猫様にもライフサイクルがあります。例えば夜ごはんをあげて一緒に眠るまえなど、毎日の歯磨きタイムの時間帯をきめてあげると慣れるのも早いかもしれません。

みなさん、Let's 猫様歯磨き!で来年は習慣にしていきましょうー!
↓はむはむで決め顔のおでん。

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今年は、たっくさんの猫様たちにCatlogを知っていただくことができました。SNSを中心に、応援いただく声もたくさんいただき、スタッフ一同、そして猫様チーム一同喜んでおります。
まだまだプロダクトはこれから向上していきますし、来年は新規事業も予定しています。ぜひ引き続きのCatlogそしてRABOへの応援とサポートよろしくおねがいいたします。

2020年、ありがとうございました。
2021年も、すべては、猫様のために。

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