書評 「レジ待ちの行列、進むのが早いのはどちらか」
こんにちは!めゆです。
今回は、「レジ待ちの行列、進むのが早いのはどちらか」という本について、読んで心に残った言葉を書いていこうと思います。
この本は、心理学の本で、観察力と推理力を養うための問題集です。
37問の設問があり、例えば、「二人の男の人の絵があり、上司はどちらか」という問いに答えていくという本です。そして、答えの解説がしてあります。
その解説で、ポジティブに生きていくための言葉を見つけました。
「本気で仕事に取り組めば、身体的には疲労を感じる。しかし、精神的には心地よい達成感を味わえるのだ。そして、心が喜んでいれば、身体的な疲れも、どこか爽快に感じるものなのである。」
これは、仕事にやりがいを感じているのはどちら?
という設問で、
パソコンを前にして電話をしている女性と、パソコンを閉じて本を読んでいる女性が描かれています。
私も、やることが沢山あって時間に追われている時の方が、今日は仕事をした!という充実感があります。逆に、特に急ぎの仕事がなくだらだらとしている日は、1日がなんとなく過ぎて、逆に達成感ではなく変な疲労感がある時があります。
何事にも、必死に取り組んだ方が、体も心が充実するのだと改めて思いました。
「不機嫌そうな顔をしている人とずっと一緒にいれば、どうしても不機嫌そうな顔にならざるをえない。逆に、陽気な顔の人と一緒にいると、顔だちまで陽気になっていくものなのである。」
これは、男の人が一人と女の人がいてこの人の奥さんはどの方でしょうという設問です。ご主人に良く似た人が奥さんなのですが、長い年月、一緒に暮らしていると夫婦は似てくるということです。改めてちょっと、怖いとも思いましたが、家族みんなが楽しい顔をしていると、みんなの顔立ちも陽気になってくるので、楽しく毎日を暮らさないといけないと改めて思いました。暗い顔をしているよりも明るい顔をしている人の方が私は好きなので。。。
「よく笑う子供ほど知能が高い」
これはボールを持って笑っている男の子と、眼鏡をかけて真面目そうな男の子で頭がいいのはどっち?という設問です。頭がいい子は、良く笑っているというデータがあるそうです。学校のクラスメイトで、ひょうきんでよく笑っている子は、今は勉強ができなくでも将来学力が伸びるということがよくあるそうです。我が家の小さな孫にも、笑わせて、笑顔の似合う子になってほしいといつも思っています。そしたら、必然的に知能が高くなってくれるかな。。。
「人に好かれたければ、なるべく黒目を大きく見せるようにしたほうがいい。」「黒目を大きく見せるコツは「びっくりしたような顔」をすることである。」
これは同一人物で、黒目が大きい時と、小さい時に、良い印象を受けるのはどっち?という設問です。瞳孔が拡大して、黒目が大きく見えると、同じ人でもとてもいい印象に感じました。私は最近、歳をとってきて目が小さくなったように感じ、なんとかして目力をつけようと目を大きく開いてみたりしていたのですが、満更間違いではなかったのだと思いました。これからも意識して、大きな目をするように心がけたいと思います。
この本を読んで、心理学といえど、誰もが日々人と関わっていて、この人はどんな人だろうと思ったりして無意識に人間の心理を読んでいるんだと思いました。そして、他人のことってなかなかわからないけど、人の行動には心理的な法則があるんだと思いました。
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