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そうだ、大会に出よう 〜マーベルスナップ大会のすすめ〜

はじめに

はじめましてこんにちは。そうじゃない方はお久しぶりです。
ぼくの名前はRabbitSweetです。マーベルスナップの大会に参加することを人生の楽しみにしている大会ジャンキーです。
大会で入賞することでしか得られない栄養素というか、それでしか分泌されない脳内物質があると思います。

最近、大会での戦績がそこそこいい(WSC優勝・MSCベスト4・海外賞金大会3位)ので調子に乗って何か記事でも書いて自己顕示欲を満たしてやろうかと考えていたところ、先日呟いた大会参加をすすめるツイートがまあまあの反響を頂けていたことを思い出したのでその内容を記事にしたいと思います。
この内容はぼくが常々考えていることで、もっと大会参加者が増えてマーベルスナップの大会が盛り上がらないかと思っています。

ちなみにこの画像はマーベルスナップを含めたデジタルカードゲームの動画配信をしている天野さとしさんが過去にハースストーンというデジタルカードゲームの大会でテレビ番組のインタビューに回答した際に、当時天野さとしさんはハースストーンの公式大会のキャスターをつとめていたこともありゲームの魅力について熱く語ったそうですがいざ放送されてみるとゲームの運要素についての内容のみ切り取られていた事件?のときのものです。マスメディアって怖いですね。
特にご本人から許可を取ってるわけではないので目線をいれています。
優しいから許してくれるよね?だめだったらいつでも削除します。

注意

この記事では、ぼく自身の大会に対する思いが強すぎて気をつけてはいますがどう頑張っても強い言葉が出てしまう場合があります。
大会に対する思いだけは絶対に偽りたくないのであえてそのまま残しておりますのでどうか覚悟してお読みください。

大会に出ることのメリット

強い人と戦える

大会に出るプレイヤーというのは、やはり大会に出ようと考える時点で自分の実力に自身のあるプレイヤーばかりです。
基本的には誰もが優勝を目指して大会に参加するものですし、そういったプレイヤーはやはり相応の実力を持っているものです。
そんな中、「ぼくなんかが大会に出ても大丈夫かな?」なんてことを考えていませんか?
そんなこと考えるだけ無駄なのでさっさと大会に出てみてください。
上の画像の人物も言っているように、運要素のあるカードゲームではどんなに強い相手に対してもワンチャンあれば勝てます。
やっぱりゲームで強い人に勝てると嬉しいしモチベーションも上がりますよね。
また、大会では普段マッチングしない自分のランクより上のランクで戦っているプレイヤーと対戦することができる場合があります。
そういうときは運が悪いと考えるのではなく、ラッキーだと考えましょう。相手のプレイを見て学べば自分も強くなることができますし、強い相手に自分を認知してもらえるチャンスでもあります。胸を借りるつもりで全力でぶつかっていきましょう。

ランクマッチでは得られない感覚を得られる

現状のマーベルスナップは環境が停滞していると思いませんか?
ゲーム内の最高ランクであるインフィニティには毎シーズン数多くのプレイヤーが到達し、インフィニティに到達したあとはリーダーボードもないため、現状ではインフィニティに到達したあとランクマッチを回す意味も特になく、更に度重なるランクシステムの変更によりランクが上げやすくなったことでインフィニティの価値そのものすら下がっているような印象を覚え、実際にぼくの周りの競技志向の強いプレイヤーも数多く引退していきました。
まあ、これは個人の勝手な感想というか愚痴、いや、ただの悪口のようなものなので見なかったことにしても大丈夫です。
しかし、実はこれらは全部、大会に出れば解決します。
大会では腕に覚えのあるプレイヤー同士が鎬を削って競い合い、当たり前のことですが必ず優勝者が1人決まります。
その当たり前のことが実はとても重要で、現状のランクマッチのようなゆとり教育の運動会とは全く違います。
大会で結果を残すことによってコミュニティ内での自身の発信力も高まるかもしれませんし、何より大会で優勝したあとのイキリツイートより気持ちのいいものはこの世に存在しません。

賞金がもらえる

大会によっては上位入賞者に賞金が付与される場合もあります。
もちろんコストパフォーマンスで考えたらその時間普通にコンビニでバイトでもしたほうが時給は高い場合もありますし、よほど賞金額の大きい大会でも練習時間や準備時間を含めると時給は天文学的に低くなりますが、冷静に考えてゲームで遊んでるだけで賞金がもらえるってやばくないですか?普通に考えてバグですよバグ。
現在日本では前述したMSCとWSCに富豪(マジで何者なんだ・・・)が賞金を出してくれており、海外に目を向ければ毎週のように多くの賞金付き大会が開催されています。
更に、まだ発表されていませんが、公式の世界大会が開催される場合に備えていまのうちから大会に出て練習しておくといいかもしれませんね。

当たり前ですが、賞金が出ない大会にも価値はありますし、大会に賞金が出ないからといって批判したりするのは言語道断です。何度でも言いますが、無料のゲームの大会に賞金や賞品が出ることが異常なのです。

大会に出ることのデメリット

時間がかかる

マジでこれに尽きます。

大会に参加すると、その間他のことができなくなります。
大会に参加すると人間の可処分時間は限られれているので当然他の趣味に費やす時間は減ってしまうでしょうし、場合によってはマーベルスナップのランクマッチをプレイする時間がなくなってしまうこともあるかもしれません。

大会の形式や規模にもよりますが、基本的に勝ち進めば勝ち進むほど大会の拘束時間は長くなり、現在日本のマーベルスナップコミュニティで毎週開催されているWSC(ウィークリースナップカップ)では決勝戦まで勝ち進んだ場合、大会開始から終了までの時間三時間弱といったところでしょうか。
ぼくの経験上、マーベルスナップの大会では目安として大会では1ラウンドに40分程度の時間がかかると見て問題ないでしょう。
逆に一回戦で負けてしまうとせっかく予定を開けていたというのに急に暇になってしまったという虚無感が全身に襲いかかって来ることもあります。それが朝一の大会だとしたらマジでその日は何もする気が起きなくなって一日が無駄になってしまうことだってあります。

マーベルスナップの試合時間であれば対戦相手を待つ間にランクマッチくらいはできるかもしれませんが、対戦相手や運営を待たせてしまう可能性がある以上、あまり推奨はできませんし、大会サイトによっては対戦相手が決まるまでの間大会サイトを監視していないといけないこともあり、ぼく自身、過去にプレイしていたゲームタイトルでは大会中PCの前から離れることができなかったり、トイレでもスマホで大会サイトを更新し続けたり、国際大会の出場権がかかった大会中に疲れ果てて極限状態となり、頭がおかしくなってさすがに仮眠をとらないとやばいとなって机の下で体を丸めていたら決勝戦を寝過ごしてしまったことや、大会の待ち時間では失格を防ぐために五分ごとに鳴るアラームを常に鳴らしていたこともあるほどです。

まあ、これはごく一部の異常者の奇行を面白おかしく書いただけなので、大会には気楽に出て全然大丈夫だと思います。

さいごに

こうして見てみるとデメリットに対して圧倒的にメリットのほうが多いように見えます。
この記事を読んで、みんな大会に出たくなってきたことでしょう。
実際には理不尽に負けてキレることも全然勝てなくて悩むことなんかもあるかもしれません。しかしそれもまた青春の1ページ。時間が経てばいい思い出に変わるものなのでデメリットには含めていません。ぼくの経験上、勝てない時間はつらいかもしれませんが、大事です。あなたの大会ライフはまだ始まったばかり、いつか勝てる日を信じて努力を続けましょう。

今回は読んだ人を大会の沼に引きずり込むことが目的の記事なのでこのあたりで終わりたいと思います。
当初、この記事に大会サイトの使い方や海外大会での振る舞い方などを書こうと思っていましたが、思いの外長くなってしまい、大会サイトの使い方を調べるたびに大会中毒者の妄言を目にするのも本当に意味わかんないと思うのでそのあたりの話はいつか別の記事で個別にまとめようと思います。
とりあえず最初は前述したWSC(ウィークリースナップカップ)に出てみたら間違いはないと思います。
大会アカウント:SNAP CUP
大会主催者:海老江邦敬えーえー

大会主催者も聖人ではなくただの人間であることは理解するべきです。
現状、日本の大会は善意の個人が開催してくれているものがほとんどだと思います。当然参加者の態度が悪かったりゴネや批判などのトラブルが多発したら普通に萎えてもう次の大会は開いてくれなくなるかもしれません。企業が開いてくれた場合でもそれは同じです。企業は慈善事業で大会を開いてはくれません。
ぼくからこの記事をここまで読み進めてくれた皆さんに一つだけお願いがあって、大会の告知ツイートなどの大会情報を見かけたらそっとRTしてあげて欲しいのです。それによって大会を知る人が少しでも増えてこのゲームの大会シーンが少しでも盛り上がればいいなと思います。
参加者がいなければ大会は成立しないし、主催者がいなければ大会はそもそも存在しません。

それではどこかの大会でお会いできる日を楽しみにしています。
よいスナップライフを。

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