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夏の戯れ

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夏を謳歌する女子高生を超短編小説でどうぞ。
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#短編小説

夏の一部

夏の一部

あー、暑い。
って、
1分間ごとに言っている気がするほどに、
暑い。

学校から帰って直ぐに
汗だくの体をシャワーで洗い流す。

夜ご飯は素麺ばっかり。

夜は網戸にして開ききった窓にへばりついて、
扇風機のタイマーを30分かけて、
暑い暑いって思いながら寝る。

朝は、不快な気持ちで目を覚まし、
すぐさま洗面所に駆け顔を洗うけれど、
水がぬるくてまた不快になる。

学校へ行く道も、
なかなか日陰

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汽車

汽車

人生で初めて 大きなものに背いてみた
とある平日、夕方、私は、学校の帰宅組とともに駅へと向かう。
今日は蒸し暑い、もう夕方も4時を過ぎたっていうのに、さすが夏だなあ。
辺りは一緒に帰っている人たちが喋り合う音でいっぱいだ、まるでそのBGMをするかのように
ミーンミーン
とか
ジリジリジリ
という虫の声が聴こえる。
あぁ、うるさい。
学校から駅までは割かし近い、大体、道を4回曲がったくらい。
斜めか

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