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大学受験における日本史の勉強の仕方

お久しぶりです。ラバルです。大学で新学期が始まり、落ち着いてきたのでまたnote書いていきます。
今回は、高校生の時に得意な科目であった「日本史」のラバル流勉強法について書いていきたいと思います。
高校二年生、三年生が対象です。

この記事を書くにあたっての自己紹介
・高校三年生の日本史の偏差値60後半
・大学では日本史の歴史学を専攻

大学受験において、「日本史は何から始めたらいいのかわからない」「勉強法が知りたい」という方は、参考にしていただけると嬉しいです。
あくまで参考までにしてください。勉強方法はたくさんあるので、実際に調べてみて、その中から、自分に合ったやり方を見つける、考えることが大切です。

では、本題に入ります。

使用した参考書

初めに、私が使用した参考書を紹介します。

・詳説日本史改訂版 山川出版社 (笹山晴信、佐藤信、五味文彦、高埜利彦、他12名)
・日本史B一問一答【完全版】2nd edition ナガセ (金谷俊一郎)
・各塾の模試、大学や共通テストの過去問、学校の授業やテスト
以上です。

受験業界には、多くの参考書があり、たくさん参考書をやることが大切と思いがちですが、私は、上記のものだけで十分だと考えています。
極論ですが、学校から配られた教科書の内容を一文も逃さず全て覚えてしまえば充分だからです。

私は、詳説日本史改訂版を夏休みまでに一通り覚え、それから、日本史B一問一答でアウトプットの練習をして、模試や過去問で演習を繰り返しました。

各参考書の勉強方法

実際、どのように勉強していったのかについて書いていきます。

・詳説日本史改訂版

私は、旧石器時代〜昭和時代までの約400ページを隅から隅まで覚える気持ちでこの教科書の知識をインプットしました。
具体的には、読んで覚えることを重視しました。
人間、同じ文章を百回読めば暗記できるからです。

教科書本文、脚注の重要な単語、テストや模試で出てきた単語まで全てマーカーで黒塗りで潰して二度と見れないようにしてそれをひたすら思い出す作業を繰り返しました。最終的に教科書を見ないで教科書の内容(各時代の特徴、文化、出来事)を言えるようになる意気込みでひたすら暗記です。

例 1221年後鳥羽上皇が北条義時を追討するよう命令し、上皇軍と鎌倉軍が争ったことを承久の乱という
                  ↓
1221年後鳥羽上皇が北条義時を追討するよう命令し、上皇軍と鎌倉軍が争ったことを■■■■という

黒塗りしたら単語が見えなくなってわからなくなりますが、二度とわからない=覚えるしかない状況ができます。
(黒塗りするのが不安な方は緑のマーカーで単語に線を引くのがおすすめ。赤いシートをしくと黒くなる。)

夏休みまでに教科書を全て読み、時代ごとの特徴や出来事、文化を覚えながらマーカーを引く→夏休み期間中に一日30〜50ページ(1~2時間程度)のペースでひたすら教科書を読み込む、マーカーを引いたところを思い出す作業を毎日繰り返しました

各時代の文化、江戸時代の文化や将軍、明治期からの歴代首相などは語呂あわせがあり、語呂合わせが覚えやすいです。覚えにくいと感じるところはネットで調べると覚えやすい語呂合わせなどが出てくるのでそれがおすすめです。
検索するとすぐ出てきます。


伊藤→黒田→山県→松方→伊藤→松方→伊藤
頭文字をとって、いくやまいまい と覚える。

・日本史B一問一答【完全版】2nd edition

教科書を全て読み、ある程度内容を覚えた後は、日本史B一問一答でアウトプットの練習です。(教科書を覚えながら、覚えた時代から日本史B一問一答をやっていくのもあり)

日本史B一問一答は、文字通り一問一答形式の問題集なので、一日ひとつの時代、一日50ページなど目標を決めて進めていくといいと思います。(1時間程度)

これもわからない問題をひとつでもなくす意識でひたすら繰り返します。

・各塾の模試、大学や共通テストの過去問、学校の授業やテスト

最後に、これまでのインプット、アウトプットが正確にできているか、確認のための演習です。
時間を決めて、わからない問題でもあきらめずに解ききることが大切です。
模試や過去問を解いた後は復習を忘れずに

模試や過去問の中には、教科書の隅に書いてある小さな単語や普通の人は知らない知識も出てくるので、わからなかった問題は模試や過去問の答えを確認した後、必ず教科書を確認してマークを引く、教科書にのっていない場合は書き込むなどの作業をしてください。

以上が、ラバル流勉強法です。
教科書に関しては、マークで単語を見えないようにしてひたすらそれを思い出すことを繰り返し、そして、一問一答や模試、過去問で本当に覚えられているのかの確認、自分が知らない知識の習得をしました。

最後に

私は頭が悪いほうなので、得意な科目であっても、参考書を繰り返し読み、演習をして覚えまくりました。この勉強を通して、継続力や思考力が鍛えられたと思います。
日本史は、今までどのようにして日本が成長してきたのかがわかります。
今を知るには過去を知っておかないといけないと思いますので、日本史は勉強して損はないです。
頑張ってください。

質問や意見があれば Twitter @rabaru123
YouTubeやってます https://youtube.com/@user-ut8zu1vn8z







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