留学生に紹介したい日本人アーティスト

日本語教師という職業を切り離して考えられないので、いま推しのアーティストを語る時、留学生に紹介したいミュージシャンを思い浮かべます。

すでにブレイクしているから今さら感はありますが、授業準備をする時にいつも聞いているヒゲダン、official髭男dism。ボーカルの藤原さんのかすれたボーカルがせつないですね。ビデオクリップもおしゃれで好きです。

少し前ですが学生に一曲紹介するならどの曲がいいかと考えたことがありました。日本文化が好きな学生が多く「LEMON」や「君の名は」関連の曲はすでによく知っています。米津玄師は私たちの想像以上に本当によく知られていますし。で私はヒゲダンの「Pretender」を選びました。その時クラスの学生で知っている人はまだいなかったけど聞いて欲しくて。ビデオクリップもおしゃれだったし。せっかく日本にいるのだから、もっといろいろなミュージシャンや曲を知ってもらいたいです。

「Pretender」は初めて耳にした時から脳内で常に鳴り響くほど忘れられないメロディでした。でも新曲の「イエスタデイ」を聞いてしまった日からはそれが「イエスタデイ」に変わりました。本当に立て続けにいい曲作るなぁ。

留学生はアニメやゲームも大好き。授業中はとても静かな学生でも、授業後にはアニメやゲームの話をいろいろ教えてくれます。先日は「Fate」が好きと聞きました。そして「先生、エバ好き?」と言われました。いやぁ先生のこと、同世代のように話してくれるのは嬉しいけど残念ながらついていけてない私。「エヴァンゲリオンね。名前は知ってるけど見てないよ。」学生「来年また新しい映画ができます。」そ、そうなんだねーー。こうして日本のことを外国人の学生に教えてもらうことがあって、そんな時とても嬉しくなりますが、じゃあ私は学生がまだ知らないことを見つけて、もっと伝えてあげたいと思ってしまうのです。この時代に生きていて素直に嬉しい。自分が学生だった頃の音楽も好きだけど、最近のミュージシャンもとても好きです。

日本語学習については、樂しく学ぶことがとても大事なのではないかと思っているので、学生にはゲームやアニメや音楽を楽しみながら学んで欲しいと思っています。


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