おしゃべり永遠生存機


拝啓 高校の担任の先生


ふと思いついたので、筆を取ってみました。

高校卒業からあっという間に月日が流れ、涙を拭った日から貪欲に日々取り組んで参りました。

先生は高校3年間でなにを教えてくれたでしょう。

私は何を受け取ったのでしょう。

おそらく、日本一熱血教師のクラスに入学したと、卒業して2年が経つ今もそう思います。


先生は自分のパッションを全身全霊で表現していました。

生徒と向き合っていた とは言いません。

先生が奏でる言葉は私にとって探究心を唆るものでしかありませんでした。

きっとそこで哲学に目覚めていたのかもしれません。


先生の言葉一つ一つに私は感銘を受け、考え、物事の本質を見極め自分なりの答えを導き出そうとしていました。


きっと導き出した今を過ごしています。




先生はこう言いました。


「時間は有限です」

そしてクラス目標のように決められていた

「限界突破」


3年間毎日のように繰り返し耳にしました。

先生にとっと限界突破するフィールドは学校。対象は生徒もしくは保護者や同業者。
そして生徒に学びの価値を気づかせることが先生の役目だと思っていました。

そしてそこから見出した私にとっての限界突破はフィールドは地域。
対象は地域の人。
地域をより良くすることが私にとっての役目だと気づきました。

使命感やインスピレーションで道に迷うこともなく歩き続けてきました。

いつの日か自分が自分を動かす原動力となっていました。


ここに書いた言葉一つ一つとっても、私には無謀で仕方ありません。

だとしても前に進み続けます。


敬具 2年前の卒業生




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