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リウマチ妊婦の産婦人科選び

以前、Twitterでリウマチ持ちだということで産院に断られてしまったという妊婦さんの投稿をお見かけした。

個人的には、同様の理由で断られた経験は「まだ」ない。

でも、リウマチに限らず持病がある場合、産院の選択肢が減るかもしれない覚悟は残念ながら必要だと思う。

私の場合、一人目出産後にリウマチを発症したので、一人目の時は健康上の制約はなにもなく、ただ自宅から一番近いという理由で、産婦人科(個人病院)を選んだ。

アットホームな雰囲気と助産師さんたちスタッフのサポートがよかったので、できたら二人目も同じ個人病院で出産したいと思っていた。

一方で、当時リウマチで通院していた大学病院・産婦人科との迷いもあった。同じ病院のリウマチ科と連携が取れた方が安心かなと思ったからだ。

二人目を妊娠する前に、リウマチ担当医に産院選びについてそれとなく相談してみた。

先生は「受け入れてくれるところなら、どこでも大丈夫だよ〜」と。

大事なポイント→「受け入れてくれるところ」

やっぱりそうなるよね。笑


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後日、二人目の妊娠が発覚してすぐ、一人目を出産した産院に電話で受け入れ可能か問い合わせてみた。

電話口のスタッフの声のトーンからして、ここはダメかとすぐに察した。

よくよく話を聞いてみると、数ヶ月後には産科がなくなり、婦人科のみの診察対応になるとのこと。

な〜んだ、リウマチ関係なしに受け入れ無理なのね、というオチ。

他の個人病院というオプションも検討しようと思えばできたけど、リウマチで通院している大学病院の方が、距離的に一番近いということで、結局「自宅から一番近いところ」という私気持ちはブレず、そこにした。笑

でも、今だからちょっと思うこと。

普通分娩でも大学病院に支払った出産費用はなかなか高額だった。

同じ金額出すなら、産後にマッサージのサービスあったり、ご飯の美味しい個人病院で出産する方がコスパ良かったかなぁ・・・と、ちょっと後悔してみたり。

記憶があいまいだけど、個人負担した出産費用は22万円くらい。

「週末・時間外」の出産ではあったけど、ご飯イマイチだった・・・。

まぁでも、母子共に健康に出産乗り切れたから、よく聞く「安心代」を払ったと思うことにする。

医療費が高額だったことはデメリットになるかもしれないけど、大学病院を選んだメリットもちゃんとあった。

・リウマチ科の診察予約を妊婦検診日に合わせてくれた

・予約ありでも待ち時間長めだったリウマチ科の対応が早くなった(そんな気がしただけ?笑)

・私が入院中、上の子の通院日が同じ大学病院であったので、ついでに夫から差し入れもらったり、逆に自宅に持ち帰って欲しいものを託すことができた(このメリットは家族が定期的に同じ病院を利用している人だけしか享受できないね。笑)

院内でカルテ共有できるおかげで、双方の担当医に経過などを詳しく説明する必要なかった(もちろん確認程度にお互い話はしたけど)

・産後の退院前に、リウマチ科を受診して余分にお薬処方してもらえた
(新生児いながら後日再来院という手間がないよう配慮してくれた)

こうしてみると、あまり大したメリットにみえない。笑

とにかく、カルテ共有を自動的(?)にしてもらえる点においては、連携の取れる総合病院で本当に良かったと思う!

色々と自分の口で先生に説明する自信ないし、なんたって忘れっぽいので。

ただ、カルテ共有されてちょっと恥ずかしかったこと。

産婦人科の初診で計った体重が、その2年前、リウマチ科の初診で申告した体重よりも2キロくらい増えてて、リウマチ科の先生がその「増加」に気づき、リウマチ科のカルテにある私の体重を「更新しとくね〜!」といって書き換えたこと。笑

思い返せば、リウマチ発症初期は、食欲もでないほど身体が激痛でボロボロだったから、必然的に体重も減少。だから、あの頃の体重は私の適正体重ではなかったのだと思う。会う人に皆、痩せた?と言われてたくらいに。

私は自分の病気のことを隠すつもりはなかったから、痩せた理由がリウマチになったからだと説明してたけど、その後の空気が微妙になっちゃうことが多かったなぁ・・・。

今はめでたく産前の体重には戻ったけど、身体の至るとのころのたるみが半端ない。身体の重さよりも、引き締まり具合を気にした方がいいかも。

でも、自宅でできる筋トレで、自重トレーニングとかしようとしても、結局、リウマチで手首や肘が痛かったりするから、あまりバランスよく鍛えられないのが悲しい。

なによりも、痛む部位が変わったり、体調に波があることが多いから、何かしらのトレーニングを継続しようにも、心折れることが多く、目下モチベーション維持が課題となっている。

そんなリウマチ患者でも続けられるお勧めトレーニングがあれば、ぜひ教えてほしい。




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