社会人2年目で本気で退社を考えたが、ちょっと立ち止まった話

はじめまして。たなかです。

今日は、自分が弱くなってしまった時、すごく心に留めておきたいことが起こったので、自分の心に残すためにも文章にして残しておこうと思い、書かせて頂いてます。

まず、私は大卒の社会人2年目で、タイトルにもあるように、今の会社の代謝を考えていました。というか、実際本気で考えたのは2度目です。1度目は、転職活動も少々始めており、3社に応募している状態で、所長に退社の話を伝えましたが、自分の身の回りの状況、会社の状況を考慮したうえで、今のところはつづけたほうがいいのではないかと考え、今に至ります。

前回の退社を考えた理由としては、業務内容に対してどうしても好きになれなかったことが大きく、また、長い目で見ることができる仕事だとは思えなかったことが大きいです。正直、会社の端々にあるおかしさに気づいていたこともあるのですが。

その後、数か月前から上司から業務内容の違う仕事を会社のタイミングもあり、移動になりました。私は以前の部署にいるよりは、今の部署の方が学べる点も多く、日々とても勉強になることが多いです。

ではなぜ退社したいと再度考えたのか。

率直に、上司に対して尊敬ができなかったからです。

今までお世話になっていた上司は本当に尊敬しており、今でも本当によく見てくれているんだなと感謝の気持ちと、迷惑をかけてしまった分を返していきたいという気持ちもたくさんありました。そのため、尊敬できない上司ができることが人生で初めてだったため、正直やっていけないと思いました。

自分が一番できていないことを棚に上げて他人に注意することが多いため、何を言われても「おまえがな」という気持ちにしかならず、自分の成長にならないというか、自分が成長するように考えることもできなくなっていました。私がひねくれてるところがあるのは大きいですが。正直そのほかにも色々あり、、。

何となく相談できる相手も共有できる相手もいないときに、一番最初に一番お世話になって、会社の編成上離れてしまった後もかなり気にかけて下さる上司と何となく所長とのことについて話す機会があったので、何となくはなしていた。

上手いなあとは思うが、今まであったことや思った事全部話した。正直、人によってはクビにされるようなことを言った事もつたえた。でも否定をされなかった。肯定したうえでアドバイスをしていただいた。自分にとって頑張ることができないと思った状況だったが、私は心の中で、これに打ち勝てたら強くなれるし、いつかはこの体験も必要だとは感じていた。上司は、私が正しいのか、続けるべきことか、色々考えていたが、プラスな答えをくれた。

まず、私は我が強すぎることは問題あると思う。あと怖いもの知らず過ぎること。社会人としては相当未熟だと思う。それ前提に。

1つ目が、顔に出ることが損であること。

自分でも大人げないとは思っていたが、実際はそうだと思う。大事。

2つ目が、物を言うなら足場を固めること。

所長に対して、おかしいと思ったことをおかしいということは咎められなかったが、アドバイスとして、何か意見をするのであれば、まず地を固めたほうがいいと。何か言うにしても、説得力が大事だから、その為にまず地を固める必要がある。

3つ目が、くそって気持ちを大事にすること。

くそって思う時って、何かを吸収しやすい時でもあるから、もう何も言われなくていいようにたくさん学べと。

私はこのプラスな答えをくれることが正解だとは思わない。本当にきついときは逃げたほうがいいと思う。私の場合はやめたい理由が所長だけだったからこそがんばろうと思えたかもしれない。

正直、この会社において退社を進めるのが妥当だと思う。だけど、プラスに向上心に変換できる人が身近に要る事(社畜とかは洗脳的なのは別で)は、自分が成長するためにも必要だし、背中で見せてくれる上司はかっこいいと思う。

前回退社を考えた時も、私の中で引っ掛かっていたのが、この上司と出会えたことを無駄にしてしまうかもしれないということだった。会社に残って良かったとは思わないが、今日改めてこの上司と出会えてよかったと思った。

会社って言っても結局は人間との出会いだし、一人でも出会えてよかったと思えるならば、すこし頑張ってみるのもありだと思う。

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