竹久夢二 作『秘密』を朗読しました。
女の子というのは、秘密の多い生き物かもしれません。
交換ノート、授業中に作る可愛く折られた手紙、校庭の隅のひっそりとしたお気に入りスポット…。
大切なお友達と小さな秘密を共有するのが女の子の楽しみだけど、それは大人になると失われてしまう。何故でしょうね。
先生も、お母さんも、女の子だった時のことは忘れている。
女の子は、女の子の間だけ、小さな秘密を楽しんで生きている。
親にも先生にも内緒の、大切な友達に共有する秘密ごと。
大人になった女性にぜひ読んでもらいたい作品です。
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