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バチェロレッテ3を見て思ったこと🌹

今回のバチェロレッテ3はバチェロレッテが東大卒の元官僚というので、多いに期待して第一回目からワクワクしながら番組を見始めた。
第2回目くらいまでは何だか変だなと違和感を感じながらもそんなはずはないと何とか気持ちを保って観ていたけれど、だんだん不穏な空気を感じずにはいられず、それでも頑張って最後まで見終えたのだが、今もなお抱えているもやもやは消えないままだ。

学歴、美貌、経歴、才能すべてを持っていると思われる亜樹さんがなぜこの番組に参加したのか?
参加していいこともあったかも知れないけれどどちらかというと出演しない方が幸せだったのではないかと思うが、亜樹さんには賞賛に値しそうなものはすべてつかみ取りたいというような突き動かされる承認欲求というものがあるようなので参加しない選択肢は無かったのかとも思う。

SNSでは色々と言われているけれど一定数亜樹さんのファンもいるようなので、それはそれで素晴らしいことだからそっとっしておこうと思う。

私ももし身近に彼女のような人間がいなければとっても頭が良くて才能に溢れていて美貌もあってチャーミングで、そんな女性になりたいと思っていたかもしれない。

ただ私は亜樹さんに似た経歴を持った女性と一時期仕事でお付き合いがあったので、もしかして彼女のようなタイプじゃないよね?と彼女と同一視しないように慎重に観察しながら見ていたのである。

結果あまりにも類似点が多くて驚愕した。
やっぱりそういうタイプやったんかい!と大声をあげたくなったほどだ。

人をパーソナライズすることは良くないし自分もそういう発言をしている人は大っ嫌いである。
なのにどうしてもかぶってしまうのだ。

もちろんすべてではない。
ある部分においてであって、その知人と亜樹さんが似ているところがかぶっているので、なぜそうなってしまったのか好奇心で考察してみたいと思った次第である。

まず似ているところ。
1.高学歴
2.一人っ子
3.親が教師
4.一芸に秀でている
5.リケジョ

まぁこんなところなのだが、どうだろう?
こんな人5万といるというかも知れないが亜樹さんと彼女が途中からかぶって見えて怖い程だったのである。

一番感じたのは怒りの沸点の低さ、怒りポイントが全く同じだったのである。
亜樹さんは最初くっしーに自分が普通の女の子のようだと良い意味で言っていたのにも関わらず猛烈に激怒し自分の才能をひけらかすという暴挙に
出た。
私も彼女に良い意味で家庭の主婦なのにこんなに努力して偉いねという類の事を言ったら激高されてしまった。
家庭の主婦というワードが気にくわなっかたのか?
彼女は私が自分が納得する賞賛に値することを言っている時は機嫌が良かったがそうではない普通の反応をするだけで機嫌を損ねた。
すぐにこんな人とは付き合いたくないと思い仕事があったのでそれが終わるまでの縁だと思って割り切ってはいたけれど彼女の怒りスイッチがいつ入るか分からないのでビクビクしていた。

彼女はどこにいても怒りスイッチが入っており、子どもの学校では授業参観でひそひそ話すお母さんたちや町内会でパソコンが使えないというお母さんたちに怒りを向けていた。

そしていつも自分がどれだけ努力しているかをとうとうと話すのである。
確かに彼女は尋常じゃない努力をしている様ではあったけれど、その目的が自分を賞賛してもらう事に注力しているようだった。
なのでそれに見合う賞賛が得られないことにいつもイライラしていた。

だんだん私は彼女に対して可哀そうと思うようになった。
聞くと大人になるまで一人も友達がいなかったそうだ。

ここまで話すとおいおい彼女と亜樹さんを一緒にしないでおくれとクレームがきそうである。

もちろん同じではないし、亜樹さんはまだ若いのでずっとこのままではないことを祈りたい。
彼女は高いスペックを持ち、それを賞賛され続けた人の末路のような気がするのである。
賞賛に値する人間になることが人生の目的になってしまい周りがそれにひいているのにも関わらず突っ走っていた彼女を思い出さずにはいられない。

亜樹さんはお友達もいるようだし今回の事で自分を振り返る機会も得られたのではないかと思いたい。
肥大化した自我は環境のせいでもありそうだ。

健全な自我を形成するのはとても難しいことでもあるのかもしれない。

そしてこれがもし男だったら?
少し我が強いけどそのくらいあってもいいんじゃないで済まされそうな気もする。
高スペック女子は日本では生きづらいのかも知れない。

何だか毒づいてしまった。
あくまで私の見解なのでお許しを。

しかし今回のバチェロレッテも楽しませてもらったことは事実である。
これに懲りずに次回作も楽しみにしています💕

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