《CSCS講座(12)》無酸素性トレーニングへの適応
今回は「無酸素性トレーニングへの適応」です。
(*有酸素性トレーニングについてはこちら)
無酸素性トレーニングというのは、その名の通り”無酸素性代謝”によって行われるトレーニングです。
これはウエイトトレーニングなどの短時間かつ高強度で実施されるトレーニングを指しています。
適応にはたくさんの要素が含まれていますので、キーワードを中心に把握していきましょう(5,800文字を超えるボリューミーな記事です)。
<神経-筋の適応>
まずは「神経-筋の適応」から見ていきましょう。
最大の筋力とパワーを発揮するためには、神経-筋の適応は必要不可欠です。
これはトレーニング初期に発生し、開始直後(2週間〜1ヶ月程度)の挙上重量の増加分は、ほぼ神経-筋の適応によってまかなわれています。
この状態は要するに今持っている力を最大限活用できるようになった、ということです。
骨格筋そのものの構造変化(筋肥大)を起こすためには、トレーニングの長期化(10週間以上)が必要だと言われています。
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