《CSCS講座⑺》トレーニング抵抗の種類

今回は「トレーニング抵抗」についてです。

一言でトレーニングといっても、フリーウェイトやマシンスタック、摩擦式、油圧式など、抵抗のかけ方には様々な種類があります。

それぞれの種類におけるメリット・デメリットをきちんと理解し、使い分けられるようにしていきましょう。

<①重力の負荷>

最も一般的な負荷のかけ方が「重力」の活用です。

いわゆる”重さ”は、

重量(weight)=質量(mass)✖︎重力加速度(9.8m/s2)

によって表されます。

重力の作用線は常に地面に対して垂直であり、モーメントアームは常に水平です。

そのため、支点からの距離が遠くなればなるほど、トルク(回転する力)は大きくなります(臀筋群を鍛える際は、ローバースクワットの実施が有効です)。

ここから先は

3,346字 / 2画像
この記事のみ ¥ 500

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?