《CSCS講座(28)》テスト種目と平均値

今回は「テスト種目と平均値」です。

トレーニング開始前にテストを実施することはできても、そのテスト結果が高いのか低いのかが判別できなくては測定の意味がありません。

年齢やトレーニング歴等によっても左右されるところではありますが、大まかな目安数値を紹介していきたいと思います。

<最大筋力(1RM)系>

1RMとは1回だけ挙上できる最大重量のことであり、最大筋力の測定に活用する指標です。

「1RMベンチプレス」
・最大筋力(低スピードでの筋力)
・ウォームアップ(5~10回)→予備(50%1RM)→本番(3〜5回の試行で)
・男子高校生=平均80kgくらい/140kg
・アメフト=平均130kgくらい/170kg
・大学女子=平均45kgくらい/55kg
*一般男性=平均は自体重の90%程度(120%挙上できると強い)
*一般女性=平均は自体重の40%程度(50%挙上できると強い)
「1RMバックスクワット」
・最大筋力(低スピードでの筋力)
・ウォームアップ(5~10回)→予備(50%1RM)→本番(3〜5回の試行で)
・男子高校生=平均110kg/200kg
・アメフト=平均160kg/220kg
・大学女子=平均55kg/80kg
*一般男性(レッグプレス)=平均は自体重の170%(200%超は強い)
*一般女性(レッグプレス)=平均は自体重の120%(170%超は強い)

ここから先は

3,139字
この記事のみ ¥ 500
期間限定 PayPay支払いすると抽選でお得に!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?