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Z世代に刺さるコンテンツを生み出すには(SEOマーケティング初心者向け)

今では当たり前になった「SEO対策」。
これによって多くの企業や個人が、検索上位に表示されるようにするヒントを得ることができました。
もちろん、はっきりと確立されたものはないため、あくまでも研究やデータを元にそれぞれが予想して対策を立てている状況だと思います。
しかし、ここで今一度自分がターゲットとしている層に、提供したいコンテンツが届いているのかを考える時期がきているのではないでしょうか。

特に「Z世代」と呼ばれる若い世代にマッチするコンテンツを提供するには、今までのマーケティングの知識だけでは難しいとされています。
今回はこうした世代に対してできることを考えていきます。

「Z世代はネット検索をしない」と言われている理由

もしあなたがZ世代に刺さるコンテンツを提供している、ムーブメントを巻き起こしたいと思っているのであれば、こうした話を聞いたことがあるのではないでしょうか。
「ネットはSEO対策されているからあてにならない」
「SNSのほうがタグですぐに最新情報が見つかる」
こうした意見があることも確かです。
しかし、実はこれにはいろんなデータや説が絡んでいることから、一概にこうした世代がネット検索をしなくなっているとは断定できないのです。
なので「間違いではないけど、正解でもない」ため、いろんな人が苦労している部分ではないでしょうか。

検索の方法が多様化していることに注視する

Z世代に自分のコンテンツ届けたい場合にはどうすればいいのでしょうか。
それは「何を届けたいのか」で変わってきます。

例えば「自社の商品を売り出したい」「もっと知名度を上げたい」と思っているならSNSは外せません。
商品紹介のページを作って、頑張ってSEO対策をしたとしても、結局誰からも「この商品はいいね」と思ってもらえる”共感”がなければこうした世代の人たちを動かすことはできません。

では、商品やサービスなどではなく「ノウハウや知識を提供し、自社の知名度を高めたい」と思った場合はどうでしょうか?
この場合はSNSに投稿するよりも、読者に興味を持ってもらえるようなしっかりとしたコンテンツを作り、SEO対策を行なった上で上位に表示されることを優先した方がよいでしょう。

つまり、Z世代は自分の知りたいことに合わせて検索する方法をいくつも持っているため、そこにフォーカスした方法をこちらもとるべきだということです。

SNS・ネット検索それぞれの有意な場面

ここでは各SNSやネット検索でどんなプロモーションを行うのが適切なのかを簡単にまとめておきます。
極端なまとめ方をしているため「〇〇では配信もできるのでは?」と思われるかもしれませんが、ユーザーがメインで使っている使い方に準拠しているつもりです。

・Twitter
SNSで「文字や文章」を拡散したときに効果的。
利用者に偏りがあるなどとされてはいるものの、Z世代においては利用されることが少なくはない。
文字数が限られているものの、画像との組み合わせも可能なため、思ったよりも情報を凝縮して伝えることができる。

・Instagram
「写真や画像」でバズりたいならインスタは外せない。
使用する画像のクオリティとタグの使い方が明暗を分ける。
URLを直接表記できないため、リンク誘導にはプロフィールに記載するかリンクスタンプを使用しましょう。

・TikTok
「動画」で世間を賑わせたい場合はTikTok。
短い動画にどれだけの情報を詰め込めるかが鍵。
なるべく顔を出した動画にしたほうがより高い好感を得られるため、TikTokを後方に活用する際には担当者を出演させるなどの工夫が必要。

・Facebook(meta)
正直Z世代はあまり使っていないので、割愛。

・ネット検索
長文や画像などを組み合わせてコンテンツが作られているため、読者の知りたいことをしっかりと解決できる。
SNSに比べてボリュームのあるコンテンツを提供できるが「広告が多い」「結論を先延ばしにする」といった内容だと信憑生が下がり、最後まで読まれないこともあるため注意が必要。

こんな感じでしょうか。

Z世代は変化しているからこそ面白い

ここまでいろいろ書いてきてこんなことを言うのも申し訳ないのだが、
「Z世代を無理に読み解こうとしない」
ことが大事なのだと思う。
Z世代についてのデータは、マーケに詳しい企業がいろんなところでアンケートなどを駆使して計測しているのだが、結果が毎回同じではないように思える。
だからネットで調べても「ネット検索はもう使っていない」と言ったかと思えば「情報収集で検索をしている」と書くコラムも存在していることから、Z世代は

変わりやすく、極端な一貫性がない、非常に読みにくい

存在なのだと思います。
だとしたらどうすべきなのか。
「こちらも常に試行錯誤し、変化を楽しむ気持ち」
が必要だと感じました。

Z世代が使うツールをただのツールと思わず、自分も普段から使ってみる。
情報に惑わされず、自分達が試行錯誤して得たデータを信じてみる。

もしもZ世代に刺さる何かを生み出したいのであれば、自分のその中に飛び込んで、自分でデータを集めることが大切ではないでしょうか。


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