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ミレニアル世代とは?特徴やZ世代との違いを解説!

ミレニアル世代とは?

ミレニアル世代はZ世代と同様にメディアでもよく目にするようになりましたが、およそ1980年頃から1990年代前半に生まれた世代の人たちのことを指し、Z世代の一つ前の世代の人々のことを指します。全世界の人口のおよそ75%もの人がこのミレニアル世代生まれとされており、最も人口が多い世代です。日本でも人口の20%がミレニアル世代で、2025年には日本の労働者の半数を占めるといわれております。

語源や由来

ミレニアル世代は、心理学者のJean TwengeがMillennials(ミレニアルズ)と定義したことから始まります。2014年に開催された世界経済フォーラムで取り上げられたことで広まりました。他の世代の人とは価値観などが大きく異なり注目されています。アメリカでは、1980年頃から1990年代にかけて生まれた人を「ジェネレーションY」とも呼んでおり、このミレニアル世代と年代は被っており、同義として使用されることが多くあります。


ミレニアル世代の特徴や価値観

他の世代とは異なる価値観を持つとされているミレニアル世代は一体どのような特徴や価値観があるのでしょうか。ここでは、ミレニアル世代の特徴や価値観について解説していきます。


デジタルネイティブな世代

インターネットが急速に普及し始めたのは1995年頃とされていますが、日本でインターネットが誕生したのは1984年とされています。その為、ミレニアル世代はまさにデジタルネイティブな世代と言われ、ITやそれに付随するサービスや環境の変化に幼い頃から触れながら一緒に成長してきた世代と言われます。子供の頃に一般的だったガラケーも、学生時代にはスマホの登場で生活が変化したという人も多いかと思います。それに伴いmixiやFacebookなどのSNSも登場し、知りたい情報を人に聞いていた時代からGoogleなどインターネットを利用し検索する時代へと変化していきました。Facebookの創業者マーク・ザッカーバーグもミレニアル世代の代表的な人物として有名です。


個人主義でありながら多様性を尊重する

ミレニアル世代の特徴として「個人主義」で他者への関心が薄いと言われています。インターネットにより個人での情報収集が可能になり、以前にはなかったミレニアル世代オリジナルの価値観を持つ人が多くその為、個人主義な人が多いとされています。しかし、多様性を尊重する傾向もあり、個人個人が持つ個性を尊重し受け入れることができるとされています。


共感を大切にする

mixiやFacebookなどの登場によりSNSでの発信を始めたのもこの世代といえます。個人が自身の生活や趣味などを積極的に友人やコミュニティーへ発信し、その体験などに共感を得ることを重視する傾向にあります。他人からの評価を求める傾向にあるのもミレニアル世代の特徴といえます。


帰属意識は低いが独立心が高い

ミレニアル世代の人は帰属意識が低いとされています。おおよそ50%の人が現在働いている会社での就労期間を2年くらいだろうと回答しています。以前は就職した場合、定年まで働き昇進を目指す働き方を考える人が多くいたかと思います。しかし、ミレニアル世代では、一社に定年までとどまるのではなく、自由な働き方を求めフリーランスで独立したり、起業を考える人が多くいます。働き方に対する考え方は以前の世代の人たちと大きく異なっているのもミレニアル世代の特徴です。従来の働き方の固定概念に囚われず多様な働き方とプライベートを重視しワークライフバランスを考える傾向にあります。


Z世代との違いとは?


Z世代とは1990年後半から2012年に生まれた世代の人で、ミレニアル世代の後に生まれた人のことを指します。Z世代の人の特徴については「Z世代とは?知っておくべき定義や特徴を解説!」で詳しく解説していますのでそちらもチェックしてみてください。Z世代の人の特徴はミレニアル世代の人と被る箇所が多くあります。インターネットが急速に普及し日々の生活にはすでにあり、生まれた頃からインターネットに触れる機会が多い世代なため「真のデジタル世代」とも呼ばれています。

Z世代は不況の時代でもある為、消費行動においてはミレニアル世代よりも現実的な考え方をする傾向があります。ミレニアル世代との買い物や、投資に対する考え方に違いがあります。しかし、両者購入の傾向としては、ブランド品などよりも質やコスパ、体験などに価値を感じ消費する傾向にあるとされています。


まとめ

いかがだったでしょうか?Z世代と共通する点は多くありますが、時代背景や環境により少し異なる点もあります。2025年には労働者の人口のほとんどを占めるミレニアル世代の特徴を理解し、経営戦略や商品・サービスの展開に活かしてみてはいかがでしょうか?

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