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オンラインサロンについて知ろう!- 個の時代からコミュニティの時代へ -

数年前は「個の時代」と言われ、個人が持つ強みや特性を活用する流れがありました。この流れは価値観の多様性が認められてきたことによる広がりでした。しかし、現在は「個の時代」から「コミュニティー時代」へと移り変わってきました。その大きな要因の一つとして、オンラインサロンが挙げられます。

この記事では、今さら聞けないオンラインサロンの概要について解説し、どのような特典があるのかについて紹介していきます。


オンラインサロンとは?

ICT総研による「2021年 オンラインサロン市場に関する調査」では、オンラインサロンの利用者数は2021年に74万人に及びました。

オンラインサロンとは、月額制のコミュニティで、サロンを運営しているオーナーと入会したメンバーだけが参加できる仕組みになっています。サロンを運営している人は、芸能人や専門家など多岐に渡ります。

オンラインサロンは一般に公開されていないため、会員同士で密なコミュニティがとれることが利点の一つとして挙げられます。

また、サロン内には同じ趣味や価値観を持った人たちが集まっているため、メンバー同士の仲間意識が生まれやすい環境となっています。コロナによって直接会うことが制限された中、オンラインでコミュニケーションが取れるオンラインサロンがより普及しました。

現在では、様々なジャンルのオンラインサロンがあるため、あなたの趣味趣向に合うコミュニティを探してみてはいかがでしょうか。

オンラインサロンのプラットフォームを紹介

オンラインサロンにはそれらを集約しているプラットフォームがあります。2021年6月末のICT総研の調査によると、「DMMオンラインサロン」が15.6%で首位となっており、「CAMPFIRE Community」10.9%、「Salon.jp」10.7%、「note」10.0%の順で続きました。

本日は、この中の上位3つのプラットフォームについて紹介していきます。

CAMPFIRE Community

「CAMPFIRE Community」は、「日本の起業家ランキング2022」の7位に選出された家入真一さんが代表を務めている「株式会社CAMPFIRE」が運営しているプラットフォームです。

「CAMPFIRE Community」の特徴は、運営費や月額料金がリーズナブルという点です。オンラインサロンが無料で開設できることや月額料金も500円からというものも多く、運営者と利用者の両方に優しいプラットフォームになっています。

また、サロンのバリエーションが豊富です。クリエイター、ビジネス、健康など様々なカテゴリーがあり、興味を持つオンラインサロンを見つけることができるでしょう。

Salon.jp

「Salon.jp」は、日本で最大規模を誇るキングコング西野亮廣さんのオンラインサロンがあり、挑戦する人を応援したいという想いから創設されたプラットフォームです。

他にも蜷川実花さんのクリエイティブの裏側が見られるサロンやアル株式会社代表のけんすうさんのアル開発室ではスタートアップの挑戦をリアルタイムで知ることができるものがあります。

このように「Salon.jp」では西野亮廣さんを始め、実力派のオーナーが揃っていることが特徴です。

主にエンタメ系のオンラインサロンが多く、エンタメに興味がある方やその裏側を見てみたいという方にはもってこいのプラットフォームとなっています。

さまざまなオンラインサロンの特典

次にオンラインサロンの特典について説明します。しかし、様々なジャンルがあるため、それぞれ特典は異なります。また、オンラインサロンに加入する目的によっても利用する特典が変わります。

例えば、オンラインサロン内で同じ価値観を持って人と関わりを持ちたい人であれば、メンバー同士の交流会などに参加し、交流を深める人がいます。また、学びの場としてオンラインサロン内のみに公開される情報を得たい人は、サロンオーナーが発信する内容をインプットし、自分の仕事に活かす人もいます。

一人一人が自由に目的に合わせた特典の使い方があるところが大きな特徴の一つです。主な特典はそれぞれの入会ページに記載がされてありますので、そちらを入会前に確認すると良いでしょう。

例として3つのオンラインサロンの特典を紹介したいと思います。

西野亮廣エンタメ研究所

まず一つ目は、Salon.jpにある「西野亮廣エンタメ研究所」です。会員数が国内最大で約4万人となっています。

サロンの特典は、西野亮廣さんが日頃の気づきや企画段階の内容をほぼ毎日投稿するものを読むことができることです。また、西野さんが手掛けるプロジェクトにサロンメンバーの中から参加の募集があり、普通では得られない経験ができることがあります。

会員数が多く、国外にもサロンメンバーが在籍しているため、交流の幅が広がることも特典の一つです。

NoCodeCamp

DMMオンラインサロンがプラットフォームの「NoCodeCamp」は、その名の通りノーコードに特化した日本最大級のオンラインサロンです。プログラミング学習をする方が増えてきている一方で、プログラミングを使わずWebサービスが作れるノーコードも普及し始めています。

「NoCodeCamp」の主な特典は、サロン内のみで開催されるクローズドのイベントに参加できることや有料ツールやその割引の特典もあります。また、100以上のオンライン動画が見放題なため、自分の興味があるノーコードに関する勉強ができたり、疑問点などの質問がいつでもできる場が整っているところが学習初心者にとって安心できる特典です。

サロン内で案件獲得もしている方もいるため、ノーコードを仕事に繋げたいと思っている人は内容をチェックしてみてはいかがでしょうか。

写真喫茶 エス

3つ目は、CAMPFIRE Communityのプラットフォームにある「写真喫茶 エス」です。こちらは、写真に特化しているオンラインサロンです。

特典は、プロの写真家の対談動画が視聴できたり、写真の撮り方のテクニックを学べる講座動画が無料で見ることができます。また、定期的にサロン内でフォトコンテストが開催されており、フォトライフへの刺激となる場として利用できます。

さらに、全国各地で開催されるフォトウォークがあり、サロンメンバーと写真を実際に撮りに行くことができる交流イベントも盛んに行われています。

まとめ

今後よりコミュニティというものが重要視されてくると予想されています。オンラインサロンの入退会は簡単にできますので、興味のあるオンラインサロンがあれば一度入会してみることをおすすめします。

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