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「淡々と自分の役割を果たすから周りが動く。」

『ビルとデッドの大冒険』(1989)

☆監督
スティーブン・ヘレク

☆出演
キアヌ・リーブス
アレックス・ウィンター
ジョージ・カーリン
エド・ソロモン


☆STORY
歴史で落第しかかった二人はなぜかタイムマシンに乗って原始から未来までかけめぐり、ソクラテス、ナポレオン、ベートーヴェンその他を現在に連れてきて、試験パスを目論むのだが……。


☆感想
こういうバディを組む系のコメディでいうと、性格や出自など異なる者同士が、反目し合いながらも困難を乗り越えていくというのが鉄板パターンではあると思う。

例えば、「ラッシュアワー」シリーズのジャッキー・チェンとクリス・タッカー。

『最強のふたり』の障がいを抱えてしまった富豪フランソワ・クリュゼと、刑務所を出たばかりの移民の黒人青年オマール・シー。


気のいいおバカ高校生ビル(アレックス・ウィンター)×気のいいおバカな高校生テッド(キアヌ・リーブス)という似た者同士。


ろくに楽器も弾けないのにロックスターを夢見るビルとテッドの大親友2人が超ご機嫌な冒険に出るのがこの「ビルとテッド」シリーズ。


電話ボックス型タイムマシンに乗って、歴史上の人物に会いに行くといういたってシンプルな話。

「なんで自分が自分に嘘をつくんだ?」


未来の自分が今の自分に言っめきた言葉が信じられない事だったので、戸惑っているところに友人に言われたのがこのセリフ。


何気ない一言かもしれないけど
この映画のテーマとも言える事だと思った。



というのも、実業家の著書などでも言われているのが
「人には嘘をついても良いが、自分には嘘をつくな」とも言われているように思える。

だいぶ深読みした考察ではあるけど
結局事実に対してどう解釈するかで人生は大きく変わるわけだから、こういう考察も自分の中ではいい事だと思っている。


ここから本題に。

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