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『自分のスタンスから物事を定点観測しろ。』

『ロッキー』(1976)


☆監督
ジョン・G・アヴィルドセン


☆出演
シルヴェスター・スタローン
タリア・シャイア
カール・ウェザーズ
バート・ヤング


☆STORY
フィラデルフィアに暮らす三流ボクサーのロッキー・バルボア(シルヴェスター・スタローン)はボクシングだけでは生活できず、高利貸しの取立て人をしながら生活していた。

努力もせず自堕落な生活を送るロッキーだったが、ある日突然世界ヘビー級チャンピオンのアポロ・クリード(カール・ウェザース)から対戦相手に指名される。

恋心を抱いていたエイドリアン(タリア・シャイア)と距離を縮めながら、一念発起し過酷なトレーニングに挑む。

勝てる見込みはないと誰もが思う中、ロッキーは戦いのリングに上がる…。


☆感想
当時無名役者だったシルヴェスター・スタローンが自身を主役に脚本を書いた。


なんといっても、ラストのリングのシーンは勝利だけではなく挫折や困難を乗り越え自分を証明するために戦うロッキーの姿に感化される。

感動=いかにリアリティに近いか。

これは僕が映画を見る上で、感動するかしないかの物差しだったりする。


最近よくフィクションのアクション映画がめちゃくちゃ人気だったりするけど、それは僕の意に反するからあまり好きじゃない。
これはあくまで僕のスタンスであって、映画そのものを面白くないと言いたいわけでは無い。

結局これって知らないいに対する感情と嫌いという感情が著しく近い事と同じで、感動する事と好きという感情も著しく近いと僕は思う。

それがいいか悪いかは置いといて、感動するから良いとか感動するからお勧めとかって映画を娯楽として捉える人の映画を観るスタンスだから僕はあまりあてにしてなかったりするのもそこが根底にあるから。

それと、僕がレビュー見ない理由にも繋がるんだけど、お勧めされてビミョーだって感じることもあればいいって思う人もいるわけで、結局「映画は自分の鏡」だって思う。


今の自分の状況や環境によって映画からの感じ方が変わるし、自分が自分のことを理解しようとしても中々難しい。

学生とかなら尚更だよね。

なのに、就活のために自己分析自己分析って…。
って思う事もあって、『自己分析より、映画観ろ。』って著書を出版したわけなんですが。


ここから本題に入らせていただきますと

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