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入院中楽しみだったこと

20代前半頃に
緊急入院を何度かした事があって
その入院生活は
短ければ3日程で退院
長ければ1ヶ月近くの時もあった

最初の頃は
生死に関わる状態で運ばれて来るから
しばらくはベットから動けない状態だけど
少し元気になると
暇で暇で仕方なくなる
隔離された日常の中での楽しみだったのは

①やっぱり食事

1日3回の食事
私は治療食だったから
薄い味の質素なメニュー
全然物足りなかったけどそれでも
食事の時間は待ち遠しかった
好きな食材が出された時は
チビチビ食べてたな笑

②彼氏友達のお見舞い


携帯は持っていたけど使用禁止で
ナースステーション預かりだったから
電話やメールのやりとりは出来なかった
だから突然来る友達の見舞いが嬉しくて
当時は病院内に喫煙室があったから
毎回そこに行ってたよね
時々看護師さんが
私がタバコを吸ってないか
見に来てたな笑

③院内探索


大学病院や国立病院に入院していたので
とにかく広くて散歩するには最適だった
車椅子散歩だけど笑
点滴の量と時間見て
酸素ボンベの残量計って
毎回今日はどこまで行けるかなって
計算しながら徘徊して
一般患者が行っちゃいけない
誰もいない謎の建物に入って
看護師さんに
連れ戻された事もあったりしたな笑

④院内ナンパ


長期で入院している患者が
新入りの患者情報を回すのか
患者同士の出逢いの場面があったりする
骨折等で入院している外科の患者には
比較的元気な人もいたから
しょっちゅう女子病棟階に来て
ナンパしてた
内科病棟に入院している女子は
儚げに見えるんでしょうね
私は時々その気で演じていたけど
後に病棟内である種
目立ってしまっていたので
素性がバレるのは早かったけど笑

⑤売店巡り


大部屋に移ると
テレビは一台しか無かったので
チャンネル争いには参加せず
売店で雑誌を探して購入して
読んだら誰かに差し上げる
これも楽しみの日課
おばあちゃん女性週刊誌大好きだから笑

⑥深夜のおなら


8人の大部屋で
私以外は
全員おばあちゃんの時があったんだけど
深夜になると
誰かがプッとおならをするの笑
すると他の誰かが続いてプッとするの笑
4~5回連発が続いて終わるんだけど
みんな起きないんだよね
みんな寝てるの
翌朝、特にその話題になることもなくて
気付いていないのか
当たり前なのか
その習慣はほぼ毎日続いて
私はそれが面白くて
布団の中でいつも笑いを堪えてた笑
時々看護師さんと
誰のおならか当ててみたり笑
私も参加しようとしたけど
そういう時に限って出ないんだよね笑

⑦検査


大きな病院は
まるで人体実験をするかの様な
検査がたくさんありますね
苦手な人も多いけど
私は結構好きだった
はじめて経験する不思議な検査や
検査機器に興味津々で
緊張することなく
張り切ってやってたな
自分からあれこれ検査やりたいとか言って
先生も呆れてたと思うけど笑

入院生活
身体がしんどい時は本当に辛いけど
トータルすると
制限ある日常の中で
小さな楽しみ見つけるのも
以外と好きかも知れない
何より安心


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