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あえて今、Slayerの最終公演を振り返る


はじめに

2019/11/30 ロサンゼルスにて、Slayerが私の目の前で終了しました。
あの非常にショッキングな出来事から、早3年半が経とうとしています。
しかし、どうやら私のSlayer愛は納まる事を知らないようで、日々思いが増大しています。

ここ数日、日常生活を送る中、ふとした中で、Slayerに思いを馳せるタイミングが非常に多いことに気づきました。

それこそ、Slayerが死んだ時から1年半くらいは、毎日毎日Slayerの事を考えていましたが、3年半経った今、また当時と同じ状態に戻っています。

正直、そんなSlayer大好きな自分は嫌いではないのですが、
一度思いを整理した方が良いのだろうな。。。と。

2019年は計5回、Slayerを見る機会がありました。

・03/21 Download Japan at 幕張メッセ
・05/02 Final North American Tour at Ak-Chin Pavilion, Phoenix, AZ
・05/03 Final North American Tour at Isleta Amphitheater, Albuquerque, NM
・11/29 The Final Campaign at The Forum, Los Angeles, CA
・11/30 The Final Campaign at The Forum, Los Angeles, CA

「The Final Campaign」と銘打たれた、最後2日間の公演を今、振り返ってみたいと思います。

最終公演へのお誘い

2019/7/9日、夜、
音楽仲間、いやスレイヤー仲間のミサさんから電話がかかってきました。

「Slayerの最終公演、2Days、土日だ、弾丸旅行になるけど行こうや!」

初め、俺は迷いました。もっと言うなら断るつもりでした。
というのも、この年2019年、既にアメリカでSlayerを見ていたからです。
2019年には3月のDownload Japan、トムアラヤの最後の言葉に涙した人も多いと思いますが、
私はそのあとに2回Slayerを見るチャンスがありました。

少々話が脱線しますが、
「アメリカでSlayerを見る」、
もっと言うなら
「アメリカで、現地Slayerファンと肉体言語(モッシュ)で語り合う」、というのは私の夢の一つでした。
Snsに明るいメタルファンは、以下の画像に見覚えがあると思います。
SlayerのLive Dvd「War At The Warfield」のボーナス映像「Fans Rule」の中のインタビューの一節ですが、この映像の中には控えめに言っても頭のおかしい、Slayerファンが数多く出演します。
「殴るのが好きだからライブに行く」
「興奮したファンが2階から飛び降り、骨が飛び出る中それでもライブを見続ける」

Fans Ruleの一節

「Fans Rule」を何回も見る中、そんなハードコアなファンとSlayerを体験したいと言う思いは、日々募っていきました。

そんな思いは、前述の通り、2019GWに果たされることになります。

2019年 北米ツアー

2019/5/2より始まる北米ツアー、その初日(フェニックス)、2日目(ニューメキシコ)に行きました。
面子は超豪華、Cannibal Corpseを前座(!!!!)に、
Amon Amarth、Lamb of God、Slayerと続く、どのバンドもメインを張れる超豪華ラインナップです。
初日のフェニックスこそ固定席で見ましたが、2日のニューメキシコでは、徹頭徹尾、モッシュピットの住民となりました。

興奮して殴りあってる人、
ピザ片手にサークルを回る人、
ピット中央で紙巻の大麻を吸う人、超でかい爆煙型のVapeを吸う人(多分大麻入りのリキッド)、
余りに激しいモッシュにセキュリティにつまみ出される人・・・
木の葉のようにふっとばされる10代前半の少年・・・

日本では考えられない余りに激しいモッシュに、
怖すぎて半泣きなりましたが、
「間違いなく、これが最後のSlayer。俺は何のためにアメリカまで来たんだ!?」と、勇気を出してモッシュピットに入ったは良いものの、
入った瞬間に凄いパワーで吹っ飛ばされ、
両足が耐え切れずに一瞬で攣り、ピットで倒れた時には、物凄い力で引き起こされる。。。

正に死闘でしたが、
「絶対に悔いは残さなない!!!俺はここで死ぬ!!!」と全身全霊でCannibal Courpse,Amon Amarh,Lam of God,Slayerを感じました。
翌日、本当に身体が動かなくなりましたが、達成感に溢れていたのを覚えています。

ミート & グリートで、Slayerのメンバーと写真を撮ることも出来ました。
一体これ以上何を望むべきなのでしょうか?

Slayerと。

再度のアメリカ行きの決定

話をミサさんからの電話に戻します。

5月に見たSlayerが人生最後のSlayerだと心に決めて渡米し、
実際にその腹積もりでライブを見ました。
「もうSlayerを見る気は無いし、Slayerを見る気力を出す事も難しい。」
それがその時点での思いです。
俺にとってのSlayerは、ただ好きだから身に行く、といった代物ではなく、ライブを見るに当たって、幾つかの心構えを必要とするバンドの一つでした。

ただ、最終公演が土日であるということ、月、火に有給を取得すれば現実的な旅行プランとして成り立つ事。
電話でミサさんの説得を受ける中で、
「大のSlayerファンである俺は、Slayerの最期を看取る義務があるのでは無いか?」と感じ、再度の渡米を決定しました。

GWにミサさんにアメリカにスレイヤー見に行こうぜ!!って強く推したのは俺の方でしたが、まさかその半年後にまたアメリカ行こうぜ!!と言われるとは全く思っていませんでした。笑

チケットの購入

ロサンゼルスへ。初日

今回の最終ツアーでは、
ミサさんだけでなく、ミサさん友人のjake氏、ケンちゃん氏、俺(てぃーつお)の4人で行くことになりました。
名古屋→関西空港に移動し、いざLAへ。
本当は大阪でカレイヤーに行きたかったんですが、休日でした。
今からスレイヤーの最終公演行くぜ~って店長に自慢しようと思ったけど不発でした。残念ですね。

空港で車を借り、ベニスビーチ、ロデオドライブを観光し、
本日の目的地、ロックバー Rainbowに。

Rainbow


レミー銅像

MotorHeadのレミーが常連だった事で有名なRainbow。
とりあえずレミーの銅像に会いに行こうとすると、
中は超満員。Slayerファンだらけ。

「明日行くのか?両日か?」
「どこから来た?日本?俺はオーストラリアだ!お互い遠いところから来たな!」
英語力に非常に乏しい身ので何となく?ですが、少なくとも、スウェーデン、ブラジル、アイルランドから来た人と話す事が出来ました。

流石、最終公演、全世界からファンが終結しているようです。
俺に英語力があれば・・・自分の無力差をひしひしと感じました。

ジュークボックスで曲のリクエストがかけられる様ですが、
ライブ前日というのもあってか、Slayerが繰り返し流れています。
この日、空気を読んでか?Slayer以外が流れることはありませんでした。

今日はドライバーだったのでノンアルコールでした。
メタルファンが集まり、最高の雰囲気の中、朝まで呑めたら、と思わずにはいられません。

オリーブ入りのピザは絶品。
流石アメリカ。ステーキとピザのクオリティは群を抜いてますね。
いつかまた絶対此処に食べに来よう、と心に決めてホテルに戻りました。

スペシャルピザ

重大トラブル発生

さて、最終公演の初日。
最終公演とは言ったものの、今回のFianl Campaignと銘打たれた公演、
当初は11/30日のみでしたが、あっという間にチケットが売り切れた為、前日の11/29日も追加公演になりました。
本日はその11/29日、初日というわけですね。

Final Campaign

ライブ開始までは幾分か余裕があったので、
午前中は何か所か観光をする予定でした。

ただ、いざ荷物を積み込み、エンジンを掛けようとしたところ、
エンジンがかからない・・・orz

実は嫌な予感は前日から有りました。
Rainbowに行く途中、全く関係ないボタンを押したらサンルーフが開いたり、一部のボタンの反応が著しく悪かったり、
あれ、電装関係おかしくないか?と思いましたが、まあ運転は出来るし・・・とスルーしましたが、
翌日になり、最悪なタイミングで爆発したようです。

俺の人生で英語で電話する事が有ろうとは・・・と思いながら、
サポートセンターに電話をし、なんとか日本語が出来るオペレータに代わってもらい、ロードサービスを呼びました。
どうやらバッテリーが上がったと思われたらしいのですが、調査の結果、バッテリーは関係ないことがわかり、レッカー車が来て、車自体を交換する事に。

エンジンかからない!ってなった時は、マジかよ、今日slayer見れないのか・・・?と絶望しましたが、何とか持ちこたえました。
キャデラックのSUVがインフィニティのSUVに代わり、なんとかホテルにチェックイン。

さようならキャデラック・・・

最終公演初日。

そして、本日の会場、the Forumに。
この会場、真偽は分かりませんが、改装によって、全米で最も音が良い会場だとか。否応なしに期待は高まります。

当然ながら、本日の公演と明日の公演はSould Out。

folum 看板

会場の駐車場では、Slayerファンのピックアップトラックが大音量でメタルを流しています。
ああ!これぞアメリカ!と思える風景。ピックアップトラック=アメリカと捉える俺にとっては、アメリカ「らしさ」を感じる事が出来て楽しいです。

ひと悶着ありながらチケットを交換し、
とりあえず物販に。
迷いましたが、最終公演のTシャツと、ポスター、ニット帽を買いました。
今思えば、なんで全種類買わなかったんだろう?
・・・お金なかったんでしょうね_(´ཀ`」∠)_

物販。8番買っておけば良かったなあ。

本日のライブについては詳しく記述しません。
「いつもの」Slayerでした。つまり最高だったってことです。
Fianl Campaignと謡ってはいるものの、所詮は初日、本番は明日です。
最前列でめちゃくちゃ首降って首痛めましたが。

前座の、
Ministry,
PHILIP H. ANSELMO & THE ILLEGALS(この時はまさかPanteraが復活するとは思いませんでしたね),
Primsもリラックスして見る事が出来ました。

最終公演当日。ライブ前の観光(ジェフハンネマンお墓参り)

遂にこの日がやってきてしまいました。
Slayerが爆散してしまう日です。
どのような気持ちで今日のライブを見れば良いのか、
当日になっても答えがでないまま、この日を迎えてしまいました。

とは言うものの、今日はライブ前に必ずやらなければ行けない事ありました。

そう、故ジェフ・ハンネマンのお墓参りです。
本来は昨日の初日公演の前に行く予定でしたが、まさかの車故障の為、本日に延期となっていました。

とは言うものの、最終公演前にハンネマンに挨拶する形となり、こちらの方が恰好がついた気もします。

静かな丘でハンネマンは眠っていました。
もしかしたら、昨日の公演にもハンネマンの奥さんも来てたのでしょうか?

そのまま戦艦アイオワを見、ハリウッドを少しだけうろつき、満を持して、
再びthe Forumへ。

ハリウッド
戦艦アイオワ


Slayer 最終公演

The FolumにSlayerが点灯しています。

さあ、遂にこの日、この時がやってきてしましました。
いざ会場に着いたものの、心の踏ん切り、心構えが全く出来ていません。

今までSlayerを見たときには思いもしなかった感情です。
まさか、あのSlayerを見る前に「見たくない」なんて思いが芽生えるとは・・・
過去9回、Slayerを見る前に感じていた、俺は今日はやってやるぜ!!!!!!ボケが!全員殺す!!!!といった気概を持つことができません。

この瞬間を怒ればいいのか、悲しめば良いのか、はたまた、お前達は40年近く良くやったよ、と祝えば良いのか・・・

一緒に来た仲間に、心構えが出来ていないから、少し車の中で心を整理していく、といったものの、全く心の整理が出来ず、
結局、「スレイヤーで出会った友達なんだから、最後は一緒に行こうよ」
との言葉に納得し、一緒に会場入りすることになりました。

最終公演前に。

さて、いざ会場に入ったものの、会場内は異様な雰囲気に包まれています。
先日は即最前列に移動したため、今日はビール片手に会場をうろつくことにしました。今までずっとドライバーでしたが、本日だけはビールを飲みたかったため、ドライバーを代わってもらっています。

フィルアンセルモに、ハリウッド俳優のジェイソン・モモア(アクアマン主演他)が飛び入りコラボしたり、ミニストリーも勿論よかったのですが、
まっっったく頭に入ってきません。
彼らほどのキャリアにこんな事を言うのは申し訳ないのですが、正直に言いましょう、眼中にありませんでした。

Primusに至っては、見るのをやめてバーカウンターにいました。もうどうしてもライブに集中できる気がしなかったんですね。

高いビールを飲む。Forumって入っているのがいいですね。

さあ、来てほしくない時間こそ簡単に来てしまうもので、
遂にSlayerの最期が迫ってきました。

最終公演、なんかいつもと違う事はないのかな?
いや、いつもと同じ演出こそSlayerでは?といった思いが反芻する中、
ついにSlayerの最終公演が始まりました。

まさかの特別演出です。
the Folum、ステージ横に二つの巨大ディスプレイがあるのですが、
始まる前に特別映像が流されました。

ファンからの感謝メッセージです。
実は本日最終日、会場周りをテレビカメラが回っていて、Slayerに対する愛、思いを取材していたんですね。
(ミサさんもインタビュー受けていました)

それが流された後、
Delusions Of Saviourからライブが始まりました。

さて、2015年にアルバム「Repentless」が発表されてから、
ライブのオープニングは
必ずDelusions Of Saviour~Repentlessの順で始まっていました。
しかしFianl Campaign、一味違います。
最期の最期で変えてきました。(昨日の公演もですが)
Delusions Of Saviourが始まり、皆がRepentlessを身構えたところで、
激しいパイロでRepentlessをキャンセルし、
まさかのSouth of Heavenです。

本来、最終盤で使われるSouth of Heavenが1曲目ということで客の度肝をぬいたところで、改めてRepentlessへ。

始まるまではとても憂鬱でしたが、
ライブが始まった瞬間、全てが解消されました。
Slayerのライブにおいて雑念を感じる暇なんぞありません。
最終公演だろうが、「いつもの」Slayerです。
いつの間にか、ただひたすらに首を振り、叫んでいました。

いつものSlayer。この日は指定席。

ただ、ライブが近づくにつれ、否応なしに「最期」を感じるタイミングがやってきました。
Slayerのライブ、行ったことがある人は分かると思いますが、
殆どが速い曲です。
ただし、South of Heaven、Season in the Abyss、Dead Skin Maskなど、遅い曲も何曲か入れます。
その場合、次に流れる曲は必ず早い曲です。
今回、ライブで演奏されるであろう定番曲は殆ど使われた状態、かつ大分曲数やったであろう状態で、
「Mandatory Suicide」が流されました。
この瞬間、会場の空気が一致しました。
「あ、次で終わりだ・・・」

予想通り、最後に始まったのはSlayerの代名詞、
「Angel of Death」です。
空間全てを収めようと魂に刻み付けました。
狂ったようにヘドバンする中、あっという間に曲が終わりました。

終わった。。。最後の最期までSlayerはSlayerだった。
スラッシュメタル四天王最凶、見事だ!!!見事な最後だ!!!!!!!!!!

と思ったのも束の間、
メンバーが集まり、ハグをし出すではありませんか。

どでかいトールハンマーで、頭をぶん殴れた感じがありました。

Slayerはステージ裏のプライベートではともかく、ステージングにはSlayerらしさ、のみを出していたバンドのはずです。
ステージで弱さを見せない、そういったバンドだったSlayer・・・
それが、メンバー同士でハグをし、称えあう・・・
俺が知らないだけ?今までにもあった?多分無かったと思います。
余計な事はしない、全て音で語る。それが彼らのルールだったはずです。

皆さんは、この光景を見て、どう思うのでしょうか?
ただの微笑ましい光景でしょうか?

彼らは、散々「Slayer is Slayer」と言い続けてきました。
「Slayer」をできなくなったら、俺たちは活動をやめる、インタビューで度々発言していました。

その彼らが、
「Slayerが弱さを見せた」 = 「SlayerがSlayerであることをやめた。」
それを認識した時、本当にSlayerは終わってしまったんだと、
彼らはSlayerであることをやめて一般人に戻ってしまったんだと、
それ認識した瞬間、とめどなく涙が溢れてしまいました。

俺の中のSlayerは強者の中の強者、強さの代名詞でした。
その彼らが本当の意味で終わってしまった・・・

ステージでは、メンバーだけでなく、ツアースタッフも全員ステージ上に上がってハグをして称えあっている・・・
少なくともSlayerはそういった類のバンドではなかったはずです。

そして、ステージを静かに見渡すトム。そのうち表情が大分怪しくなり、
ハンドポケットをしながら、ステージ脇に逃げようとしました。
無常にもそれを追うカメラ、ディスプレイには半泣きのトムアラヤが移っています。
あのトムが泣いています。

俺も信じられないくらい泣いています。
アメリカ人は外では泣く姿を見せない。、家で一人の時泣くから、と何処かで聞いたことがあります。あれは何だったのでしょう?
周りの屈強な外人が泣いているのを見て、俺の涙も止まりません。

ケリーは観客を見渡した後、
ライブでの彼の象徴的なアイテム「腰に巻いたチェーン」を掲げた後、ステージに落とし、去っていきました。
「俺はまだやれる、またステージに戻ってくる」と言いたかったのでしょうか?
なんだか、とてもケリーらしいな、と感じました。

鎖を投げ出すケリー

最後のトムからのMCが始まります。
恥ずかしながら、何を言っているかはわかりません。
ただ、ファンへの感謝を非常に込めてるのは伝わります。

そんな中、会場の「Thank You Slayer!!」コールが鳴り響きました。
Slayerに救われた会場の皆の魂の叫びです。

救われました。
俺の人生、Slayerに救われたと心の底から思っていますが、
会場の皆も気持ちは一緒だったようです。

ケリーキングは、Slayerは本当にクソな奴らにしか良さはわからない、と発言していた記憶があります。
俺自身、クソだった時期はあったけど、本当にクソだった時期は記憶にありません。
親にも愛されましたし、随分と幸せな状況でSlayerを好きになったみたいです。
ただ、Slayerには、
「くだらない世の中だけど、Slayerがライブやるならとりあえず生きてやるか!」と大見え切らせるパワーのあるバンドでした。

残業が200時間を超えてもSlayer見れるならまあ良いか、と思える力はありましたね。

会場の「Thank you Slayer!!」コールで、
ああ、俺以外にもSlayerに救われた人は沢山いたんだな・・・と思い、
幾分と救われました。

最後のトム。Tシャツのフロントには弟のジョン・アラヤが。

日本に帰って~現在

日本に帰って、
まず、あの時のポスターを飾りました。
一目見ただけで、最終公演の事を思い出す事が出来るよう、朝起きた時、
真っ先に目に入る位置に飾り付けをしました。

最終公演ポスター

2022年が始まった頃の話でしょうか?
日が経つにつれ、Slayer愛が日増しに増え続け、
俺のSlayer愛をもっと表現したいな・・・?と思い、
押し入れに押し込んでいた、または雑に飾っていたグッズを、
きちんと飾る事にしました。

ガラスケースに。

彼らがツアーで使用していたピック集めも並行して行っています。
とりあえず、ビンテージでなければ、オークションで落とすようにしています。
ビンテージの80年代のピック、なんでもないデザインなのに3万円超すので、はっきりいって手がでません。

とりあえずの目標は、「Later」ピックを集めることです。
下記画像の最前列、Slayerを文字って「Later」(またね)と書かれています。
最終ツアーで使われていたピックなので、是非とも集めきりたいですね。

多分残り3種類(ヨーロッパ2,南米1)
なかなかオークションに出ませんが・・・3年半で一度しか見ませんでした。
しかも競り負けましたorz
気長に集めようと思っています。

ピック集め

Slayerは復活するか・・・?

メタル業界、に限った話ではないと思いますが、
解散詐欺、といったワードが遇に出てきます。
SNSを見る限り、Slayerは復活が待ち望まれているようです。

ただ、俺はSlayer復活に反対です。
気持ちは分かります。SlayerをまたLoud Parkで見たい・・・単独で見たい・・・それは本当にわかります。

ただ、俺の見る限り、SlayerはSlayerであることをやめました。
そのSlayerが復活するのは・・・なんか嫌ですね。
はっきり言いましょう。、あんな泣き面晒しておいて、どの面で「Slayer」何でしょうか?

Slayerの最終公演、Primsuの時、バーカウンターでビールを飲んでいましたが、その時、日本の方ですか???と
女性の方に話しかけられました。
話す中で、妙に納得する事がありました、
もしSlayerが復活するなら、別名義でお遊びバンドで復活するなら良くない?
例えば「Evil Has No Boundries from LAとかさ!」
俺もいい考えだと思います。

あれだけのバンドをたかが還暦迎えたからって死なすには惜しいです。
死ぬまでスラッシュしてくれ!


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