Parallel Canvasを語りたい
はじめに
このnoteを手にとってくださり、ありがとうございます。ある理系です。
最初にこれだけ言わせてください。
「アイドル情緒かわいすぎるだろう!」
みなさんも2023年4月15日20時からの一大事件、歴史の転換点、尊さの臨界現象、ヰ組の死体の山、etcを目撃したことでしょう。私もです。あまりの衝撃にいままでちまちまと書いてきた「花譜」であったり、「V.W.P」の記事をすっ飛ばして一番初めにこの記事を書いている始末です。
(仕方ないんだ、あまりにも良すぎたんだ…)
前置きが長くなってしまいました。本題に入っていきましょう。
注意点
考えつく限りの語彙をもって解説であったり、ここすきポイントを書いていきますが、合間合間に限界化したファンの猿叫が聞こえるかもしれません。お使いのPCは正常です。
無料ライブの関係上、アーカイブの期限が設定されているので、このnoteを見た時点ですでに見れなくなっている可能性があります。文面上でも楽しめますが、現場の温度が褪せてしまうことに関してはご了承ください。
解説、考察に関しては私の偏見が多分に含まれます。話半分で聞き流してください。
気まぐれメルシィ
一曲目は「気まぐれメルシィ」、こちらは2021年のエイプリルフールにtwitte上で情緒ちゃんのイラストと音のみの投稿がされています。
当時はまだデビューして一年と少し、まだ「神椿報奏部」も「ヰ世界電子通信部」もなく、コンセプトである"バーチャルダークシンガー"が遺憾なく発揮された、素晴らしい歌声を世に送り出していました。
そんな中、突如として表れたアイドル情緒、当時目撃した方々(自分も含め)はおそらく恋に落ちたことでしょう。そんな背景のある曲を最初に持ってくるあたり、今年のアイドル活動への本気度がうかがえます。
話を戻します。「気まぐれメルシィ」の特徴的なリズムから始まり、Aメロが始まるそんな間の時間、そこで情緒ちゃんから一言
「みなさ~ん!ヰ世界情緒で~す!今日は盛り上がっていきましょーう!」
はいかわいい、アイドル
失礼、取り乱しました。
そして歌とパフォーマンスが始まります。歌声もさることながら、ひときわ目を引くのがダンスです。このエイプリルフールのミニライブのためにすべての曲のダンスを覚え、魅せてくれる。感謝しかありません。
初っ端からエンジン全開、最高のアイドル空間が広がっています。特に好きなのは2番の早口パート、ラスサビ後の音楽に合わせたキレキレのダンスでしょうか。文面では伝わりきらないので是非見てみてください。また歌声に関しては
間の「アウッ」が最高にかわいい。
この奇声こそがジョチョである。「溺れるくらい愛してよ」では思いっきりのヤンデレ感のある歌声。悲鳴のような入りから最後に向けて丸まっていく歌声。まさに変幻自在。
最後の「気まぐれメルシィ」これが本当にヰ世界情緒の声質を象徴しているといっても過言ではない
全体を通して合いの手が最高。
こんなところでしょうか。全部がいいんですけれどね、ほんと。
さて、ここで2021年と2023年をよく聞き比べてみましょう。
この2年でも様々な成長を遂げているのが分かります。以下に私が聴いて感じただけの成長点を独断と偏見で箇条書きにしてみました。
そもそものキーが違う。おそらくこの2年で音域が広がり、より表現に合った設定をしていると考えられる
1番最初「ほらほら」の"ほ"や「ごめんからの」の"から"は23年版では少し裏声交じりの声色になっている。これはその後様々な場面で出てくる表現。
ブレスが深くなっている。慣れや練習の結果だろうか?
「そんなゆめ」から「そんなゆめっ」になっている。歌詞全体で伸び、つまり、跳ね、落ちを駆使し、より感情豊かになっている。
「うんざりだわ」ではなく「うんざりっだっfわa」となっており細かな表現が随所にちりばめられている。
21年版ではずっと「クール系アイドル」感があるが、23年版では「be my boy …」のくだりでは「可愛く」、「抱きしめてよね」では「鋭くクール」にといろんな顔を持っている。
23年版の「抱きしめてよね」のロングトーンが最高。ただ伸ばすのではなく引き延ばし、途中からフェイク(?)も入れている多重っぷり。
「泣いたって行かないでって..」では21年版では音が動くため、そちらの方が聞こえ方としては楽しい。
長々と書きましたがまとめると
「この2年で声質、表現ともに(素人にも)違いがわかるぐらいに上達している」
ということです。
トンデモワンダーズ
わかってくれない相手への不満を表した「気まぐれメルシィ」から一転。次は22年のエイプリルフールに投稿されたトンデモワンダーズです。
こちらはアイドルらしさが前面に押し出された曲となっており、歌以外の活動から段々と明らかになってきた、情緒ちゃんそのものの可愛さも合わさって最強のアイドルになっています。私は音楽のプロでもなければ耳が特別いいわけではないので、この曲に関してはそこまでの差異は感じられませんでした。(音源がそのまま生で出ていることに関しては驚愕ですが)
けれども
前曲とは異なったふわふわなアイドル感のあるダンス
ダンスに合わせて広がるパニエ
可愛く透き通った歌声の中ふいに出るクールなボイス(例、「君らしくないな」からの「僕らまだ」)
伝統的な(?)アイドルステップ
「3、2,1」の合いの手
最後の「ショーターイム!!」が最高にジョチョ
などなどかわいい点、素晴らしい点をあげたらキリがありません。この激しい曲を息も切らさず、踊りながら、様々な音程を取りながら歌いあげているのだから、感動を超えて尊敬すら覚えます。相当な努力と練習をしたのでしょう。
スクショをあげたらキリがありません。すくなくともこの曲だけで100枚はとれるぐらいかわいいがあふれている曲なので
見ろ、今すぐ。こんなnoteは今すぐ閉じてアヰドル情緒を見に行け。あの並行世界を、今すぐ。情緒を享受しろ。トブぞ。
…はい。そんなわけで過去の2曲を歌い切りバシッとポーズを決めたところで明転。そして今回のミニライブのタイトル「Parallel Canvas」が映り、一夜限りのアイドル情緒が誕生しました。
閑話休題1(MC1)
ここからMCパートとなりますが、スクショ、好きなポイントともに数えきれないほどあります。具体的にはここだけで1本のnoteが書けるぐらいにはあります。なのでここから先、MCパートは割愛させていただきます。愛が大きいからね、仕方ないね。気になる人は見ましょう。いや見ろ絶対に。
うまぴょい伝説
おれの情緒がァ”!
…ハッ!失礼しました。フライングしてしまいました。
おそらく、見ていた全員が予想してなかったであろう選曲でした。
まさにパラレル。
また、この曲聞いたことがある方はわかるかと思いますが、非常に掛け声だったりセリフ調のパートが多いです。つまりアイドル情緒が無限に楽しめます。
こればかりは本当に見るしかないです。歌声パートの可愛さ全開の丸い声だったり、セリフパートの半角カタカナだったり、動きの多いダンスパートだったり、現場の温度じゃないと感じ取れない景色がそこにはあります。落胆はさせません、目と耳でいただく完全栄養食です(?)
ワールドイズマイン
「うまぴょい伝説」の明るく前向きな雰囲気から一転。
「世界で一番お姫様」からしっとりと重厚感のある曲調ではじまる「ワールドイズマイン」。まさにヰ組を殺しに来ているとしか思えないセトリです。
この曲、わがままお姫様気質のある彼女からの曲となっています。これは間接的にヰ組が情緒ちゃんと"お付き合い"してるという集団幻覚が見られるのではないでしょうか?
….いや、渡さんが?俺のだが?
失礼。我欲が出ました。流石にそこまで思い上がってはいません。
なのでヰ組の皆さん、パスタ生地を伸ばす綿棒を振りかざしたり、縛ってパスタマシンに放り込もうとしないでください。死んでしまいます。
脱線しました。話を戻しましょう。曲の中で描画されているお姫様、非常にかわいらしいですね。以下は歌詞の抜粋です。
その一、違う髪型に気が付くこと
その二、ちゃんと靴まで見ること
その三、わたしの言葉には三つの言葉で返事すること
右手がお留守なの何とかして
こころから思ってほしいの、かわいいって
少しくらい叱ってくれたっていいのよ?
気が付いて ほらほら おててがあいてます
一つの曲の中でころころと変わる乙女心、そんな中でも終わりに向かって心情が変わっていく表現、それらを持ち前の壮大さで堂々と歌い上げる情緒ちゃん、最高です。そして曲の間、そして最後に出すハイトーンボイス。最強ですね。特に好きなのは最初の「心得て」ですね。深みのあるノーマルなボイスから演歌のようにこぶしを聞かせた後、裏声に一気に持っていく、これだけで十二分にヰ世界情緒の世界観が感じ取れます。
閑話休題2(MC2)
泣く泣く割愛。いや本当に好き、かわいい。
残響ヴァンデラー
神椿、深脊界の中でアイドルといえば、歌とダンスといえば、やはりこのグループ、VALISから「残響ヴァンデラー」です。
私は生粋のヴァンデラーではないのでYoutube上で探してもVALISの方々が踊っている動画は見つからなかった(おそらく転生デパーチャー等のワンマンライブで踊ってはいるはず)のでほぼ初見のような反応になってしまいますが、それでもかわいいしかっこいいですね。
同じレーベル内に属しているからにはおそらくダンスの伝授などもあったでしょう。情緒ちゃんとVALISの6人がわちゃわちゃしているのを想像するとそれだけで心拍が300BPMを刻みますね。ダンスに関してもこの曲の時は一際、キレッキレなのでVALISのひとり、鬼コーチと聞き及んでいるララちゃんの熱い指導があったのでしょう。緩やかな動きとピタッと止まる緩急のふり幅が我々のボルテージを最高潮に導いていきます。
フォニイ
次は、先の曲に引き続いて、所属レーベル内から生まれた一曲「フォニィ」です。
この曲自体、考察の余地があって興味深い曲なんですが、ここでそれをやるとまた新しいnoteが一本出来上がる()ので、ここでは簡潔に今回のテーマ「アイドル」と絡めて一言で表すと「嘘として塗り固め、どうにもならなくなった、まさに"偶像としてのアイドル"の悲しみ」になると思います。
そんなテーマを含んでいるかもしれない曲を先の曲とは異なり、やわらかな体の使い方で踊っている情緒ちゃん。
神ですね。
フォニィには花をモチーフにした歌詞がちりばめられており、それに呼応するような表現も表れています。個人的には間奏の時には紫色のライトが全体を暗く照らすことで、情緒ちゃんの服にあしらわれている花が浮かび上がってくるのが最高に好きですね。惚れちゃう。あ、もう惚れてるか。
さらに「なぞ、なぞ、なぜ、なぜ」であったり「フォニィ」、「Antipathy world」それぞれに情緒ちゃんらしい声質が隠されていて一曲通して飽きない構成になっています。
MAD TIME LOVE
そして「MAD TIME LOVE」です。「フォニィ」のビター感から一転。元気いっぱい、ハチャメチャ痛快ヰ世界ワールドです。この曲、歌詞の中の「やりたいがたくさんだ」にヰ世界情緒の活動の幅の広さが表れているのもそうですが、なにより振り付けがかわいい。ジャンプが多用されているので、情緒ちゃんの特徴的なインナーやパニエがふわふわと揺れ、とても満足感の高いものとなっています。
原曲の方にも叫ぶ声が多く、点滅するような歌い方が特徴的ですが、情緒ちゃんはさらにすごい。アイドル全開、奔放さ全開の歌詞の中に突如として差し込まれるがなり声、楽曲全体の深みを二段も三段も深めています。とにかくアーカイブを見ろ、それしかこれを語る方法はない。
閑話休題3(MC3)
泣く泣く割a(
今回のコンセプト説明。そして背中助かる。
フューチャー・イブ
尊さにあふれた殺傷力満点のMCを乗り越え、いよいよ終盤戦。まずは「フューチャー・イブ」です。
この曲、歌詞の中に様々な対比や対の表現が描かれています。この表現、今回のライブのタイトル「Parallel」と非常に親和性があります。特に2番の最初、「ずっと変わらない世界と 変わってしまった世界と 『僕は、僕はどっちだっただろう』」これは神椿でVsingerとして活動している「ヰ世界情緒」とそれ以外の世界線、まさに「並行世界」のテーマにぴったりな曲となっています。
そして最後に「魔法を信じていた」の歌詞。
いやこれ、V.W.Pへの曲だろ?!
と言わんばかりの親和性。この選曲ができる情緒ちゃんは最強やで…
そして、このような穏やかかつ終末感のある曲があることでそこはかとなくミニライブの終わりを予見させるようなセトリとなっています。セトリ天才か..?
Packaged
「フューチャー・イブ」でゆるやかに息の根を止められかけたヰ組への次の刺客は「Packaged」。
初音ミク黎明期の「ボーカロイドが人々に歌を届ける心境を歌った唄」が、今度は「Vtuberという新しい文化で生まれたヰ世界情緒が歌を届ける」というオタク泣かせの一曲。
「この世界のメロディー わたしの歌声 届いているかな 響いているかな」という歌詞に並々ならぬ思いが込められており、ヰ世界情緒という人間そのものの本質が響いてくるような気すらしてきます。
「ずっと待ってたの ひとりぼっちで 歌いたくて 歌えなくて でもあなたと 出逢えたから もうさみしくなんてないよ」という続きの歌詞でも、ヰ世界情緒と観測者の関係が時を超えて描写されているようで音楽の無限の可能性、普遍性というものを改めて気づかされます。
閑話休題4(MC4)
泣くn(
ヰ世界情緒のオリジンについて、そして活動終了について
Snow halation
言わずと知れた「ラブライブ!」の代表曲「Snow halation」がトリとなりました。ラブライブといえばアイドルとして圧倒的な知名度を誇っています。アイドル知識のない私ですら名前と曲名を知っているのですから、相当な人気曲なのでしょう。(ここで半端な知識で語ろうとすると熱心なファンから何が投げられるかわからないのであくまで参考程度です。)
曲のテーマとしては冬でしょう。しかもクリスマスシーズン。
しかしそれとは異なったテーマで選曲されている気がします。歌詞の中で
「切なさには名前をつけようか"Snow halation"」
「微熱の中 ためらってもダメだね 飛び込む勇気に賛成 まもなくStart!!」
「音もなく 気配もなく 静かに運命は変わる これからの未来に胸の 鼓動が早くなる」
とあるように、アイドルとしての活動終了の寂しさとこれからさらに新しい世界に飛び込んでいく自分(ヰ世界情緒)に対しての励ましや決意の曲、そんな風に聞こえます。
ライブの中でも最初は雪の結晶が降っていますが、ラスサビに入ると桜の花びらのよなものが舞っているのが確認出来ます。これはまさに別れと旅立ちを示しているのではないでしょうか。アイドルとしての活動終了や、これからの活動、さらには新生活のシーズンということもあって何重にも意味の掛かった、まさにライブの最後にぴったりな曲だったのではないでしょうか。
全体を通してのまとめと考察
いかがだったでしょうか。最高ですね。最高しか言えない。語彙なんて吹き飛びます、心臓とともに。
ですがそうとも言ってられないので最後に少しだけ書きます。
今回のミニライブ(果たしてミニなのか…?)ですが「Parallel」がテーマとなっています。表向きには「バーチャルダークシンガー」と「アイドル」の並行世界を意味していることは間違いないでしょう。
しかし、MCの中で「かつてアイドルのオーディションを受けたことがある」、「前身となる企画があった」ことが示唆されており、ここに目を向けるともう少し違った見方ができます。勘のいい読者ならば気づくかもしれません。
そうです、「KOTODAMA TRIBE」です。この企画は花譜よりもさらに前、Vtuber黎明期のとあるアイドルオーディションとなっており、詳細は(もっと詳しい方がまとめてくださっていると思うので)省きますが、これがヰ世界情緒のオリジンにとっての並行世界であることはまず間違いないでしょう。
ここからさらに同レーベル内の春猿火の楽曲「テラ」とのつながりが見えてきます。これは「KOTODAMA TRIBE」内にいた一人の少女、のちの春猿火となる人間の前身「テラ」に向けた曲となっています。
この曲の中ではVsingerの世界の入り口となった少女(テラ)に対して
「拝啓、あの世界線の私へ
自分自身を見つけられていますか?
もう二度と逢えやしないけど
絶えず私と進んで欲しい」
と歌っています。
…どうですか?今回の「parallel」とかなり似ていませんか?
これはつまるところ、春猿火と同じようにヰ世界情緒も過去と向き合い、そしてこれまでの失敗や挫折を胸に今の環境を精一杯、希望をもって進んでいくという決意表明なのです。
それをもとに今回のセトリを見ると新しい発見があります。
まず、「気まぐれメルシィ」と「トンデモワンダーズ」。
これはいわゆる「過去」です。それもヰ世界情緒としてではなく「アイドルとしての過去」、並行世界におけるオリジンの姿であると言えます。
次に「うまぴょい伝説」、「ワールドイズマイン」。これらはそれぞれアイドルの正の側面ではないでしょうか。
アイドルは「明るく、元気いっぱい、天真爛漫な姿」であったり、もしくは「わがまま、甘えん坊、ツンデレ」などの様々な属性、それらを表現するとあのような組み合わせになると考えられます。
一方で「残響ヴァンデラー」「フォニィ」は対比として負の側面であるとみるのが自然でしょう。
「残響ヴァンデラー」は自然に解釈すると「届かない恋心」や「大きすぎる愛」を歌った曲のように感じられますが、ここでは少々曲解して「伝わらない気持ち」として読もうと思います。つまり前身として途絶えた道から何を発信しても相手、つまり我々には届かない、ということです。
「フォニィ」はより素直に読めます。
「嘘」や「仮面」で作り上げた偶像としての葛藤。それはつまり「アイドル」は常日頃からアイドルのレッテルを張られており、それに苦しんでいる当事者であると考えられます。
とここまでアイドルの様々な側面を曲に合わせてみていきましたが、これがいわゆる「並行世界のアイドルの現在」に相当すると思います。
最後に、「過去」「現在」とくれば当然「未来」でしょう。
まず、「MAD TIME LOVE」です。
これは現在、そして未来のヰ世界情緒の活動を如実に表していると言えます。やりたいことが多いこと、我慢していたらもったいないこと、そして活動に対して前向きにひたむきに頑張る姿。まさに現在の彼女のようです。
「フューチャー・イブ」では前身と今のヰ世界情緒の関係性を表した「テラ」に近いような曲構成のように思えます。曲の中で対比が多いのがそれにあたります。
「Packaged」では前身の未来にあたる「ヰ世界情緒」のデビュー当時の心境でしょうか。伝わるかわからない、うまく伝えられるかわからない、それでも音楽を通して自身の存在証明をしたい、そんな気持ちがこめられています。
最後に「Snow halation」。「過去」である全身との決別、別れと始まり。「未来」に向けての希望、そうとれます。
長々と書いてきましたが、これも一言でまとめると、
「parallel canvas」は「並行世界」が交わった中で、「アイドルとしてあり得たオリジン」と「ヰ世界情緒」を「過去、現在、未来」に渡って追体験できる「別れ」と「始まり」の物語である
これが今回一番言いたかったことです。
(もちろん、ここまでの壮大なテーマがあるかどうかは本人のみぞ知る、ではありますが…)
最後に
いかがだったでしょうか。長々と自己満足の文章を書きなぐっていきました。この文章のどこか一部分が、読んでくれたあなたの琴線に触れたならば幸いです。
まだまだ、話したいことはたくさんあります。
全カットしたMCについての感想や考察
全体の曲調のバランス
用いられた花のモチーフ
Infomationの無い違和感
…特に今回は3Dライブなので歌声だけではなく、ダンスについても常に限界化していたので、そこが書ききれないのは残念です。
しかしこのまま書いていると2万字を超える(現在で1万字を超えています。)のでそれらはおとなしく割愛しましょう。
今回のミニライブ、アーカイブ期間は4/30までだそうです。
あと2週間はエイプリルフールが続くことになりますね。
それでは、ある理系でした。また会おうね。
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